中央大学の総合型選抜は、学部ごとに独自の名称・出願要件・選考方法で行われ、大学入学共通テストを使わずに年内に合否が決まります。この記事では、2027(令和9)年度の各学部の入学試験要項と特別入試出願手引に基づいて、方式ごとの募集人員、評定や外国語資格の要件、選考方法、日程、前年度の結果を整理し、準備の進め方を東京修学館の家近亮子学長の監修で解説します。
中央大学の総合型選抜とは(学部別の実施方式)
この節の答え総合型選抜は特別入試の中で学部ごとに名称と選考が違う11方式があり、法学部チャレンジ入学試験などが含まれます。
中央大学は、総合型選抜を「特別入試」の中で実施しています。各方式の要項には、文部科学省の大学入学者選抜実施要項における「総合型選抜」として実施すると書かれています。
2027年度に公募で行われる方式は次の11方式です(出願期間はいずれも2026年)。
| 学部 | 入試名称 | 募集人員 | 出願期間 |
|---|---|---|---|
| 法学部 | チャレンジ入学試験(リーガル・パブリック・グローバルの3部門) | 30人(3学科合計) | 9月1日〜9月7日 終了 |
| 法学部 | 英語運用能力特別入学試験 | 15人(3学科合計) | 9月14日〜9月18日 終了 |
| 経済学部 | 高大接続入学試験(自己推薦型/資格・実績評価型) | 20人(2つの型・2学科合計) | 自己推薦型 9月30日〜10月7日/資格・実績評価型 10月9日〜10月16日 終了 |
| 経済学部 | 外国語能力特別入学試験 | 30人(2学科合計) | 10月9日〜10月16日 終了 |
| 商学部 | 外国語能力特別入学試験 | 若干名 | 10月2日〜10月9日 終了 |
| 基幹理工学部・社会理工学部・先進理工学部 | 高大接続型自己推薦入学試験 | 学科ごとに1〜8人 | 9月9日〜9月16日 終了 |
| 文学部 | 自己推薦入学試験 | 専攻ごとに2〜18人 | 9月1日〜9月7日 終了 |
| 国際経営学部 | 自己推薦入学試験 | 25人 | 9月1日〜9月7日 終了 |
| スポーツ情報学部 | スポーツマネジメント入学試験 | 10人 | 10月5日〜10月9日 終了 |
| スポーツ情報学部 | DS女子入学試験 | 10人 | 10月5日〜10月9日 終了 |
| スポーツ情報学部 | DSプロ入学試験 | 若干名 | 10月5日〜10月9日 終了 |
「終了」の印が付いた日程は、この年度の受付がすでに終わっています。次の年度の日程は、大学の公式サイトの入試情報で確認してください。
総合政策学部と国際情報学部は、2027年度の特別入試一覧にこうした公募の総合型選抜が載っていません。指定校推薦・附属推薦(いずれも公募制ではない)、スポーツ推薦、外国人留学生、海外帰国生等、社会人の各入学試験は、この記事では扱いません。
2027年度は変更点の多い年です。経済学部は経済学科と社会経済学科の2学科に再編されました2。
経済学部と商学部は、英語とそれ以外の外国語で分かれていた特別入試を「外国語能力特別入学試験」に統合しました。文学部は【外国語型】【専攻適性型】という出願方式を廃止して専攻ごとの方式に改め、中国言語文化専攻と東洋史学専攻の募集はありません3。
スポーツ情報学部の3方式は2027年度の新設です。
出典
中央大学「2027年度 入学試験要項」(法学部チャレンジ入学試験、経済学部高大接続入学試験、文学部自己推薦入学試験ほか各方式)、「特別入試出願手引」、「2026・2025年度 入試データ(特別入試)」。出願要件と選考方法は方式ごとに大きく違います。出願の前に中央大学 特別入試 入学試験要項のページで2027年度の各方式の要項を確認してください。
募集人員(学科・専攻別)
この節の答え法学部と経済学部の方式は学科ごとでなく合計で募集人員が示され、理工系3学部は学科ごとに1〜8人、文学部は専攻ごとに2〜18人です。
法学部の2方式と経済学部の2方式は、学科ごとではなく合計で募集人員が示されています。商学部を除き、どの方式も出願できるのは1学科(文学部は1専攻)です(商学部は第3志望まで学科・コースを選びます)。
法学部英語運用能力特別入学試験、理工系3学部、国際経営学部の要項には、選考の結果、合格者数が募集人員に満たない場合があると明記されています。
基幹理工学部・社会理工学部・先進理工学部(高大接続型自己推薦入学試験)
| 学部 | 学科と募集人員 |
|---|---|
| 基幹理工学部 | 数学科 8人、物理学科 6人、応用化学科 1人、生命科学科 1人 |
| 社会理工学部 | 都市環境学科 3人、ビジネスデータサイエンス学科 2人、人間総合理工学科 8人 |
| 先進理工学部 | 精密機械工学科 5人、電気電子情報通信工学科 5人、情報工学科 1人 |
文学部(自己推薦入学試験)
| 専攻(プログラム) | 募集人員 |
|---|---|
| 社会学専攻 | 18人 |
| 学びのパスポートプログラム | 10人 |
| フランス語文学文化専攻 | 7人 |
| 日本史学専攻 | 6人 |
| 英語文学文化専攻 | 5人 |
| 社会情報学専攻 | 3人 |
| 国文学専攻、ドイツ語文学文化専攻、西洋史学専攻、哲学専攻、教育学専攻、心理学専攻 | 各2人 |
学びのパスポートプログラムは、入学手続時に「社会文化系」と「スポーツ文化系」のどちらかを選びます。商学部の外国語能力特別入学試験は、経営・会計・国際マーケティング・金融の4学科それぞれのフレックス・コースとフレックスPlus1・コースを合わせて若干名の募集です。
大学入学共通テストは不要
この節の答えどの方式も共通テストは使わず、書類選考の後に試験がある2段階の方式と、出願者全員が試験を受ける方式があります。
