西南学院大学の総合型選抜(総合型入試)|学部別の出願資格・選考方法・日程・倍率【2027年度】

西南学院大学の総合型選抜(総合型入試) 大学の情報
西南学院大学の総合型選抜(総合型入試) ひと目で分かる要点(2027年度入試)
実施する学部・学科
7学部12学科
学科によって型に分かれる
大学入学共通テスト
使わない
書類選考と学科ごとの試験で選考
出願
9月11日〜18日
2026年。試験は全学科10月17日
合格発表
11月2日
合格したら入学する専願制

西南学院大学(福岡市早良区西新。「西南大学」と略されることもあります)では、総合型選抜を「総合型入試」の名前で、全学部・学科で実施しています。学科ごとに型が分かれ、出願要件も選考方法も大きく違います。この記事では、2027(令和9)年度の総合型入学試験要項に基づいて、学科・型ごとの募集人員、出願要件、選考方法、日程、提出書類を整理し、2026年度の結果とあわせて、準備の進め方を東京修学館の家近亮子学長の監修で解説します。

西南学院大学の総合型選抜(総合型入試)の全体像

この節の答え総合型入試の名前で全7学部12学科で実施し、学科によって学びと探究型・活動実績型・専門能力重視型などの型に分かれます。

総合型入試は、各学部・学科のアドミッション・ポリシーに基づいて、「学力の3要素」(知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)を評価する入試です。2027年度入試の要項では、全7学部12学科に次の型が設けられています。

学部学科型
神学部神学科(型の区分なし)
外国語学部外国語学科学びと探究型/活動実績型
商学部商学科・経営学科専門能力重視型/英語能力重視型
経済学部経済学科・国際経済学科学びと探究型/活動実績型
法学部法律学科・国際関係法学科(型の区分なし)
人間科学部児童教育学科(型の区分なし)
人間科学部社会福祉学科活動実績型/社会人対象
人間科学部心理学科(型の区分なし)
国際文化学部国際文化学科学びと探究型/多言語能力重視型

学校推薦型選抜は、指定校推薦入試・学部独自の指定校推薦入試と、西南学院高等学校・西南女学院高等学校からの推薦入試だけで、高校生が一般に出願できる公募制の推薦入試はありません。このほか国際入試(帰国生・IB生)、外国人入試、転・編入学がありますが、この記事では扱いません。

社会福祉学科の社会人対象は、2027年4月1日に満23歳以上の人が対象の型です。

出典

西南学院大学「2027年度 総合型入学試験要項」、「出願書類作成上の注意」、経済学部「総合型入学試験案内」、「2026年度 総合型選抜 試験結果」。要項と出願用書式は西南学院大学 入試情報「総合型入試」のページに掲載されています。出願する年度の要項で、日程と出願要件を確認してください。

募集人員(2027年度・学科・型別)

この節の答え外国語学科の学びと探究型が20人程度、心理学科が15人程度で、ほかの型は1人〜12人程度です。

募集人員はすべて「程度」と書かれています。2026年度の試験結果に載っている募集人員と同じ数です。

西南学院大学 総合型入試の募集人員(2027年度・5人程度以上の学科・型)
外国語学科 学びと探究型
20人程度
心理学科
15人程度
法律学科
12人程度
外国語学科 活動実績型
10人程度
経済学科 学びと探究型
6人程度
経済学科 活動実績型
6人程度
国際関係法学科
6人程度
商学科 専門能力重視型
5人程度
経営学科 専門能力重視型
5人程度
児童教育学科
5人程度
国際文化学科 学びと探究型
5人程度
国際文化学科 多言語能力重視型
5人程度
募集人員はすべて「程度」と書かれています。図に入れていない型は、国際経済学科の学びと探究型4人程度・活動実績型4人程度、社会福祉学科の活動実績型3人程度・社会人対象2人程度、商学科と経営学科の英語能力重視型がそれぞれ2人程度、神学科1人程度です。出典:西南学院大学「2027年度 総合型入学試験要項」
学科型と募集人員
神学科1人程度
外国語学科学びと探究型20人程度、活動実績型10人程度
商学科専門能力重視型5人程度、英語能力重視型2人程度
経営学科専門能力重視型5人程度、英語能力重視型2人程度
経済学科学びと探究型6人程度、活動実績型6人程度
国際経済学科学びと探究型4人程度、活動実績型4人程度
法律学科12人程度
国際関係法学科6人程度
児童教育学科5人程度
社会福祉学科活動実績型3人程度、社会人対象2人程度
心理学科15人程度
国際文化学科学びと探究型5人程度、多言語能力重視型5人程度

