最終更新: 2026-10-02 / 監修: 家近亮子(東京修学館 学長) / 出典: 横浜国立大学「令和9年度(2027年度)入学者選抜要項」、各学部の総合型選抜・学校推薦型選抜学生募集要項、「令和8年度(2026年度)総合型選抜実施状況」「同 学校推薦型選抜実施状況」
横浜国立大学(横浜市保土ケ谷区)の総合型選抜と学校推薦型選抜は、学部ごとに募集要項が分かれていて、出願の時期も、大学入学共通テストを使うかどうかも違います。この記事では、令和9(2027)年度の入学者選抜要項と学部別の学生募集要項に基づいて、募集人員、共通テストの要否と配点、出願要件、選考方法、日程を整理し、東京修学館の家近亮子学長の監修で解説します。
横浜国立大学の総合型選抜・学校推薦型選抜とは(実施する学部)
横浜国立大学の5学部のうち、総合型選抜は教育学部・経済学部・理工学部・都市科学部で、学校推薦型選抜は経営学部と理工学部で行われます。経営学部に総合型選抜はありません。
| 学部 | 総合型選抜 | 学校推薦型選抜 |
|---|---|---|
| 教育学部 | 学校教員養成課程(地域教員希望枠・専門領域枠) | 実施しない |
| 経済学部 | 経済学科(一般プログラム) | 実施しない |
| 経営学部 | 実施しない | 経営学科 |
| 理工学部 | 機械・材料・海洋系学科の材料工学EPと海洋空間のシステムデザインEP | 化学・生命系学科、数物・電子情報系学科の電子情報システムEP(一般枠・女子枠) |
| 都市科学部 | 都市社会共生学科、建築学科、都市基盤学科、環境リスク共生学科 | 実施しない |
EPは教育プログラムの略です。理工学部と都市科学部の募集要項は、総合型選抜を「従来型の筆記試験を課さない」入試と説明しており、自己推薦で志願でき、高校をすでに卒業した人も出願できます。学校推薦型選抜は出身学校長の推薦が必要です。帰国生徒選抜や私費外国人留学生入試などは、この記事では扱いません。
出典
横浜国立大学「令和9年度(2027年度)入学者選抜要項」と、各学部の総合型選抜・学校推薦型選抜の学生募集要項。募集要項は冊子では発行されず、大学のウェブサイトからダウンロードして使います。出願前に必ず横浜国立大学「入学者選抜要項・募集要項」のページで最新の要項を確認してください。
募集人員(2027年度入試・学部別)
2027年度入試の募集人員は、総合型選抜が合計188名、学校推薦型選抜が合計98名です。
| 入試 | 学部 | 学科など・募集人員 |
|---|---|---|
| 総合型選抜 | 教育学部 | 地域教員希望枠36名、専門領域枠64名(国語・社会・英語など専門領域ごとに3名〜6名) |
| 総合型選抜 | 経済学部 | 経済学科15名 |
| 総合型選抜 | 理工学部 | 材料工学EP 8名、海洋空間のシステムデザインEP 10名 |
| 総合型選抜 | 都市科学部 | 都市社会共生学科28名、建築学科7名、都市基盤学科10名、環境リスク共生学科10名 |
| 学校推薦型選抜 | 経営学部 | 経営学科49名 |
| 学校推薦型選抜 | 理工学部 | 化学・生命系学科33名、電子情報システムEP 一般枠8名・女子枠8名 |
教育学部の地域教員希望枠で入学した人は、入学後第1学年の10月頃までにコース・専門領域を決めます。専門領域枠で入学した人は、入学後に変更できません。
どの要項にも、選抜の結果によっては合格者数が募集人員に満たない場合があると書かれています。入学手続者が募集人員に満たなかった場合は、一般選抜(経営学部は後期日程、ほかは前期日程)の合格者で補充されます。
大学入学共通テストの要否と配点(入試別)
共通テストを課さないのは、教育学部の総合型選抜、都市科学部建築学科の総合型選抜、経営学部の学校推薦型選抜、理工学部の学校推薦型選抜(女子枠)です。ほかの入試は、令和9年度大学入学共通テストで指定された教科・科目をすべて受験することが要件で、成績が合否の判定に使われます。
| 共通テスト | 総合型選抜 | 学校推薦型選抜 |
|---|---|---|