中央大学の総合型選抜は、どの方式も大学入学共通テストを使いません。要項に書かれている選考は、出願書類と学部ごとの筆記試験・面接などです。
書類選考(1次選考)の合格者だけが試験に進む2段階選考と、出願者全員が試験を受ける方式があります。
| 方式 | 共通テスト | 選考の段階 |
|---|---|---|
| 法学部チャレンジ、理工系3学部、文学部、国際経営学部、スポーツマネジメント、DS女子、経済学部高大接続(自己推薦型) | 不要 | 2段階 |
| 法学部英語運用能力特別、経済学部・商学部外国語能力特別、経済学部高大接続(資格・実績評価型)、DSプロ | 不要 | 出願者全員が試験(DSプロは書類と面接) |
出願要件(評定・外国語の資格・活動実績)
この節の答え法学部・経済学部・商学部の方式に評定の基準はなく、文学部の一部や理工系は評定、法学部英語運用能力特別は英検1級が要ります。
どの方式も、2027年3月31日までに高校を卒業見込みの人、または卒業した人などが対象で、既卒生も出願できます(経済学部の資格・実績評価型のうち科目等履修生の要件で出願する場合は、卒業見込みの人に限られます)。そのうえで、方式ごとに評定、外国語の資格、活動実績の要件があります。
評定(学習成績の状況)の基準
| 方式・学科 | 要項の基準 |
|---|---|
| 法学部・経済学部・商学部の各方式 | 評定の基準の記載はない |
| 国際経営学部 | 全体3.8以上、または課外活動などで他の模範となる成果を収めたとアピールできること |
| 文学部 日本史学専攻 | 全体3.8以上、かつ「歴史総合」「日本史探究」の評定平均値4.5以上 |
| 文学部 哲学専攻(ほかに英語・ドイツ語・フランス語のいずれかの資格と、文学書・哲学書などの読書経験が要件)、学びのパスポートプログラム(ほかに大会での入賞・活動実績・英語の資格・異なる文化的背景の人との協働経験のいずれかが要件) | 全体3.8以上 |
| 文学部 社会学専攻(出願資格1)、教育学専攻(ほかに英語・ドイツ語・フランス語のいずれかの資格が要件)、心理学専攻(ほかに心理学検定1級以上・心理学系の学会での発表・数学の評定のいずれかが要件) | 全体4.0以上 |
| 文学部 国文学・英語文学文化・ドイツ語文学文化・フランス語文学文化・西洋史学・社会情報学専攻 | 評定の基準はない |
| 数学科 | 「数学」4.8以上(数学オリンピック予選AランクまたはBランクなど、ほかの要件でも可) |
| 物理学科 | 英語・数学・物理がそれぞれ4.0以上 |
| 応用化学科、生命科学科 | 全体4.2以上(加えて活動実績や理科の成績などの要件) |
| 都市環境学科 | 全体3.8以上 |
| ビジネスデータサイエンス学科 | 全体4.0以上かつ数学4.3以上 |
| 人間総合理工学科、情報工学科 | 全体4.0以上 |
| 精密機械工学科 | 科学賞、ものづくり・ロボットコンテスト、技能五輪のいずれかの実績が必須。加えて全体3.8以上かつ数学・物理4.0以上など |
| 電気電子情報通信工学科 | 数学・理科ともに4.0以上 |
| スポーツマネジメント入学試験 | 全体3.7以上、かつ「数学Ⅰ」「数学A」がいずれも4.0以上など |
| DS女子入学試験 | 女子が対象。全体3.7以上、かつ数学と「情報Ⅰ」の評定平均値4.0以上 |
| DSプロ入学試験 | 全体4.0以上、かつ数学と「情報Ⅰ」4.5以上(4.3以上で統計検定2級以上などの資格や大会の成果がある場合も可) |
評定の条件が無い方式(評定なしで出願できるか)
上の表を、評定の条件があるかどうかで方式ごとにまとめ直すと次のとおりです。基準の数値は上の表にあります。
| 方式 | 評定の条件 |
|---|---|
| 法学部 チャレンジ入学試験・英語運用能力特別入学試験 | 無い |
| 経済学部 高大接続入学試験(2つの型)・外国語能力特別入学試験 | 無い |
| 商学部 外国語能力特別入学試験 | 無い |
| 文学部 自己推薦入学試験 | 専攻による。国文学・英語文学文化・ドイツ語文学文化・フランス語文学文化・西洋史学・社会情報学専攻は無い。社会学専攻は出願資格2・3で出願すれば無い。ほかの専攻とプログラムはある |
| 国際経営学部 自己推薦入学試験 | ある。ただし、課外活動などで他の模範となる成果を収めたとアピールできる人は、その要件で出願できる |
| 理工系3学部 高大接続型自己推薦入学試験 | 数学科は「数学」の評定が6つの要件の1つで、数学オリンピック予選AランクまたはBランクなど、ほかの要件でも出願できる。ほかの9学科はある(精密機械工学科には海外帰国生等を想定した別の要件もある) |
| スポーツ情報学部の3方式 | ある |
評定の条件が無い方式にも、別の出願条件があります。法学部英語運用能力特別入学試験は英検1級合格などの英語の資格、経済学部の資格・実績評価型は日商簿記検定2級以上などの資格・実績、法学部チャレンジ入学試験は「個性的かつ卓越した経験と実績」が条件です。
調査書はどの方式でも提出し、各要項は調査書を含む出願書類と試験で総合的に判定するとしています。
外国語の資格(英語で出願する場合の主な基準)
| 方式 | 実用英語技能検定 | そのほかの例 |
|---|---|---|
| 法学部 英語運用能力特別 | 1級合格 | TOEFL iBT 80以上(2026年1月21日以降の受験は4.5以上)、IELTS 6.0以上、TOEIC L&R 785以上 |
| 商学部 外国語能力特別 | 準1級以上合格 | TOEFL iBT 68以上(同4.0以上)、IELTS 6.0以上、TEAP 280以上 |