外国語学科の学びと探究型と心理学科を除くと、一つの型の募集人員は1人〜12人程度です。

大学入学共通テストの扱い

この節の答え共通テストは使わず、全学科とも提出書類と10月17日に行う学科ごとの試験で選考します。

総合型入試では、大学入学共通テストを利用しません。要項の選考方法は、全学科とも提出書類と、試験日(2027年度入試は2026年10月17日)に行う学科ごとの試験(小論文、面接、講義に基づく試験、グループディスカッションなど)で構成されています。

共通テストの準備は、一般選抜の大学入学共通テスト利用入試などを併せて考える場合に必要になります。

出願要件(評定・資格・既卒)

この節の答えその学科を第一志望とすることが共通の条件で、評定は経済学部の両学科が4.0以上、法学部の両学科が3.8以上などです。

全学科に共通するのは、その学科を第一志望とし、入学を強く希望することです。評定(全体の学習成績の状況)は、原則として高校3年1学期(2学期制は3年前期)までの成績で判断します。

学科・型評定の基準主な資格・実績の条件既卒
神学科3.8以上なし不可(2027年3月卒業見込み)
外国語学科(両型)国語・英語がそれぞれ3.5以上なし可
商学科・経営学科(専門能力重視型)記載なし販売士検定2級以上、日商簿記検定2級以上、基本情報技術者試験合格のいずれか不可
商学科・経営学科(英語能力重視型)記載なし英検CSE 2100点以上、TOEIC L&R/S&W 920点以上、IELTS 4.5以上など不可
経済学科・国際経済学科(両型)4.0以上なし不可
法律学科・国際関係法学科3.8以上なし不可
児童教育学科4.0以上英検CSE 1728点以上、TEAP 135点以上、GTEC 680点以上など不可
社会福祉学科(活動実績型)3.8以上スポーツ、文化・芸術、ボランティアなどの福祉活動のいずれかの実績不可
心理学科3.8以上数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの履修(または数学検定2級以上)と、英検CSE 1728点以上などの英語資格可
国際文化学科(学びと探究型)4.0以上なし可
国際文化学科(多言語能力重視型)3.6以上英語以外の外国語の検定可

学科ごとの主な追加条件

  • 商学部 英語能力重視型:TOEFL iBT 3.5以上(2026年1月20日以前の受験は55点以上)、TEAP 261点以上またはTEAP CBT 500点以上、GTEC 1037点以上でも出願できる。英語資格は2024年9月以降に受験したものが有効
  • 児童教育学科・心理学科:英語資格は2024年9月以降の受験が有効。TEAP CBTは235点以上。心理学科の数学の条件は、高校3年次修了までに数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bを履修(履修見込みを含む)するか、出願時に実用数学技能検定2級以上を取得していることで、数学検定も2024年9月以降に受験したものが有効
  • 社会福祉学科 活動実績型:入学後に社会福祉資格の取得を目指す明確な目標を持つことも条件。スポーツは全国大会出場、県大会の決勝戦出場など、文化・芸術は全国大会での優秀な成績などが例示されている。ボランティアなどの福祉活動の継続性は、月1回の頻度で2年間程度、週1回の頻度で6ケ月程度が目安
  • 国際文化学科 多言語能力重視型:中国語検定4級以上またはHSK 3級以上、ハングル能力検定試験4級以上またはTOPIK 2級以上、ドイツ語技能検定4級以上、スペイン語技能検定5級以上、実用フランス語技能検定4級以上など、8言語の検定から一つ。検定は2024年9月以降に受験したものが有効
  • 国際文化学科 両型:学科の各コースの教学内容を理解し、高校での学びをいずれかのコースで発展させる計画を持つこと
出願前に確かめること(西南学院大学の総合型入試)
その学科が第一志望で、合格したら入学する専願制であることを理解しているか(入学辞退は原則として認められない)
評定の基準を満たしているか(経済学部の両学科・児童教育学科・国際文化学科の学びと探究型は4.0以上、神学科・法学部の両学科・社会福祉学科の活動実績型・心理学科は3.8以上、国際文化学科の多言語能力重視型は3.6以上、外国語学科は国語と英語がそれぞれ3.5以上)
資格や実績が出願要件になる型か(商学部は、専門能力重視型が販売士・簿記・基本情報技術者のいずれか、英語能力重視型が英語資格。児童教育学科と心理学科は英語資格、国際文化学科の多言語能力重視型は英語以外の外国語の検定、社会福祉学科の活動実績型はスポーツ、文化・芸術、ボランティアなどの福祉活動のいずれかの実績)
資格・検定は2024年9月以降に受験したものか(英語資格は商学部の英語能力重視型・児童教育学科・心理学科、英語以外の外国語の検定は国際文化学科の多言語能力重視型、数学検定は心理学科。商学部の販売士・簿記・基本情報技術者は受験時期の定めなし)
心理学科は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの履修(または数学検定2級以上)の条件を満たしているか
既卒の人は、出願できる学科か(上の表で既卒が「可」なのは外国語学科、心理学科、国際文化学科)
志望する型に一次選考(書類選考)があるか
評定は、原則として高校3年1学期(2学期制は3年前期)までの成績で判断されます。