| 課さない | 教育学部、都市科学部 建築学科 | 経営学部(免除)、理工学部 女子枠 |
| 課す | 経済学部、理工学部、都市科学部の都市社会共生学科・都市基盤学科・環境リスク共生学科 | 理工学部 一般枠 |
| 入試 | 共通テスト | 配点の合計 | 最終合格者の決め方 |
|---|---|---|---|
| 教育学部(総合型) | 課さない | ― | 第2次選抜の合格者が最終合格者 |
| 経済学部(総合型) | 3教科4科目 | 900 | 第2次選抜の成績と共通テストの成績 |
| 理工学部 材料工学EP(総合型) | 3教科5科目 | 600 | 共通テストの結果 |
| 理工学部 海洋空間のシステムデザインEP(総合型) | 4教科5科目 | 700 | 共通テストの結果 |
| 都市社会共生学科(総合型) | 4教科5科目または5教科5科目 | 700 | 第2次選抜の成績と共通テストの結果 |
| 建築学科(総合型) | 課さない | ― | 第2次選抜の試験の結果 |
| 都市基盤学科・環境リスク共生学科(総合型) | 6教科8科目または7教科8科目 | 1000 | 第2次選抜の成績と共通テストの成績 |
| 経営学部(学校推薦型) | 免除 | ― | 小論文・面接と書類を総合 |
| 理工学部 一般枠(学校推薦型) | 6教科8科目 | 1000 | 共通テストの成績・推薦書・調査書・面接 |
| 理工学部 女子枠(学校推薦型) | 課さない | ― | 推薦書・調査書・面接・口頭試問 |
教科ごとの配点
- 経済学部:国語200、数学400、外国語300。数学は「数学Ⅰ,数学A」と「数学Ⅱ,数学B,数学C」の2科目
- 材料工学EP:数学200、理科200(「物理」と「化学」)、外国語200(英語)。国語は課されない
- 海洋空間のシステムデザインEP:国語200、数学200、理科100(「物理」)、外国語200(英語)
- 都市社会共生学科:国語200、地理歴史・公民100、「数学Ⅰ,数学A」100、外国語200に、「数学Ⅱ,数学B,数学C」・理科・情報Ⅰのうち最も得点の高い科目100を加える
- 都市基盤学科・環境リスク共生学科、理工学部の学校推薦型選抜(一般枠):国語200、地理歴史・公民100、数学200、理科200、外国語200、情報100。環境リスク共生学科は、地理歴史・公民を2科目採用する場合に地理歴史・公民200、理科100になる
- 英語:都市社会共生学科以外は、リーディング100点×1.6+リスニング100点×0.4で200点満点に換算する(経済学部はさらに1.5倍)。都市社会共生学科は各100点をそのまま使う
令和9年度の共通テストは2027年1月16日(土)・17日(日)です。総合型選抜では、第2次選抜の合格者が共通テストの成績請求チケットを提出します。理工学部の学校推薦型選抜(一般枠)は共通テストの後に出願し、指定の教科・科目を1科目でも受験していないと受験できません。
出願要件(評定・英語資格・履修科目・推薦人数)
総合型選抜・学校推薦型選抜のどの要項にも、「合格した場合には入学することを確約できる者」(学部によっては「入学の確約ができる者」)という要件があります。
| 入試 | 評定(全体の学習成績の状況) |
|---|---|
| 教育学部(総合型) | 3.5以上 |
| 経済学部・理工学部・都市科学部(総合型) | 要項に基準の記載なし |
| 経営学部(学校推薦型) | 学習成績概評がA段階(4.3以上) |
| 理工学部(学校推薦型) | 4.0以上。電子情報システムEPは、国語・数学・理科・外国語の学習成績の状況の平均が4.2以上でも可 |
評定の考え方は評定平均の解説で説明しています。総合型選抜は、卒業した人も出願できます。学校推薦型選抜は、2026年4月から2027年3月までに卒業または卒業見込みの人が対象です。
学部ごとの要件
- 教育学部:小・中・特別支援学校等の教員就職を希望すること。地域教員希望枠は神奈川県内の教員就職を希望すること(出身地は問わない)。どちらの枠も、「教職セミナー」等への参加か高校の「教職コース」等の履修(高大接続活動)が要件で、地域教員希望枠は横浜国立大学教育学部の「YNU教職セミナー」か神奈川県内のものに限る。専門領域枠の英語・美術・保健体育は、外部試験の証明書、作品などの資料、競技の成果がそれぞれ必要