| 国際経営学部 自己推薦 | CSE2.0スコア2304以上(準1級以上の受験、合否は問わない) | TOEFL iBT 72以上(同4.0以上)、IELTS 5.5以上 |
| 経済学部 外国語能力特別 | CSE2.0スコア2200以上(2級以上の受験) | TOEFL iBT 61以上(同3.5以上)、IELTS 5.0以上、TEAP 280以上 |
| 文学部 自己推薦(英語で出願する専攻) | CSE2.0スコア1980以上(2級以上の受験) | TOEFL iBT 42以上(同3.0以上)、IELTS 4.0以上、TEAP 225以上 |
| スポーツ情報学部の3方式 | CSE2.0スコア1700以上(準2級以上の受験、合否は問わない) | TEAP 135以上、GTEC 690以上 |
いずれも出願期間初日から遡って2年以内に受験したものに限られます。経済学部と商学部はドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語(商学部は朝鮮語も)の資格でも出願でき、文学部は、国文学・英語文学文化・ドイツ語文学文化・西洋史学・哲学・社会情報学・教育学の7専攻で外国語の資格が出願の要件です(英語文学文化・西洋史学・社会情報学専攻は英語のみ、ドイツ語文学文化専攻は英語かドイツ語、国文学・哲学・教育学専攻は英語・ドイツ語・フランス語から選択)。
フランス語文学文化専攻はフランス語の資格か美術館での活動、社会学専攻と学びのパスポートプログラムでは外国語の資格はほかの要件と並ぶ選択肢の1つです。法学部チャレンジ入学試験は外国語の資格が要件ではなく、証明書があれば任意で提出します。
経済学部・商学部の外国語能力特別入学試験と文学部の自己推薦入学試験は、2027年度入試ではGTEC(CBTタイプ、検定版Advancedタイプ)でも出願できますが、2028年度入試からGTECのCBTタイプが使えなくなる予告があります14(下の「2028年度入試(2028年4月入学)からの変更予告」)。
活動実績などの要件
- 法学部チャレンジ入学試験:3部門のいずれかで活躍する夢を持ち、そのために学修や課外の活動に取り組み、「個性的かつ卓越した経験と実績」を持つこと
- 経済学部高大接続入学試験:自己推薦型は、関心のあるテーマについて社会・地域と連携した活動や社会問題の研究に主体的に取り組んでいること。資格・実績評価型は、日商簿記検定2級以上(または全商簿記実務検定1級)、基本情報技術者試験または応用情報技術者試験の合格、国際バカロレア資格、経済学部の科目等履修生として「経済入門」でA以上、のいずれか
- スポーツマネジメント入学試験:マネージャーやアナリストとしての分析経験など、スポーツを対象としたデータ分析の活動経験をアピールできること
- 文学部:日本史学専攻は日本史学・日本考古学に関する活動に取り組んできたこと。フランス語文学文化専攻は、フランス語の資格のほか、美術館でのボランティアや教育普及プログラムへの参加体験でも出願できる
選考方法(方式別)
この節の答え法学部チャレンジは講義の後の論述と面接、理工系は学科ごとの筆記試験やプレゼンテーションなど、方式で内容が違います。
| 方式 | 1次選考 | 試験の内容 |
|---|---|---|
| 法学部 チャレンジ入学試験 | 書類 | 講義理解力試験(45分程度の講義の後、75分の論述)、15分程度の個人面接 |
| 法学部 英語運用能力特別入学試験 | なし | 小論文45分、英語60分、日本語と英語による面接 |
| 経済学部 高大接続 自己推薦型 | 書類 | 小論文と外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語から選択)の筆記試験、15分程度のプレゼンテーション |
| 経済学部 高大接続 資格・実績評価型 | なし | 小論文と外国語の筆記試験、個人面接 |
| 経済学部・商学部 外国語能力特別入学試験 | なし | 小論文、面接 |
| 理工系3学部 | 書類 | 学科ごとに筆記試験・面接・プレゼンテーションなど(下表) |
| 文学部 | 書類 | 外国語試験または専攻別の試験と、面接など(下表) |
| 国際経営学部 | 書類 | 小論文(日本語)、面接(英語と日本語) |
| スポーツ情報学部 スポーツマネジメント・DS女子 | 書類 | 面接 |
| スポーツ情報学部 DSプロ | なし | 出願書類と面接 |
理工系3学部の2次選考
| 学科 | 2次選考の内容 |
|---|---|
| 数学科 | 筆記試験90分(数学的思考力)、面接 |
| 物理学科 | 物理・数学の筆記試験60分、グループ内でのレポート発表(各自10分)とディスカッション |
| 応用化学科 | 筆記試験60分(日本語・英語の読解や記述など)、面接20分程度(5分以内の自己アピールを含む) |
| 生命科学科 | 筆記試験60分、プレゼンテーション20分程度、質疑応答と面接 |
| 都市環境学科 | 筆記試験60分、筆記試験の問題を題材にしたグループディスカッション |
| ビジネスデータサイエンス学科 | 筆記試験60分、面接30分程度 |
| 人間総合理工学科 | 小論文(課題は1次選考合格発表時に通知)、15分程度のプレゼンテーションと質疑応答 |
| 精密機械工学科 | 筆記試験90分、面接20分(実績と創作課題のプレゼンテーション10分程度を含む) |
| 電気電子情報通信工学科 | 実験または演習180分程度、面接20分〜30分程度 |
| 情報工学科 | 数学の筆記試験60分、面接30分程度 |
文学部の2次選考