選考方法(学科・型別)

この節の答え多くの型は一次選考の書類選考を経て10月17日の二次選考に進み、神学科や法学部など一部の型は一次選考がありません。

神学科、法学部の2学科、国際文化学科の多言語能力重視型、社会福祉学科の社会人対象は、一次選考がなく10月17日の試験と書類で判定します。それ以外は一次選考(書類選考)の合格者だけが二次選考に進みます。

西南学院大学 総合型入試の選考の流れ(一次選考がある型)
1
出願
2026年9月11日〜9月18日。インターネット出願、入学検定料の納入、書類郵送(必着)
2
一次選考(書類選考)
合格者だけが二次選考に進む。結果発表は10月9日
3
二次選考(学科ごとの試験)
10月17日。小論文、面接、講義に基づく試験、グループディスカッションなど
4
合格発表
11月2日。インターネット出願システムのマイページで確認する
5
入学手続
12月21日15時までに入学時納入金を一括納入
神学科、法学部の2学科、国際文化学科の多言語能力重視型、社会福祉学科の社会人対象は一次選考がなく、10月17日の試験と書類で判定します。
学科・型試験の内容(配点・時間)
神学科小論文(100点・80分)、面接(50点)
外国語学科 学びと探究型書類選考(50点)→ 指定された課題図書にかんする論述試験(100点・60分)、面接(50点)
外国語学科 活動実績型書類選考(50点)→ 講義にもとづく論述試験(100点・120分)、学修計画のプレゼンテーション(1人5分以内)とグループでの質疑・ディスカッション(合わせて50点)
商学科・経営学科(両型)書類選考 → 小論文(100点・80分)、学修計画に関するプレゼンテーション・質疑応答と面接(50点・15分)
経済学科・国際経済学科(両型)書類選考 → 講義に基づく試験(100点。講義90分・論述試験60分)、面接(60点・15分)
法律学科・国際関係法学科小論文(100点・80分)、面接(50点)
児童教育学科書類選考(50点)→ グループディスカッション(100点・80分)、面接(50点)
社会福祉学科 活動実績型書類選考(40点)→ 小論文(100点・80分)、面接(60点)
心理学科書類選考 → 小論文(50点・80分)、グループワーク(50点・100分)、個人面接(50点)
国際文化学科 学びと探究型書類選考(50点)→ 独自研究レポートに関するプレゼンテーション・質疑応答(50点)、面接(50点)
国際文化学科 多言語能力重視型小論文(100点・80分)、面接(50点)

型ごとの特徴

  • 外国語学科 学びと探究型:課題図書は松原仁『AIに心は宿るのか』(2018)(インターナショナル新書)。試験に持ち込んで参照でき、書き込みも可。論述試験は英語を含む場合がある
  • 外国語学科 活動実績型:プレゼンテーションは10人程度のグループと教員の前で行う。配付資料は可、パワーポイントなどのソフトは不可
  • 商学部 英語能力重視型:プレゼンテーション・質疑応答は英語で5分程度、面接は日本語と英語で行う。学修計画書は日本語で作成する
  • 経済学部:模擬講義を受けたあと、その内容をもとに論述式の試験を行う3。講義の内容と試験問題は経済学科と国際経済学科で異なり、事前学習を指示することがある
  • 法学部:小論文は資料文を読んで論述する形式で、語彙力(漢字を含む)、読解能力、理論的思考能力、明快な論述能力を測る
  • 国際文化学科 学びと探究型:プレゼンテーションは10分程度、質疑応答を含めて15分程度。Microsoft Powerpointを使ってよい

過去問の公開状況と試験当日の時間割(2027年度入試)

この節の答え要項などに過去問を公開している記載はなく、出題の形式と2026年10月17日の試験当日の時間割が準備の手がかりになります。

西南学院大学の総合型入学試験要項、出願書類作成上の注意、経済学部の総合型入学試験案内、入試制度のページには、総合型入試の過去の試験問題(過去問)を公開しているという記載がありません。過去問の扱いを知りたい場合は、大学の入試課(電話 092-823-3366)に問い合わせてください。