- 経済学部:英検、TOEFL iBT、TOEIC L&R、IELTS、GTEC(4技能)のいずれかを受験し、成績証明書等を提出する。出願開始日から遡って2年以内に受験したスコアに限る
- 都市科学部 建築学科・都市基盤学科:高校で数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cのすべてを履修した人(履修見込みを含む)
- 理工学部(学校推薦型):化学・生命系学科は理科を2科目以上履修。電子情報システムEPは「数学Ⅲ」と「数学C」および理科を2科目以上履修(女子枠は「物理」「化学」「生物」から2科目以上)。女子枠は戸籍上の性別が女性であること
学校長が推薦できる人数
経営学部は1校2名まで、理工学部の電子情報システムEPは一般枠・女子枠それぞれ1校4名までです。化学・生命系学科は人数の制限がありません。
選考方法(学部別)
総合型選抜は、どの学部も第1次選抜と第2次選抜を行います。共通テストを課す学科は、そのあとに共通テストの成績を使って最終合格者を決めます(経済学部の要項は、最終選抜を含む3段階と説明しています)。
| 総合型選抜 | 第1次選抜 | 第2次選抜 |
|---|---|---|
| 教育学部 | 出願書類の審査、高大接続活動に関する評価、小論文試験 | 個人面接。専門領域枠の英語は面接の一部が英語、音楽は聴音の実技、保健体育は提出したスポーツ・ダンス・武道のいずれかの成果の評価、社会は指定文献に関する質疑、数学は算数・数学に関する質疑が加わる |
| 経済学部 | 志願者数が募集人員の2倍(30名)を超えた場合、英語資格・検定試験のスコアで選抜 | 自己推薦書などの提出書類による個人面接 |
| 理工学部(2つのEP) | 書類審査(自己推薦書、調査書等) | 個人面接(口頭試問)。数学、理科などを活用した理工学的な考え方を評価 |
| 都市社会共生学科 | 書類選抜(自己推薦書、課題作文、調査書等) | 自己推薦書と課題作文に基づく面接試験(口頭試問) |
| 建築学科 | 書類審査と実技試験(造形に関する思考力・表現力の検査) | 面接試験(口頭試問)とプレゼンテーションを含むグループ面接 |
| 都市基盤学科 | 書類選抜(自己推薦書、調査書等) | 面接試験(志望動機等の質疑、課題に関するプレゼンテーションと質疑) |
| 環境リスク共生学科 | 書類選抜(自己推薦書、調査書等) | 面接試験(環境に関する社会的課題についての質疑、志望動機等の質疑) |
| 学校推薦型選抜 | 選考の内容 |
|---|---|
| 経営学部 | 小論文(経営・経済を中心とした社会科学に関するテーマ)と個人面接、志望理由書、推薦書、調査書を総合 |
| 理工学部(一般枠) | 共通テストの成績、推薦書、調査書、個人面接(志望動機、数学・理科および英語に関する基礎知識など) |
| 理工学部(女子枠) | 推薦書、調査書、個人面接、口頭試問 |
建築学科の実技試験と、海洋空間のシステムデザインEPの面接は、出題例が学科・EPのウェブサイトで公開されています。
日程(2027年度入試)
| 入試 | 出願期間 | 選抜の日 | 合格者発表 |
|---|---|---|---|
| 経済学部(総合型) | 2026年9月1日(火)〜9月4日(金) | 第2次 11月16日(月) | 第1次 10月9日、第2次 12月17日、最終 2027年2月10日 |
| 建築学科(総合型) | 9月10日(木)〜9月17日(木) | 第1次(実技)10月10日(土)、第2次 11月21日(土) | 第1次 10月21日、最終 12月2日 |
| 都市社会共生学科・都市基盤学科・環境リスク共生学科(総合型) | 9月10日(木)〜9月17日(木) | 第2次 11月21日(土) | 第1次 10月21日、第2次 12月2日、最終 2027年2月9日 |