| 専攻(プログラム) | 2次選考の内容 |
|---|---|
| 国文学、英語文学文化、西洋史学、社会情報学、教育学 | 外国語試験(英語の映像を視聴して選択式で解答)、面接(英語文学文化専攻は英語でのディスカッション形式) |
| ドイツ語文学文化 | 外国語試験(英語、またはドイツ語の文章を読んで日本語で記述)、面接 |
| フランス語文学文化 | 講義理解力試験(演習形式のディスカッション)、面接 |
| 日本史学 | 日本史学・日本考古学にかかわる小論文試験、面接 |
| 哲学 | 資料読解力試験(哲学者の英語の文章を読み日本語で論述)、面接 |
| 社会学 | 講義理解力試験(講義の後に小論文)、グループワーク、面接 |
| 心理学 | 資料読解力試験(小論文)、グループディスカッション形式の面接 |
| 学びのパスポートプログラム | 読解力試験(論述)、プレゼンテーションを含むグループディスカッション形式の面接 |
日程(2026年に実施)
この節の答え出願は2026年9月1日から10月16日まで方式で分かれ、合格発表は11月4日から12月3日の間です。
| 方式 | 出願期間 | 試験日(1次選考の発表) | 合格発表 | 入学手続期間 |
|---|---|---|---|---|
| 法学部 チャレンジ | 9月1日〜9月7日 終了 | 10月24日(10月16日) | 11月5日 | 11月5日〜11月12日 |
| 法学部 英語運用能力特別 | 9月14日〜9月18日 終了 | 10月17日 | 11月5日 | 11月5日〜11月12日 |
| 文学部 自己推薦 | 9月1日〜9月7日 終了 | 10月24日(10月16日) | 11月5日 | 11月5日〜11月12日 |
| 国際経営学部 自己推薦 | 9月1日〜9月7日 終了 | 10月24日(10月14日) | 11月4日 | 11月4日〜11月11日 |
| 理工系3学部 | 9月9日〜9月16日 終了 | 11月14日(10月16日) | 11月20日 | 11月20日〜11月30日 |
| 商学部 外国語能力特別 | 10月2日〜10月9日 終了 | 11月7日 | 11月13日 | 11月13日〜11月20日 |
| 経済学部 高大接続 | 自己推薦型 9月30日〜10月7日、資格・実績評価型 10月9日〜10月16日 終了 | 11月21日(自己推薦型は11月13日) | 12月3日 | 12月3日〜12月10日 |
| 経済学部 外国語能力特別 | 10月9日〜10月16日 終了 | 11月21日 | 12月3日 | 12月3日〜12月10日 |
| スポーツ情報学部の3方式 | 10月5日〜10月9日 終了 | 11月21日(スポーツマネジメント・DS女子は11月13日) | 11月30日 | 11月30日〜12月7日 |
出願はWeb出願登録と入学検定料(35,000円)の支払いのあと6、出願書類を速達・簡易書留で郵送します(締切日消印有効)。試験会場は、法学部が茗荷谷キャンパス、理工系3学部が後楽園キャンパス、その他の方式が多摩キャンパスです。
合格発表は「UCARO」で行われ、合格通知書の郵送はありません。
法学部チャレンジ入学試験、文学部、国際経営学部は9月1日に出願が始まります。志望理由書や課題レポートは夏休みのうちに仕上げておく必要があります。
提出書類
この節の答え全方式で調査書を出し、志望理由書や自己推薦書のほか、物理学科の研究レポートなど学科・専攻ごとの課題があります。
全方式で、高校の調査書(3年生は第3学年1学期までの成績)を提出します。外国語の資格が要件の方式は、その証明書も必要です。本人が作成する主な書類は次のとおりです。
| 方式 | 本人が作成する主な書類(任意のものを含む) |
|---|---|
| 法学部 チャレンジ | 志願者経歴書、志望理由書、志望理由書の付属資料(任意)。推薦書は任意で1通まで(推薦者の指定はない) |
| 法学部 英語運用能力特別 | 志願者経歴書、面接質問用紙 |
| 経済学部 高大接続 | 自己推薦書、志願者経歴書・活動実績報告書、自己推薦書の付属資料(自己推薦型・2ページ以内) |
| 経済学部・商学部 外国語能力特別 | 志願者経歴書、自己推薦書(経済学部)または志望理由書(商学部・1枚) |
| 理工系3学部 | 自己推薦書(学科により要約100字以内と本文500字以内、本文1,000〜1,500字以内など)、活動実績の資料。教員による所見(数学科は不要) |
| 文学部 | 志願者経歴書・検定試験記入用紙、志望理由書(パソコン作成不可)、専攻により小論文と活動内容説明資料(A4用紙8枚以内) |
| 国際経営学部 | 志望理由書(原則パソコンで作成)、志願者経歴書、活動実績説明資料(任意) |
| スポーツ情報学部 スポーツマネジメント | 志願者経歴書、志望理由書・活動実績報告書。推薦書は任意(DS女子入学試験は同じ書類に活動の実態を説明する資料が必須、DSプロ入学試験は志願者経歴書と志望理由書で推薦書は任意) |
学科・専攻ごとの課題
- 物理学科:学科Webサイトの探究課題から1テーマを選び、高校の理科または数学の教員1名をメンターとして研究したレポート(2,000〜4,000字程度)とメンターの所見
- 都市環境学科:JMOOCのオンライン授業(土木学会「比較自然災害学(水災害編)」第3章)の動画4本を視聴して書く課題レポート
- ビジネスデータサイエンス学科:学科Webサイトで公開される事前課題
- 情報工学科:高校で学んだ数学の教科書の全課題・問題と解答を自筆で書いたノート(教員の校閲と署名・押印が必要)
- 人間総合理工学科:自己アピール書類(A4に2,000字以内が目安)