過去問を確認できない場合でも、出題の形式は要項から分かります。神学科、商学部、社会福祉学科の小論文は日本語の文章を読み日本語で答えるもので、法学部の小論文は資料文を読んで設問に論述形式で答えます。

外国語学科は、学びと探究型の論述試験、活動実績型の講義と論述試験とも、英語を含む場合があります。国際文化学科の多言語能力重視型は小論文と面接を原則として日本語で行い、面接で簡単な外国語の会話を含む場合があります。

児童教育学科のグループディスカッションは当日与えられた課題で行い、英語による資料を含むことがあります。

経済学部の総合型入学試験案内は、講義に基づく試験の講義は志望学科別に行い、内容は高校生も理解できるレベルにしていると説明しています。講義のあとに、経済学の学修に必要な理解力・思考力・表現力などを問う論述式の試験があります。

試験当日の時間割(2026年10月17日実施)

2027年度入試の試験日は2026年10月17日(土)、会場は西新校舎です。要項の時間割は次のとおりで、下の表の9つの区分のうち7つは、午前に筆記やグループでの試験、午後に面接です(外国語学科の活動実績型は午後がプレゼンテーションとグループでの質疑・ディスカッション、国際文化学科の学びと探究型は午後だけ)。

次の年度も同じ時刻とは限らないので、受験する年度の要項で確認してください。

学科・型午前午後
神学科、法学部の2学科、社会福祉学科(両型)小論文 9:30〜10:50面接 14:00〜(予定)
外国語学科 学びと探究型課題図書にかんする論述試験 10:30〜11:30面接 14:00〜(予定)
外国語学科 活動実績型講義にもとづく論述試験 9:30〜11:30(講義60分・論述試験60分)プレゼンテーションとグループでの質疑・ディスカッション 14:00〜(予定)
商学科・経営学科(両型)小論文 9:30〜10:50プレゼンテーション・質疑応答と面接 14:00〜(予定)
経済学科・国際経済学科(両型)講義に基づく試験 9:30〜12:00(講義90分・論述試験60分)面接 14:00〜(予定)
児童教育学科グループディスカッション 9:30〜10:50面接 12:30〜(予定)
心理学科小論文 9:30〜10:50、グループワーク 11:10〜12:50面接 14:15〜(予定)
国際文化学科 学びと探究型―プレゼンテーション・質疑応答と面接 13:00〜(予定)
国際文化学科 多言語能力重視型小論文 9:30〜10:50面接 13:00〜(予定)

日程と入学検定料(2027年度入試)

この節の答え出願は2026年9月11日〜18日、試験は全学科10月17日、合格発表は11月2日で、入学検定料は35,000円です。

西南学院大学 総合型入試の日程チャート(2026年9月〜2027年1月)
出願選考日・発表日
9月10月11月12月1月
一次選考がある型
出願 9月11日〜9月18日/一次選考結果発表 10月9日/試験 10月17日/合格発表 11月2日/入学手続の期限 12月21日
一次選考がない型
出願 9月11日〜9月18日/試験 10月17日/合格発表 11月2日/入学手続の期限 12月21日
一般入試(不合格だった場合に備える)
出願 1月6日〜1月19日
9月〜12月は2026年、1月は2027年。一次選考がない型は、神学科、法学部の2学科、国際文化学科の多言語能力重視型、社会福祉学科の社会人対象です。書類郵送は9月18日必着。くわしい時刻は下の表を確認してください。
項目日程
インターネット出願2026年9月11日(金)9時00分〜9月18日(金)23時00分
入学検定料の納入9月11日(金)9時00分〜9月18日(金)23時59分
書類郵送9月11日(金)〜9月18日(金)必着(速達・簡易書留郵便に限る) 終了
一次選考結果発表10月9日(金)11:00から(一次選考がある型)
試験日(全学科)10月17日(土)。会場は西南学院大学 西新校舎
合格発表11月2日(月)11:00から。インターネット出願システムのマイページで確認
入学手続12月21日(月)15時までに入学時納入金を一括納入

「終了」の印が付いた日程は、この年度の受付がすでに終わっています。次の年度の日程は、大学の公式サイトの入試情報で確認してください。

入学検定料は35,000円で、別にサービス利用料1,250円がかかります。1一次選考(書類選考)で不合格になった人には、申請により25,000円が返金されます1(返還申請書の提出期限は2026年10月23日(金))。