| 理工学部(総合型) | 9月11日(金)〜9月17日(木) | 第2次 11月21日(土) | 第1次 10月20日、第2次 12月8日、最終 2027年2月9日 |
| 教育学部(総合型) | 9月24日(木)〜9月30日(水) | 第1次(小論文)10月24日(土)、第2次 11月21日(土) | 第1次 11月4日、最終 12月1日 |
| 経営学部(学校推薦型) | 11月2日(月)〜11月9日(月) | 12月7日(月) | 12月17日 |
| 理工学部 女子枠(学校推薦型) | 11月3日(火)〜11月9日(月) | 11月21日(土) | 12月8日 |
| 理工学部 一般枠(学校推薦型) | 2027年1月18日(月)〜1月22日(金) | 2月4日(木) | 2月9日 |
年の記載がない日付は2026年です。経済学部、理工学部、都市科学部(建築学科を除く)の総合型選抜は、第1次選抜が書類による選抜で、試験日はありません。出願はどの入試も郵送で、期間内に必着です。締切の前日など、決められた日までの消印がある書留郵便は、期限後に届いても受理される例外があります。日付は入試ごとに違うので要項で確認してください。学校推薦型選抜の書類は、出身学校から郵送します。
入学検定料はどの入試も17,000円です。経済学部、理工学部、都市科学部(建築学科を除く)の総合型選抜は、第1次選抜で不合格になった場合、申し出により13,000円が返還されます。
提出書類:自己推薦書・課題作文・志望理由書
| 入試 | 本人が書く書類と字数 |
|---|---|
| 教育学部(総合型) | 自己推薦書(教職を目指す理由や資質・適性などを1,000字以内)。高大接続活動に関する課題レポート(500字以内と1,000字以内の2題)。どちらも手書き |
| 経済学部(総合型) | 自己推薦書(志望する理由と自身が学部にふさわしい理由を1,000字以内。PC等で入力) |
| 理工学部(総合型) | 自己推薦書。材料工学EPは熱意を600字程度と将来の夢を600字程度、海洋空間のシステムデザインEPは熱意を1,000字程度。手書き |
| 都市社会共生学科(総合型) | 自己推薦書(600字程度)と課題作文(1500〜2000字程度)。手書き |
| 建築学科・環境リスク共生学科(総合型) | 自己推薦書(学科に対する熱意を1,000字程度)。手書き |
| 都市基盤学科(総合型) | 自己推薦書(志望する理由400字程度、卒業した後の自分の姿・自分の特徴・勉強以外で力を入れてきたことを各200字程度)。手書き |
| 経営学部(学校推薦型) | 志望理由書(志望した理由、大学生活に期待すること、将来の希望・進路)。自筆 |
学校推薦型選抜では、出身学校長が作成する推薦書と調査書も提出します(理工学部は入学確約書も提出)。
生成AIの利用について
教育学部の要項は、自己推薦書と課題レポートについて「指導者及び生成AI等が作成した文章の一部又は全部を使用することを禁じます」と定めています。大学全体でも、出願書類は「自らの責任において十分に考えたものを提出してください」という注意が出されています。
書き方は自己推薦書の書き方と志望理由書の書き方、推薦書のお願いの仕方は推薦書の依頼で説明しています。
併願のルールと入学手続
- 教育学部:地域教員希望枠と専門領域枠は併願できる(検定料はそれぞれに必要)。専門領域枠で出願できる専門領域は1つ
- 経済学部:他の総合型選抜・学校推薦型選抜との併願を一切認めないと要項に書かれている
- 都市科学部:志望できる学科は1つ。都市科学部の帰国生徒選抜との併願はできない
- 学校推薦型選抜:国公立大学の学校推薦型選抜に出願できるのは1つの大学・学部だけ。ただし、理工学部の女子枠で合格とならなかった人は、電子情報システムEPの一般枠に出願できる
- 一般選抜:不合格になった場合に備えて、国公立大学の一般選抜に出願できる
- 入学手続のあと:合格者が入学手続を完了すると、横浜国立大学や他の国公立大学・学部の一般選抜を受験しても合格者にはならない
