「法政大学の総合型選抜(旧AO入試)で合格したい。何から始めればいい?」――そんな受験生・保護者のために、慶應義塾大学博士・敬愛大学特任名誉教授の家近亮子学長が、法政大学の総合型選抜を学部別に徹底解説します。出願要件・選考フロー・対策ポイント・合格者の特徴まで網羅。本記事を読めば、法政大学合格への道筋が明確になります。
📑 この記事の目次
法政大学の総合型選抜とは

法政大学の総合型選抜は、学力試験の点数だけでなく、志望理由・活動実績・人物面を総合的に評価する入試制度です。2021年度入試から「AO入試」が「総合型選抜」に名称変更されました。
法政大学では、学部によって入試名称や選考方法が異なります。代表的な入試形態は以下の通りです。
📋 主な入試形態:
・「自由を生き抜く実践知」
・15学部の幅広さ
・多彩な総合型選抜
法政大学の特徴・魅力
「自由を生き抜く実践知」
法政の理念は「自由を生き抜く実践知」。批判的思考と社会実践の力を重視。
15学部の幅広さ
15学部38学科を擁する総合大学。文系・理系・スポーツ・デザインなど多様。
多彩な総合型選抜
「自己推薦入学試験」「グローバル体験公募推薦入学試験」「スポーツ推薦」など豊富。
法政大学の総合型選抜 学部別対策

法政大学の総合型選抜は学部ごとに求められる力と選考内容が大きく異なります。志望学部に合わせた対策が合格の鍵です。
| 学部 | 求められる力・実績 | 主な選考内容 |
|---|---|---|
| 法学部 | 法的思考・社会問題への関心 | 書類審査・小論文・面接 |
| 文学部 | 人文科学・言語・歴史への興味 | 書類審査・小論文・面接 |
| 経済学部 | 経済・社会への問題意識 | 書類審査・小論文・面接 |
| 社会学部 | 社会課題・メディアへの取り組み | 書類審査・小論文・面接 |
| 経営学部 | ビジネス・経営への関心 | 書類審査・面接・場合によりプレゼン |
| 国際文化学部 | 異文化理解・語学力 | 書類審査・英語面接・小論文 |
| 人間環境学部 | 環境問題・サステナビリティへの関心 | 書類審査・小論文・面接 |
| 現代福祉学部 | 福祉・地域貢献活動の実績 | 書類審査・面接・小論文 |
| キャリアデザイン学部 | 生涯学習・キャリア形成への興味 | 書類審査・小論文・面接 |
| グローバル教養学部 (GIS) | 高度な英語力・国際志向 | 英語エッセイ・英語面接 |
| スポーツ健康学部 | スポーツ実績・健康科学への関心 | 書類審査・実技・面接 |
| 情報科学部 | プログラミング・数理基礎 | 書類審査・課題提出・面接 |
| デザイン工学部 | デザイン・建築への興味・作品集 | 書類審査・ポートフォリオ・面接 |
| 理工学部 | 科学技術・研究実績 | 書類審査・プレゼン・面接 |
| 生命科学部 | 生命科学・実験経験 | 書類審査・小論文・面接 |
法政大学の総合型選抜 出願要件と書類
法政大学の総合型選抜で一般的に求められる出願書類は以下の通りです(学部により異なります)。
- 志望理由書(800〜2,000字)
- 活動報告書(高校時代の実績・受賞歴・課外活動等)
- 調査書(評定平均が要件となる学部多数)
- 推薦書(出身高校長など)
- 英語資格証明書(英検・TOEFL・IELTS等)
- 研究計画書 or 自己PR書(学部により)
⚠️ 評定平均:法政大学では学部によって評定平均3.5〜4.3が目安。志望学部の最新要件は必ず公式サイトで確認してください。
法政大学の総合型選抜 選考フロー

| 時期 | 選考ステップ | 内容 |
|---|---|---|
| 9月 | 出願 | 出願書類・調査書・推薦書を提出 |
| 10月 | 一次選考 | 書類審査(志望理由書・活動報告書) |
| 10月下旬〜11月 | 二次選考 | 小論文・面接・プレゼン・グループディスカッションなど学部別 |
| 11月〜12月 | 合格発表 | 合否通知 |
| 12月 | 入学手続 | 入学金納付・書類提出 |
法政大学の総合型選抜で合格するための7つのポイント
- 法政大学の理念に共感を示す:志望理由書で建学の精神への理解を語る
- 志望学部固有の研究内容を深掘り:教授の研究や授業内容まで具体的に
- 活動実績は「学び」と「成長」をセットで:何をしたかより、何を得たか
- 語学資格を早期取得:英検準1級・TOEFL iBT 80以上が強い武器に
- 志望理由書は3稿以上書き直す:教員・先輩・親など複数の目で添削
- 面接対策は模擬面接10回以上:質問の引き出しを増やす
- 一般選抜の準備も並行:基礎学力の維持は必須
法政大学の総合型選抜 よくある失敗パターン
❌ 失敗1:志望理由が漠然としている
「法政大学に憧れて」「教育環境がよさそう」だけでは差別化できません。学部・学科・教員・カリキュラムまで踏み込んだ志望動機が必要です。
❌ 失敗2:活動実績の羅列
実績を並べるだけで、そこから何を学んだかが書かれていないケース。「何をしたか」よりも「何を得たか」を具体的に。
❌ 失敗3:他大学でも通用する内容
志望理由書を他大学にコピペしても通用するなら、それは「志望理由」ではなく「進学理由」。学部独自の特徴に言及することが必須です。
❌ 失敗4:基礎学力の軽視
総合型選抜でも基礎学力は評価対象。共通テスト導入の学部もあり、油断は禁物です。
法政大学総合型選抜 まとめ
法政大学の総合型選抜で合格するには、法政大学独自の理念を理解し、自分の経験と志望学部の学びを結びつけて語る力が問われます。
合格者は早期から計画的に準備し、志望理由書を何度も書き直し、模擬面接を繰り返しています。
💡 合格者の共通点(家近学長分析):
法政大学の総合型選抜合格者は、「法政大学でなければならない理由」を自分の経験から具体的に語れる力を持っています。
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