合格発表は大学構内での掲示も合格通知の郵送もなく、マイページだけで行われます。

入学時納入金は729,160円1(入学金200,000円を含む2027年度予定額)です。合格者には入学前学習課題が課され、期限までに提出しないと入学許可が取り消されます。

「2025年」「2026年」の日程と年度の数え方

大学入試の年度は、入学する年で数えます。2027年4月に入学する人の入試が2027年度入試で、総合型入試の出願期間は2026年9月11日〜18日、試験日は10月17日(土)、合格発表は11月2日(月)11時から、入学手続の期限は12月21日(月)15時です。

2025年の秋に行われた総合型入試は2026年度入試にあたり、その志願者数と合格者数は「2026年度の結果」の節にまとめています。2027年の秋に実施される2028年度入試の日程は、2028年度の要項で確認してください。

2027年度入試の日程は、出願が9月中旬、試験が10月中旬、合格発表が11月上旬です。

高校2年生の人は、この流れを目安に、夏休みまでに志望理由書と学修計画書の下書きを作り、資格の証明書をそろえる計画を立てておくと、出願期間に慌てずにすみます。

提出書類:志望理由書・学修計画書・活動報告書

この節の答え全学科で調査書と所定様式の志望理由書・学修計画書を出し、手書きのみかパソコン入力のみかは学科ごとに決まっています。

全学科で調査書と、大学所定の様式の志望理由書・学修計画書を提出します。型によって活動報告書や独自研究レポート、資格の証明書類が加わります。記入の手段(手書きかパソコンか)は学科ごとに決まっています2。

学科・型本人が作成する書類記入の手段
神学科志望理由書、学修計画書(神学コースは召命・献身決意書なども)手書きのみ
外国語学科志望理由書・学修計画書(活動実績型は活動報告書も一体の様式)パソコン入力のみ
商学科・経営学科志望理由書および学修計画書(日本語で作成)手書き・パソコンどちらも可
経済学科・国際経済学科志望理由書、学修計画書(活動実績型は活動報告書も)パソコン入力のみ
法律学科・国際関係法学科志望理由書、学修計画書手書きのみ
児童教育学科・社会福祉学科志望理由書、学修計画書(社会福祉学科の活動実績型は活動報告書も)手書き・パソコンどちらも可
心理学科志望理由書、学修計画書、活動報告書パソコン入力のみ
国際文化学科志望理由書、学修計画書(学びと探究型は独自研究レポートも)手書き・パソコンどちらも可
  • 経済学部の学修計画書:学びと探究型の学修計画書には、大学で探究したいテーマと、入学前から卒業までの学びの計画を書く(活動実績型の「志望理由書および学修計画書」は、入学後の学修目標と学修計画を書く様式)。テーマが自身の問題意識に基づいているか、実際の社会・経済問題への関心があるかがポイントと案内されている。活動実績型の活動報告書には、顕著な活動を最大3点まで記載できる
  • 国際文化学科の独自研究レポート:A4サイズ5枚以上10枚まで。本人の執筆が必須で、内容を表すタイトルを付ける。図表や画像も使える
  • 活動実績型・心理学科:活動報告書を出す学科・型のうち、外国語学科・経済学部・社会福祉学科の活動実績型は、活動成績を証明する書類(写しで可)と成績を照会できる連絡先を添付する。心理学科の活動報告書には、要項にこの添付の指定が無い

書類の考え方は志望理由書の書き方と活動報告書の書き方で説明しています。手書きのみの学科は、清書の時間も見込んでください。

専願制と併願の考え方

この節の答え合格したら入学する専願制で入学辞退は原則認められず、不合格に備えて一般入試などの準備を並行して進めます。

要項には、総合型入試は「合格した場合は入学することを前提とする専願制」であり、入学辞退は原則として認めないと書かれています。試験日は全学科とも10月17日です。

総合型入試の合格発表は11月2日です。不合格だった場合に備えて、一般入試(出願は2027年1月6日〜1月19日)や大学入学共通テスト利用入試の準備を並行して進めておく必要があります。

2026年度の結果(志願者数・合格者数)