特別の事情で入学を辞退する場合は、2027年2月17日(水)までに入学辞退願を出して、許可を得る必要があります。学校推薦型選抜は、推薦した学校長が「推薦入学辞退願」を提出します。
令和8年度(2026年度入試)の結果:志願者数・合格者数・倍率
横浜国立大学が公表している令和8年度(2026年度)の実施状況です。総合型選抜は志願者845名・合格者182名で倍率4.6倍、学校推薦型選抜は志願者229名・合格者101名で倍率2.2倍でした。倍率は受験者数を合格者数で割った値です。
| 総合型選抜 | 募集人員 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 教育学部 地域教員希望枠 | 36 | 217 | 37 | 5.8 |
| 教育学部 専門領域枠 | 64 | 276 | 60 | 4.6 |
| 経済学部 | 15 | 69 | 16 | 4.3 |
| 材料工学EP | 8 | 21 | 3 | 7.0 |
| 海洋空間のシステムデザインEP | 10 | 31 | 12 | 2.6 |
| 都市社会共生学科 | 28 | 111 | 28 | 4.0 |
| 建築学科 | 7 | 56 | 7 | 7.9 |
| 都市基盤学科 | 10 | 30 | 9 | 3.3 |
| 環境リスク共生学科 | 10 | 34 | 10 | 3.4 |
| 学校推薦型選抜 | 募集人員 | 志願者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 経営学部 | 49 | 161 | 53 | 3.0 |
| 理工学部 化学・生命系学科 | 33 | 44 | 35 | 1.2 |
| 理工学部 電子情報システムEP | 15 | 24 | 13 | 1.8 |
共通テストを課す学科では、第2次選抜の合格者数より最終合格者数が少なくなっています。経済学部は28名に対して16名、材料工学EPは10名に対して3名、都市社会共生学科は54名に対して28名、都市基盤学科は21名に対して9名でした。令和8年度の電子情報システムEPは募集人員15名で女子枠がなく、2027年度入試とは募集の形が違います。倍率の読み方は総合型選抜の倍率で説明しています。
学年別の準備の進め方
高校3年生
- 志望する学部の学生募集要項を入手し、出願期間、共通テストの要否、出願要件を確かめる
- 経済学部と、教育学部の英語専門領域は、外部英語試験の証明書を出願期間に間に合うように用意する
- 自己推薦書は手書きの指定が多い。夏休み中に下書きを作り、清書の時間を確保する
- 学校推薦型選抜は、校内で推薦を受けられるかを早めに先生に相談する
高校1・2年生
- 評定の基準がある入試を考えている場合は、評定を保つ
- 教育学部を考えている場合は、「教職セミナー」等の高大接続活動に参加し、受講証明書などを保管する
- 建築学科・都市基盤学科・電子情報システムEPを考えている場合は、数学Ⅲと数学Cまで履修する
- 2028年度入試では、都市社会共生学科の総合型選抜で共通テストの教科・科目の選択方法と配点の一部変更が予告されている
計画の立て方は高2からのスケジュールで説明しています。
合格に向けた対策のポイント
- 共通テストの準備を止めない:共通テストを課す総合型選抜では、第2次選抜に合格したあとに、共通テストの成績を使って最終合格者が決まる
- 自己推薦書はアドミッション・ポリシーを読んでから書く:経済学部と都市社会共生学科の要項は、これまでの学習等の活動の成果や関心を持つ問題に触れながら書くよう求めている
- 面接は口頭試問を含むと考えて準備する:理工学部と都市科学部の総合型選抜の面接は口頭試問を含み、学科ごとに論理的思考力・理解力・表現力などを確かめる(内容は学科の要項で確認)
- 教育学部と経営学部は小論文がある:教育学部は学校教育をめぐる今日的課題、経営学部は経営・経済を中心とした社会科学に関するテーマが出題される
準備の進め方は面接対策、口頭試問の対策、小論文の書き方で説明しています。
よくある質問
- Q. 横浜国立大学に総合型選抜はありますか?