- 文学部の小論文:フランス語文学文化専攻4,000字程度、哲学専攻と心理学専攻3,000字程度、学びのパスポートプログラム2,000字程度、社会学専攻1,500字程度
志望理由書と自己推薦書の考え方は志望理由書の書き方と自己推薦書の書き方、課題レポートは課題レポートの書き方が参考になります。
募集要項(入学試験要項)と過去問の入手先
この節の答え要項は紙で配られず要項のページからダウンロードし、過去問は文学部の要項に過去1年分のみ大学のWebサイトに載せるとあります。
中央大学は、総合型選抜の募集要項(入学試験要項)を紙では配っていません。中央大学 特別入試 入学試験要項のページから、方式ごとの入学試験要項、全方式に共通の「特別入試出願手引」、出願書類(所定用紙)をダウンロードします。
所定用紙は2027年度入試のものを使い、過年度のものは無効です。
過去問について、文学部の要項のQ&Aは「過去1年分のみ本学Webサイトに掲載します3」と答え、著作権上公開できない場合があるとしています。文学部・国際経営学部・理工系3学部などの要項は、試験の内容や面接の形式についての問い合わせには応じないとしています。
理工系3学部は、一部の学科の選考の詳細を要項の学科別Q&Aに載せています。
要項には、試験の準備の手がかりになる記述もあります。法学部チャレンジ入学試験の講義理解力試験は、受験者にわかりやすいテーマの講義のあとに、その内容の理解と意見が問われます。
文学部の事前提出の小論文はテーマが要項に載っていて、哲学専攻は「今までに読んだ哲学書について論じなさい」、学びのパスポートプログラムは卒業までに身につけたい力と大学生活の計画を述べるものです。
併願のルールと入学手続の延期
この節の答えすべて自由応募制で他大学と併願でき、入学申込金240,000円を納めれば入学手続を2027年3月25日まで延期できます。
- すべての方式が自由応募制で、他の入試制度や中央大学の他学部、他大学との併願が認められている
- 出願できるのは1学科(法学部チャレンジ入学試験は1学科1部門、理工系は3学部10学科のうち1学科、文学部は1専攻)。商学部は第3志望まで学科・コースを選べる
- 経済学部の自己推薦型と資格・実績評価型は併願できない。高大接続入学試験と外国語能力特別入学試験は併願できるが、試験日が同じため当日はどちらかを選んで受験する
- スポーツ情報学部のスポーツマネジメント入学試験とDSプロ入学試験は併願できない
- 文学部社会学専攻(出願資格1・2)と心理学専攻は「合格後に入学することを確約できる者」が要件。要項のQ&Aでは、他大学等の受験を妨げるものではないと説明されている
合格発表は11月から12月ですが、他大学を併願する人は、条件を満たしたうえで入学申込金240,000円を期限までに納めれば、入学手続を2027年3月25日まで延期できます。最終的に入学する場合は、この日までに学費等を納入します。
入学申込金は理由を問わず返還されません。
前年度の結果(志願者数・合格者数)
この節の答え2026年度の法学部チャレンジ入学試験は志願者476人に合格者44人で、理工系では合格者0人の学科もありました。
各要項と大学の入試データに掲載されている結果です。経済学部・商学部・文学部は2027年度に方式が変わったため、旧方式の数字です。
| 方式 | 2026年度 志願者/合格者 | 2025年度 志願者/合格者 |
|---|---|---|
| 法学部 チャレンジ | 476/44 | 434/58 |
| 法学部 英語運用能力特別 | 138/51 | 78/49 |
| 経済学部 高大接続 自己推薦型 | 53/10 | 46/7 |
| 経済学部 高大接続 資格・実績評価型 | 43/12 | 47/14 |
| 経済学部 英語運用能力特別(旧) | 185/65 | 132/59 |
| 経済学部 ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語特別(旧) | 34/6 | 46/10 |
| 商学部 英語運用能力特別(旧) | 47/8 | 59/8 |
| 商学部 ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語・朝鮮語特別(旧) | 51/5 | 49/5 |
| 理工系3学部 高大接続型自己推薦 | 63/20 | 96/33 |
| 文学部 自己推薦【外国語型】(旧) | 196/57 | 223/53 |
| 文学部 自己推薦【専攻適性型】(旧) | 207/34 | 253/33 |
| 国際経営学部 自己推薦 | 125/37 | 111/37 |
学科別では、2026年度の法学部チャレンジ入学試験は法律学科が志願者279人・合格者22人1、政治学科が170人・21人でした。理工系3学部は、理工学部を再編して2026年度入試から募集を始めた学部です。
要項は2025年度の結果も3学部の学科ごとに載せており、表の2025年度の数字(志願者96人・合格者33人)は、再編前の年度の結果です。2026年度は生命科学科と情報工学科の合格者が0人でした4(ビジネスデータサイエンス学科と精密機械工学科は志願者0人)。
募集人員まで合格者を出すとは限らない入試です。スポーツ情報学部の3方式は新設のため、前年度の結果はありません。
中央大学の総合型選抜の倍率(2026年度・2025年度)
この節の答えこの記事での計算で、2026年度は法学部チャレンジ入学試験が10.8倍、法学部英語運用能力特別入学試験が2.7倍で、国際企業関係法学科のチャレンジ入学試験は27.0倍でした。
要項と入試データに倍率の欄は無いため、この節の倍率はこの記事での計算(志願者数÷合格者数・小数第2位を四捨五入)です。2026年度入試は2025年に行われた入試(2026年4月入学者対象)なので、「2025年の倍率」を探している場合は2026年度の列が当たります。
| 方式 | 2026年度の倍率 | 2025年度の倍率 |
|---|---|---|
| 法学部 チャレンジ | 10.8倍 | 7.5倍 |
| 法学部 英語運用能力特別 | 2.7倍 | 1.6倍 |
| 経済学部 高大接続 自己推薦型 | 5.3倍 | 6.6倍 |
| 経済学部 高大接続 資格・実績評価型 | 3.6倍 | 3.4倍 |
| 経済学部 英語運用能力特別(旧) | 2.8倍 | 2.2倍 |
| 経済学部 ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語特別(旧) | 5.7倍 | 4.6倍 |
| 商学部 英語運用能力特別(旧) | 5.9倍 | 7.4倍 |
| 商学部 ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語・朝鮮語特別(旧) | 10.2倍 | 9.8倍 |
| 理工系3学部 高大接続型自己推薦 | 3.2倍 | 2.9倍(再編前) |
| 文学部 自己推薦【外国語型】(旧) | 3.4倍 | 4.2倍 |
| 文学部 自己推薦【専攻適性型】(旧) | 6.1倍 | 7.7倍 |
| 国際経営学部 自己推薦 | 3.4倍 | 3.0倍 |
志願者数と合格者数は上の「前年度の結果」の表にあります。(旧)は2027年度に統合や廃止で方式が変わったもので、2027年度の新しい方式の倍率をそのまま表すものではありません。
文学部【外国語型】は文学部の要項の表(2027年度に募集する専攻の合計)の数字です。大学の入試データでは外国語型全体が2026年度211人・60人(3.5倍)、2025年度231人・59人(3.9倍)です。
法学部の学科別の倍率
法学部は学科ごとの結果も公表されています。2026年度のチャレンジ入学試験は、国際企業関係法学科が志願者27人に合格者1人1でした。
| 学科 | チャレンジ 2026年度 | チャレンジ 2025年度 | 英語運用能力特別 2026年度 | 英語運用能力特別 2025年度 |
|---|---|---|---|---|
| 法律学科 | 12.7倍 | 7.6倍 | 2.3倍 | 1.4倍 |
| 国際企業関係法学科 | 27.0倍 | 6.7倍 | 3.4倍 | 1.4倍 |
| 政治学科 | 8.1倍 | 7.4倍 | 2.9倍 | 1.9倍 |
文学部の専攻別の倍率(2026年度)
文学部は2027年度入試から専攻ごとの方式になりました。要項に載っている2026年度の専攻別の結果と、2つの型を合わせた倍率は次のとおりです。
要項の表には2027年度に募集の無い中国言語文化専攻と東洋史学専攻が載っていないため、【外国語型】の合計(志願者196人・合格者57人)は入試データの外国語型全体(211人・60人)と一致しません。
| 専攻(プログラム) | 【外国語型】志願者/合格者 | 【専攻適性型】志願者/合格者 | 2つの型を合わせた倍率 |
|---|---|---|---|
| 国文学 | 15/7 | - | 2.1倍 |
| 英語文学文化 | 37/13 | - | 2.8倍 |
| ドイツ語文学文化 | 11/1 | - | 11.0倍 |
| フランス語文学文化 | 16/6 | 5/2 | 2.6倍 |
| 日本史学 | 2/0 | 16/4 | 4.5倍 |
| 西洋史学 | 6/4 | - | 1.5倍 |
| 哲学 | 6/1 | 8/2 | 4.7倍 |
| 社会学 | 28/8 | 69/13 | 4.6倍 |
| 社会情報学 | 22/5 | - | 4.4倍 |
| 教育学 | 8/3 | - | 2.7倍 |
| 心理学 | 13/1 | 20/3 | 8.3倍 |
| 学びのパスポートプログラム | 32/8 | 89/10 | 6.7倍 |
経済学部・理工系3学部の学科別の結果
経済学部の学科別の結果は2026年度までの4学科(経済学科、経済情報システム学科、国際経済学科、公共・環境経済学科)のもので、2027年度の2学科には当てはまりません。2026年度の高大接続入学試験の自己推薦型では、経済学科が志願者17人に合格者1人でした。
理工系3学部の2026年度は、数学科が志願者15人・合格者5人(3.0倍)、都市環境学科が13人・2人(6.5倍)、人間総合理工学科が17人・7人(2.4倍)です。
中央大学の総合型選抜の難易度の目安
この節の答え書類選考に合格した割合は法学部チャレンジ入学試験が18.5%、国際経営学部が84.8%で、人数が大きく絞られる段階が書類か試験かは方式で違います。
難しさの目安として資料から読めるのは、上の倍率のほか、評定や外国語の資格などの出願の条件と、書類選考(1次選考)を通って2次選考に進んだ人の割合です。大学の入試データ(特別入試)には、2段階選考の一部の方式で1次選考の合格者数が載っています。
| 方式(2026年度) | 1次選考の合格者 | 志願者のうち1次選考に合格した割合 | 1次選考の合格者のうち最終合格した割合 |
|---|---|---|---|
| 法学部 チャレンジ入学試験 | 88人 | 18.5% | 50.0% |
| 国際経営学部 自己推薦入学試験 | 106人 | 84.8% | 34.9% |
| 理工系3学部 高大接続型自己推薦入学試験 | 42人 | 66.7% | 47.6% |
| 文学部 自己推薦【専攻適性型】(旧) | 65人 | 31.4% | 52.3% |
割合はこの記事での計算(小数第2位を四捨五入)です。法学部チャレンジ入学試験は書類選考で志願者の2割ほどに絞られ、国際経営学部は8割を超える人が2次選考に進んだうえで、そのうち3人に1人ほどが合格しました。
同じ中央大学でも、人数が大きく絞られる段階が書類にある方式と、試験にある方式があります。
出願の条件にも幅があり、評定は条件が無い方式から数学科の「数学」4.8以上(ほかの要件でも出願できる)まで、英語の資格はスポーツ情報学部の英検CSE2.0スコア1700以上から法学部英語運用能力特別入学試験の英検1級合格までです。出願の条件で志願者が限られる方式や書類選考で絞られる方式の倍率の読み方は、文部科学省の統計と合わせて総合型選抜の倍率と合格率の解説で説明しています。
2028年度入試(2028年4月入学)からの変更予告
この節の答え経済・商学部の外国語能力特別入試と文学部の自己推薦入試で、2028年度入試からGTECのCBTタイプが使えなくなる予告です。
中央大学は2026年3月16日に、2028年度入試から「GTEC」CBTタイプの利用を廃止すると掲載しています。GTECのCBTタイプの検定が2025年度第2回試験で終了したためです14。
この記事の出願要件は2027年度入試の要項によるので、2028年4月入学で受ける人(2026年度の高校2年生)は、次の点が変わります。
| 学部・学科 | 2027年度入試まで | 2028年度入試から |
|---|---|---|
| 経済学部 外国語能力特別入学試験 | 英語の資格の一つとして、GTEC(CBTタイプ、検定版Advancedタイプ)1050以上を認める | GTECのCBTタイプは使えない(検定版Advancedタイプの扱いは予告に記載なし) |
| 商学部 外国語能力特別入学試験 | 英語の資格の一つとして、GTEC(CBTタイプ、検定版Advancedタイプ)1180以上を認める | GTECのCBTタイプは使えない(検定版Advancedタイプの扱いは予告に記載なし) |
| 文学部 自己推薦入学試験(英語で出願する専攻) | 英語の資格の一つとして、GTEC(CBTタイプ、検定版Advancedタイプ)930以上を認める | GTECのCBTタイプは使えない(検定版Advancedタイプの扱いは予告に記載なし) |
同じ予告で、一般選抜の学部別選抜 英語外部試験利用方式(経済学部・商学部・理工系3学部・文学部・総合政策学部・国際経営学部・国際情報学部)もGTECのCBTタイプの利用を廃止するとしています。掲載はGTECのCBTタイプの利用そのものを廃止するもので、受験の時期による例外は書かれていないため、2025年度までに受けたGTECのCBTタイプのスコアは、受験から2年以内でも2028年度入試では使えないと読めます。
英語の資格で出願を考えている人は、英検やTOEFLなど、ほかの検定試験で基準を満たす計画を立てておきます。
中央大学は、入試の変更点を「入学試験における主な変更点」のページにまとめて掲載しています。出願する年度の入学試験要項で改めて確かめてください。
学年別の準備の進め方
この節の答え高3は出願要件と期間を確かめて夏に書類と課題を仕上げ、高1・2は評定を保ち、外国語の資格を高2までに受けておきます。
高校3年生
- 志望学部の要項を読み、出願要件(評定・外国語の資格・活動実績)と出願期間を確認する。9月上旬に出願が始まる方式がある
- 外国語の資格が必要な方式は、出願期間初日から遡って2年以内のスコアがあるかを確かめる
- 志望理由書・自己推薦書、学科ごとの課題レポートを夏休み中に仕上げ、先生に読んでもらう
- 調査書や推薦書・所見を書いてもらう先生に早めに依頼し、一般選抜の学習も止めない
高校1・2年生
- 評定の基準がある方式(文学部の一部の専攻、理工系3学部、国際経営学部、スポーツ情報学部)を考えている場合は、評定を保つ。理工系は数学・理科の科目別の基準に注意する
- 英検などの外国語の資格を高2までに受けておく。方式によって必要な水準が大きく違う
- 探究活動、課外活動、資格・検定、コンテストへの参加など、書類で示せる実績を積み、記録を残す
合格に向けた対策のポイント
この節の答え方式ごとの要件から逆算して強みが活きる方式を早く決め、書類は学部の学びとつなげ、講義理解型の試験にも慣れておきます。
- 方式ごとの要件から逆算する:同じ中央大学でも、評定が要らない方式、英検1級が必要な方式、「数学」の評定4.8以上が要件の1つになっている学科まで幅がある。自分の強みが活きる方式を早く決める
- 書類は学部の学びとつなげて書く:法学部チャレンジ入学試験は将来の夢と部門、経済学部は入学後の学習計画と将来の構想、理工系は学科の分野への関心を、これまでの活動と結びつけて書く
- 小論文と講義理解型の試験に慣れる:法学部チャレンジ入学試験と文学部社会学専攻は講義を受けてから論述する。聞き取って要点をまとめ、意見を書く練習をしておく
- 面接とプレゼンテーションの準備:英語での面接(法学部英語運用能力特別、国際経営学部など)や、資料を使ったプレゼンテーション(経済学部自己推薦型と、理工系の物理・生命科学・人間総合理工・精密機械工・電気電子情報通信工の5学科。応用化学・ビジネスデータサイエンス・情報工学科は希望すれば行える)がある。出願書類の内容を深く聞かれる前提で準備する
- 手続の計画を立てる:入学手続期間は合格発表の日に始まり、締切までが短い。延期する場合の入学申込金も含めて家族と決めておく
面接の準備は面接対策、小論文は小論文の書き方、評定の考え方は評定平均の解説で説明しています。
よくある質問
- Q. 中央大学に総合型選抜はありますか?
- A. あります。2027年度は、法学部チャレンジ入学試験・英語運用能力特別入学試験、経済学部高大接続入学試験・外国語能力特別入学試験、商学部外国語能力特別入学試験、理工系3学部の高大接続型自己推薦入学試験、文学部と国際経営学部の自己推薦入学試験、スポーツ情報学部の3方式が、総合型選抜として実施されます。総合政策学部と国際情報学部では、こうした公募の総合型選抜は特別入試一覧に載っていません。
- Q. 中央大学の総合型選抜に共通テストは必要ですか?
- A. 必要ありません。どの方式も、出願書類と学部ごとの筆記試験・面接・プレゼンテーションなどで選考し、大学入学共通テストは使いません。
- Q. 中央大学の総合型選抜の日程は?
- A. 2027年度入試では、出願が2026年9月1日(法学部チャレンジ入学試験・文学部・国際経営学部)から10月16日(経済学部の一部方式)まで、試験は10月17日から11月21日、合格発表は11月4日から12月3日です。日程は方式ごとに違うので要項で確認してください。
- Q. 中央大学の総合型選抜は他大学と併願できますか?
- A. できます。すべての方式が自由応募制で、他大学や中央大学の他学部との併願が認められています。他大学を併願する場合は、入学申込金240,000円を納めて入学手続を2027年3月25日まで延期できます。
- Q. 中央大学の総合型選抜に評定平均の基準はありますか?
- A. 方式によります。法学部・経済学部・商学部の各方式には評定の基準がありません。文学部は日本史学・哲学専攻などが全体3.8以上、社会学(出願資格1)・教育学・心理学専攻が4.0以上、国際経営学部は3.8以上(または活動実績)、理工系3学部は学科ごとに全体や数学・理科の基準があります。
- Q. 中央大学の総合型選抜の募集人員は?
- A. 2027年度は、法学部チャレンジ入学試験30人、法学部英語運用能力特別入学試験15人、経済学部高大接続入学試験20人、経済学部外国語能力特別入学試験30人、国際経営学部自己推薦入学試験25人などです。理工系3学部は学科ごとに1〜8人、文学部は専攻ごとに2〜18人、商学部は若干名です。
まとめ
中央大学の総合型選抜は、法学部チャレンジ入学試験、経済学部高大接続入学試験、文学部・国際経営学部の自己推薦入学試験、理工系3学部の高大接続型自己推薦入学試験など、学部ごとに名称と選考の違う11方式で行われます。共通テストは使わず、出願は2026年9月から10月、合格発表は11月から12月です。
すべて自由応募制で併願でき、入学手続は入学申込金を納めれば2027年3月25日まで延期できます。
準備の中心は、方式ごとの評定と外国語資格の要件を早く満たすことと、これまでの活動を学部の学びにつなげて書く志望理由書・自己推薦書です。東京修学館では、家近亮子学長が、出願書類の構成づくりと、小論文・面接・プレゼンテーションの練習を無料相談でお手伝いしています。
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関連記事
参考資料
この記事は次の公式資料をもとに書いています。数字や日程は必ず最新の要項で確かめてください。
- 2027年度 法学部 チャレンジ入学試験 入学試験要項
- 2027年度 経済学部 高大接続入学試験 入学試験要項
- 2027年度 文学部 自己推薦入学試験 入学試験要項
- 2027年度 基幹理工学部・社会理工学部・先進理工学部 高大接続型自己推薦入学試験 入学試験要項
- 2027年度 国際経営学部 自己推薦入学試験 入学試験要項
- 2027年度 特別入試出願手引
- 2026・2025年度 入試データ(特別入試)
- 2027年度 法学部 英語運用能力特別入学試験 入学試験要項
- 2027年度 経済学部 外国語能力特別入学試験 入学試験要項
- 2027年度 商学部 外国語能力特別入学試験 入学試験要項
- 2027年度 スポーツ情報学部 スポーツマネジメント入学試験 入学試験要項
- 2027年度 スポーツ情報学部 DS女子入学試験 入学試験要項
- 2027年度 スポーツ情報学部 DSプロ入学試験 入学試験要項
- 入学試験における主な変更点(2028年度入学試験「2028年度入試における「GTEC」CBTタイプの利用について」)
リンク先の確認日:2026-11-01
中央大学の特別入試 入学試験要項で最新の要項を確認するこの記事の更新履歴
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