この節の答え2026年度は募集人員の合計118人に対して、志願者数289人、合格者数146人でした。

大学が公表している「2026年度 総合型選抜 試験結果」です。募集人員の合計118人に対して、志願者数289人、合格者数146人でした。4

西南学院大学 総合型入試の志願者数と合格者数(2026年度・外国語学部ほか)
志願者数合格者数
外国語学科 学びと探究型
69人
45人
外国語学科 活動実績型
12人
9人
商学科 専門能力重視型
16人
10人
経営学科 専門能力重視型
9人
5人
経営学科 英語能力重視型
1人
1人
経済学科 学びと探究型
10人
6人
経済学科 活動実績型
15人
7人
国際経済学科 学びと探究型
6人
3人
国際経済学科 活動実績型
8人
2人
外国語学部・商学部・経済学部の学科・型です。志願者が0人だった神学科と商学科の英語能力重視型は図に入れていません。出典:西南学院大学「2026年度 総合型選抜 試験結果」
西南学院大学 総合型入試の志願者数と合格者数(2026年度・法学部ほか)
志願者数合格者数
法律学科
42人
14人
国際関係法学科
16人
6人
児童教育学科
21人
9人
社会福祉学科 活動実績型
10人
5人
心理学科
28人
14人
国際文化学科 学びと探究型
21人
6人
国際文化学科 多言語能力重視型
5人
4人
法学部・人間科学部・国際文化学部の学科・型です。上の図とは目盛りが違います。志願者が0人だった社会福祉学科の社会人対象は図に入れていません。全体では、募集人員の合計118人に対して志願者数289人、合格者数146人でした。出典:西南学院大学「2026年度 総合型選抜 試験結果」
学科・型募集人員志願者数合格者数
神学科10―
外国語学科 学びと探究型/活動実績型20/1069/1245/9
商学科 専門能力重視型/英語能力重視型5/216/010/―
経営学科 専門能力重視型/英語能力重視型5/29/15/1
経済学科 学びと探究型/活動実績型6/610/156/7
国際経済学科 学びと探究型/活動実績型4/46/83/2
法律学科124214
国際関係法学科6166
児童教育学科5219
社会福祉学科 活動実績型/社会人対象3/210/05/―
心理学科152814
国際文化学科 学びと探究型/多言語能力重視型5/521/56/4
合計118289146

型によって志願者数にも合格者数にも大きな差があり、募集人員より多く合格した型も、少なかった型もあります。年度によって変わるので、倍率だけで出願先を決めないようにしましょう。

2026年度の倍率と選考方法から見る難易度

この節の答え2026年度の倍率は全体で2.0倍、型ごとに1.0〜4.0倍で、評定や資格の出願要件とあわせて難易度を見ます。

大学が公表している2026年度の結果には、募集人員・志願者数・合格者数が載っていて、倍率の欄はありません。下の表の倍率は、この記事で志願者数を合格者数で割り、小数第2位を四捨五入した値です。

2025年に行われた入試の倍率を知りたい場合は、この2026年度入試の数字が当たります。

学科・型志願者数合格者数倍率
外国語学科 学びと探究型69451.5倍
外国語学科 活動実績型1291.3倍
商学科 専門能力重視型16101.6倍
経営学科 専門能力重視型951.8倍
経営学科 英語能力重視型111.0倍
経済学科 学びと探究型1061.7倍
経済学科 活動実績型1572.1倍
国際経済学科 学びと探究型632.0倍
国際経済学科 活動実績型824.0倍
法律学科42143.0倍
国際関係法学科1662.7倍
児童教育学科2192.3倍
社会福祉学科 活動実績型1052.0倍
心理学科28142.0倍
国際文化学科 学びと探究型2163.5倍
国際文化学科 多言語能力重視型541.3倍
全体2891462.0倍

志願者が0人だった神学科、商学科の英語能力重視型、社会福祉学科の社会人対象は表に入れていません。全体は2.0倍で、国際経済学科の活動実績型(4.0倍)、国際文化学科の学びと探究型(3.5倍)、法律学科(3.0倍)が高く、外国語学科の両型と国際文化学科の多言語能力重視型は1.3〜1.5倍でした。

経営学科の英語能力重視型は志願者1人・合格者1人で1.0倍でした。

ただし、倍率だけで難易度は決まりません。一次選考がある型では、志願者数に書類選考で不合格になった人も含まれ、二次選考を受けた人数は結果に載っていません。

出願の段階でも、2027年度の要項では、経済学部の両学科・児童教育学科・国際文化学科の学びと探究型は評定4.0以上、商学部は販売士・簿記・基本情報技術者や英語の資格が条件です。倍率が1倍台の型も、出願できる人が評定や資格の基準で絞られています。

募集人員が数人の型は、志願者が数人増減するだけで倍率が大きく動きます。1年分の数字だけで型を選ばず、評定と資格の条件を満たしたうえで、書類と二次選考の形式に合った準備ができるかで考えるのが現実的です。

この記事では2026年度の結果だけを載せています。2023年・2024年の秋に行われた入試(2024年度・2025年度入試)の数字は、大学の入試課に確認してください。