- A. あります。2027年度入試では、教育学部、経済学部、理工学部、都市科学部で総合型選抜が行われ、募集人員は合計188名です。経営学部は総合型選抜を行わず、学校推薦型選抜を実施します。
- Q. 横浜国立大学の総合型選抜に共通テストは必要ですか?
- A. 学部によります。教育学部と都市科学部建築学科は共通テストを課しません。経済学部、理工学部、都市科学部のほかの3学科は、指定された教科・科目をすべて受験することが要件で、共通テストの成績を使って最終合格者が決まります。
- Q. 横浜国立大学の総合型選抜・学校推薦型選抜に評定平均の基準はありますか?
- A. 教育学部の総合型選抜は3.5以上です。経済学部・理工学部・都市科学部の総合型選抜は、要項に評定の基準の記載がありません。学校推薦型選抜は、経営学部が4.3以上、理工学部が4.0以上(電子情報システムEPは国語・数学・理科・外国語の平均4.2以上でも可)です。
- Q. 横浜国立大学の総合型選抜の日程は?
- A. 2027年度入試の出願期間は、経済学部が2026年9月1日〜4日、都市科学部が9月10日〜17日、理工学部が9月11日〜17日、教育学部が9月24日〜30日です。最終合格者の発表は、教育学部が12月1日、建築学科が12月2日、共通テストを課す学科が2027年2月9日(経済学部は2月10日)です。
- Q. 横浜国立大学の総合型選抜の倍率はどのくらいですか?
- A. 大学が公表した令和8年度(2026年度入試)の実施状況では、総合型選抜全体で志願者845名、合格者182名、倍率4.6倍でした。学科別では、建築学科7.9倍、材料工学EP 7.0倍、経済学部4.3倍、都市社会共生学科4.0倍などです。
- Q. 横浜国立大学の総合型選抜は一般選抜と併願できますか?
- A. 不合格になった場合に備えて、国公立大学の一般選抜に出願できます。ただし、合格した場合に入学を確約できることが出願の要件で、合格者が入学手続を完了すると、他の国公立大学・学部の一般選抜を受験しても合格者にはなりません。
まとめ
横浜国立大学の総合型選抜は教育学部・経済学部・理工学部・都市科学部で、学校推薦型選抜は経営学部と理工学部で行われます。共通テストを課す入試と課さない入試があり、課す入試では共通テストの成績が合否の判定に使われます。どの入試も、合格した場合に入学を確約できることが要件です。
準備の中心は、アドミッション・ポリシーを踏まえた自己推薦書と、口頭試問を含む面接、そして共通テストの学力です。東京修学館では、家近亮子学長が、自己推薦書や志望理由書の構成づくりと、小論文・面接・口頭試問の練習を無料相談でお手伝いしています。
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