倍率の読み方は総合型選抜の倍率の解説でも説明しています。

総合型入試に落ちた場合の次の受験機会(2027年度入試)

この節の答え公募制の推薦入試はなく、不合格だった場合の次の機会は2027年1月6日に出願が始まる一般選抜が中心です。

2027年度入試の合格発表は2026年11月2日(月)11時から、インターネット出願システムのマイページで確認する方式です。要項は、合否に関する照会には一切応じないとしています。

また、要項の個人情報の取り扱いによると、受験者が入試成績の開示を請求できるのは一般入試と英語4技能利用型一般入試だけで、総合型入試は対象に入っていません。

全体像の節のとおり公募制の推薦入試は無いので、総合型入試で不合格だった場合、高校の推薦が要る指定校推薦入試などを除くと、次に西南学院大学を受ける機会は一般選抜です。

入試出願期間試験日・合格発表
一般入試・英語4技能利用型一般入試2027年1月6日(水)〜1月19日(火)5試験は2月4日(木)人間科学部、2月5日(金)商学部・経済学部・法学部、2月6日(土)神学部・外国語学部・国際文化学部、2月8日(月)全学部。合格発表は2月24日(水)
一般・共通テスト併用型入試、大学入学共通テスト利用入試(前期)2027年1月6日(水)〜1月15日(金)大学入学共通テストは1月16日(土)・17日(日)

一般・共通テスト併用型入試と大学入学共通テスト利用入試(前期)は、大学入学共通テストに出願した人が対象です。2027年度入試の共通テストの出願期間は2026年9月15日〜10月2日で、総合型入試の合格発表(11月2日)より前に締め切られます。

11月2日の発表から一般入試の出願開始までは2か月ほどあるので、結果を待つ間も一般入試の科目の学習を止めず、他大学の総合型選抜や学校推薦型選抜を受けるかどうかも、出願期間を並べて決めておきます。浪人して翌年度に受け直す場合の目安として、2027年度の要項で既卒者も出願できるのは外国語学科、心理学科、国際文化学科で、社会福祉学科の社会人対象を除くほかの学科・型は2027年3月に卒業見込みの人に限られています。

合否を分ける準備の差は総合型選抜で受かる人と落ちる人の違いで説明しています。

学年別の準備の進め方

この節の答え高1・2年は評定を保って資格を早めに取り、高3は型・評定・資格の要否を確かめて、夏休み中に書類の下書きを作ります。

高校3年生

  1. 志望学科の要項を読み、型、評定の基準、資格の要否、一次選考の有無を確認する。2027年度入試の出願期間は2026年9月11日〜18日。出願する年度の日程は、その年度の要項で確認する。2027年度入試の総合型入試の出願締切は2026年9月18日。同じ年度の一般入試・英語4技能利用型一般入試の出願は2027年1月6日〜1月19日で、一般・共通テスト併用型入試と大学入学共通テスト利用入試(前期)は2026年10月2日までに大学入学共通テストに出願した人が対象
  2. 出願用書式を大学のページからダウンロードし、記入の手段(手書きのみ・パソコン入力のみ)と枚数を確かめて、夏休み中に下書きを作る
  3. 資格が要る型は、証明書の原本や公式スコアが出願期間内にそろうよう手配する
  4. 二次選考の形式(小論文、講義に基づく試験、グループディスカッション、プレゼンテーション)に合わせて練習する

高校1・2年生

  1. 評定の基準がある学科(3.5〜4.0以上)を考えている場合は、1年生から成績を保つ。1年生からの成績が対象で、外国語学科は国語と英語の成績で判断される
  2. 英語や英語以外の外国語、簿記・販売士などの資格は早めに取る。2027年度入試では、英語の資格(商学部の英語能力重視型・児童教育学科・心理学科)、英語以外の外国語の検定(国際文化学科)、数学検定(心理学科)は2024年9月以降の受験が有効とされ、販売士・簿記・基本情報技術者には受験時期の定めが無い。受験時期の条件は年度ごとに決まるので、出願する年度の要項で確認する
  3. 心理学科を考えている場合は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bを履修できる科目選択にする
  4. 活動実績型や独自研究レポートのために、活動や探究の記録と証明できる資料を残しておく

合格に向けた対策のポイント

この節の答え全学科で出す学修計画書を中心に据え、講義に基づく試験やグループでの議論など、二次選考の形式に合わせて練習します。

  • 学修計画書を中心に据える:全学科で提出する書類で、プレゼンテーションや面接の材料にもなる。入学後に何をどう学ぶかを、学科のカリキュラムに沿って具体的に書く
  • 二次選考の形式に合わせる:経済学部は講義を聞いて論述する力、外国語学科は課題図書の読み込みとグループでの議論、心理学科と児童教育学科はグループでの協働が問われる
  • 口頭で説明できるようにする:商学部、外国語学科の活動実績型、国際文化学科の学びと探究型はプレゼンテーションがある。書いた内容を自分の言葉で話せるようにしておく
  • 専願であることを踏まえる:合格したら入学が前提になる。出願前に第一志望かどうかを家族とも確認する
  • 一般選抜の準備も止めない:合格発表は11月2日。不合格に備えて学習を続ける

面接の準備は面接対策、小論文は小論文の書き方で説明しています。人間科学部 児童教育学科の総合型入試は、教育学部の総合型選抜・学校推薦型選抜で、ほかの大学の教育系の学科と並べて比べられます。

よくある質問

Q. 西南学院大学に総合型選抜はありますか?
A. あります。「総合型入試」の名前で、神学部・外国語学部・商学部・経済学部・法学部・人間科学部・国際文化学部の全7学部12学科で実施されています。学科によって、学びと探究型・活動実績型・専門能力重視型・英語能力重視型・多言語能力重視型などの型に分かれています。
Q. 西南学院大学の総合型選抜に共通テストは必要ですか?
A. 必要ありません。総合型入試は、提出書類と、10月17日に行う学科ごとの試験(小論文、面接、講義に基づく試験、グループディスカッションなど)で選考します。
Q. 西南学院大学の総合型選抜の日程は?
A. 2027年度入試では、出願が2026年9月11日(金)〜9月18日(金)、一次選考結果発表が10月9日(金)、試験が全学科10月17日(土)、合格発表が11月2日(月)、入学手続の期限が12月21日(月)15時です。
Q. 西南学院大学の総合型選抜は併願できますか?
A. 総合型入試は合格した場合は入学することを前提とする専願制で、入学辞退は原則として認められていません。試験日は全学科で10月17日の同じ日です。
Q. 西南学院大学の総合型選抜に評定平均の基準はありますか?
A. 学科によります。経済学部の両学科、児童教育学科、国際文化学科の学びと探究型は4.0以上、神学科、法学部の両学科、社会福祉学科の活動実績型、心理学科は3.8以上、国際文化学科の多言語能力重視型は3.6以上、外国語学科は国語と英語がそれぞれ3.5以上です。商学部は評定の基準がなく、資格が出願要件です。
Q. 西南学院大学の総合型選抜の募集人員は何人ですか?
A. 2027年度は、外国語学科が学びと探究型20人程度・活動実績型10人程度、心理学科が15人程度、法律学科が12人程度で、ほかの学科・型は1人〜6人程度です。2026年度は募集人員の合計118人に対して、志願者289人、合格者146人でした。

まとめ

西南学院大学の総合型選抜は「総合型入試」で、全7学部12学科で実施されます。共通テストは使わず、書類選考と学科ごとの試験で選考し、評定の基準や英語・簿記などの資格、一次選考の有無が学科・型ごとに違います。

2027年度入試の日程は、出願が2026年9月11日〜18日、試験が10月17日、合格発表が11月2日です。合格したら入学する専願制です。

準備の中心は、全学科で提出する学修計画書と志望理由書、そして小論文・講義に基づく試験・プレゼンテーション・グループディスカッションなどの二次選考の対策です。東京修学館では、家近亮子学長が、書類の構成づくりと、小論文・面接・プレゼンテーションの練習を無料相談でお手伝いしています。

学長に無料で相談する

この記事で分からなかったところを、家近亮子学長があなたの志望校と今の状況に当てはめて整理します。60分・初回無料、入塾は任意です。

関連記事

参考資料

この記事は次の公式資料をもとに書いています。数字や日程は必ず最新の要項で確かめてください。

  1. 2027年度 総合型入学試験要項西南学院大学・PDF
  2. 2027年度 総合型入試 出願書類作成上の注意西南学院大学・PDF
  3. 経済学部 総合型入学試験案内(2027年度)西南学院大学・PDF
  4. 2026年度 総合型入学試験結果西南学院大学・PDF
  5. 入試制度概要(入試スケジュール 出願~合格発表)西南学院大学

リンク先の確認日:2026-11-01

西南学院大学 入試情報「総合型入試」で最新の要項を確認する
この記事の更新履歴
  • 公開
  • 本文を書き直し
  • 関連記事への案内を追加
  • 本文を書き直し
PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました