最終更新: 2026-10-03 / 監修: 家近亮子(東京修学館 学長) / 出典: 大正大学「2027年度 総合型選抜 Ⅰ期 専願 募集要項」「2027年度 総合型選抜 Ⅱ期 併願・Ⅲ期 併願 学生募集要項」ほか、同「2026年度 過去の入試結果」
大正大学(東京都豊島区)は、仏教学部から情報科学部まで、13学科すべてで総合型選抜を行っています。専願のⅠ期、併願できるⅡ期・Ⅲ期、奨学金とつながった地域戦略人材育成入試があり、配点と試験の中身は方式ごとに違います。この記事では、2027(令和9)年度の募集要項に基づいて方式の違い、募集人員、出願資格、選考方法、日程を整理し、準備の進め方を東京修学館の家近亮子学長の監修で解説します。
大正大学の総合型選抜の全体像(4つの方式と公募制推薦)
2027年度入試の総合型選抜は4方式です。同じく年内に行われる公募制の学校推薦型選抜2方式とあわせて整理します。
| 方式 | 専願・併願 | 選考と配点 |
|---|---|---|
| 総合型選抜 Ⅰ期 専願 | 専願(第一志望) | 第一次審査(書類)250点、第二次審査(学科・専攻・コース別)250点の計500点 |
| 総合型選抜 Ⅱ期 併願 | 他大学と併願できる | 高等学校調査書50点、事前課題(実績報告書50点・自己調査書50点)、プレゼンテーション100点、面接100点の計350点 |
| 総合型選抜 Ⅲ期 併願 | 他大学と併願できる | 事前課題(自己推薦書)100点、基礎確認テスト100点、面接50点、プレゼンテーション50点の計300点 |
| 総合型選抜 地域戦略人材育成 | 他大学と併願できる | 第一次審査(志望理由書150点・高等学校調査書50点)、第二次審査(プレゼンテーション100点・面接100点) |
| 学校推薦型選抜(公募制)専願 | 専願(第一志望) | 事前課題(自己調査書)100点、小論文100点、面接100点の計300点 |
| 学校推薦型選抜(公募制)併願 | 他大学と併願できる | 事前課題(自己調査書)100点、基礎確認テスト100点、面接100点の計300点 |
Ⅰ期 専願は書類と学科ごとの試験で選考し、Ⅱ期 併願は探究活動や課外活動の実績、Ⅲ期 併願は基礎学力と自己推薦書、地域戦略人材育成入試は高校時代の探究やプロジェクトを評価します。このほかの学校推薦型選抜(指定校)、宗門子弟特別入試、スポーツ特別入試、社会人入試、外国人留学生試験は、この記事では扱いません。
出典
大正大学の2027年度入試の募集要項(総合型選抜 Ⅰ期 専願/Ⅱ期 併願・Ⅲ期 併願/地域戦略人材育成/学校推薦型選抜)。出願書類の様式と最新情報は大正大学 受験生応援サイト「入試概要」で必ず確認してください。
募集人員(2027年度・学科別)
| 学科 | 総合型 Ⅰ期 専願 | 総合型 Ⅱ期・Ⅲ期 併願 | 学校推薦型 専願 | 学校推薦型 併願 |
|---|---|---|---|---|
| 仏教学科 | 4 | 4 | 3 | 2 |
| 日本文学科 | 10 | 5 | 9 | 7 |
| 人文学科 | 8 | 5 | 9 | 7 |
| 歴史学科 | 16 | 9 | 20 | 14 |
| 人間科学科 | 15 | 10 | 12 | 12 |
| 社会福祉学科 | 10 | 3 | 10 | 6 |
| 臨床心理学科 | 10 | 10 | 14 | 10 |
| 表現文化学科 | 18 | 16 | 15 | 15 |
| メディア表現学科 | 16 | 14 | 20 | 15 |
| 地域創生学科 | 13 | 8 | 12 | 10 |
| 公共政策学科 | 13 | 8 | 12 | 10 |
| グリーンデジタル情報学科 | 10 | 5 | 8 | 5 |
| デジタル文化財情報学科 | 10 | 5 | 8 | 5 |
| 合計 | 153 | 102 | 152 | 118 |
募集人員は学科単位で、専攻・コースごとの内訳はありません。Ⅱ期とⅢ期は2つを合わせた人数です。「学校推薦型 専願」は、受験生応援サイトの募集人員一覧では公募制 専願と指定校を合わせた枠として示されています。地域戦略人材育成入試は全学科で若干名です。同じ一覧には、合格基準点に達しない場合は定員を下回ることがあるという注記があります。
大学入学共通テストと評定の扱い
| 方式 | 大学入学共通テスト | 評定(全体の学習成績の状況) |
|---|---|---|
| 総合型選抜 Ⅰ期 専願 | 試験内容に含まれない | 出願資格に基準はない。高等学校調査書は第一次審査で20点 |
| 総合型選抜 Ⅱ期 併願 | 試験内容に含まれない | 基準はない。高等学校調査書は「全体の学習成績の状況×10」として50点で評価 |
| 総合型選抜 Ⅲ期 併願 | 試験内容に含まれない | 基準はない。高等学校調査書の内容は面接時の参考 |
| 総合型選抜 地域戦略人材育成 | 必須教科を含む計3科目の受験が出願資格(奨学金給付の必須要件) | 全体の学習成績の状況は問わない。高等学校調査書は第一次審査で50点 |
| 学校推薦型選抜(公募制)専願・併願 | 試験内容に含まれない | 最終学年1学期までの全体の学習成績の状況が3.0以上 |
地域戦略人材育成入試の合格発表は2026年12月18日で、大学入学共通テスト(2027年1月16日・17日)より前です。要項のQ&Aは、求めているのは共通テストの成績ではなく、必須教科を含む計3科目の受験だと説明しています。受験していなかったり科目が足りなかったりすると、授業料は減免されません。必須教科は、日本文学科が国語(古文・漢文含む)、人間科学科が英語(リスニング含む)、情報科学部の2学科が数学というように学科で違うので、要項の表で確認してください。評定の考え方は評定平均の解説でまとめています。
出願資格(方式ごとの条件)
総合型選抜 Ⅰ期 専願
大正大学を専願(第一志望)とすること、教育内容を十分に理解して志望の学科・専攻・コースで学ぶことを強く希望すること、合格後の入学準備学習に意欲的に取り組む意志があることの3つが条件です。そのうえで、高等学校か中等教育学校を卒業した人と2027年3月卒業見込みの人、高等学校卒業程度認定試験に合格した人などが出願できます。
総合型選抜 Ⅱ期 併願・Ⅲ期 併願
高等学校か中等教育学校を卒業した人、2027年3月31日までに卒業する人など、大学入学資格のある人が出願できます。要項には「高校の推薦は必要ありません」とあり、受験生応援サイトの入試のポイントには、成績要件がなく現役生以外でも受験できると書かれています。
総合型選抜 地域戦略人材育成
2027年3月に高等学校または中等教育学校を卒業見込みで、大正大学への進学を強く希望し、2027年度大学入学共通テストの必須教科を含む計3科目を受験する人が対象です。すでに大正大学のほかの入試で合格した人も、合格している学科・専攻・コースに限って出願できます。
学校推薦型選抜(公募制)専願・併願
- 2027年3月に高等学校または中等教育学校を卒業見込みの人
- 最終学年1学期(2期制は最終学年前期)までの全体の学習成績の状況が3.0以上
- 学力、人物共に優秀であり、出身高等学校長の推薦書があること
- 専願は、これらに加えて大正大学を専願(第一志望)とすること
総合型選抜 Ⅰ期 専願の選考方法(配点と学科別の試験)
第一次審査は書類審査です。配点は、高等学校調査書20点(各種資格・検定試験の優遇を含む)、セルフポートレート30点、志望理由書100点、学科・専攻・コース別課題100点の計250点です。第一次審査の合格者が、大正大学巣鴨校舎で行う第二次審査(250点)に進みます。
| 学科・専攻・コース | 第一次審査の学科別課題 | 第二次審査 |
|---|---|---|
| 仏教学科(3専攻とも) | 論述 1000字以内 | 小論文(60分・600字程度)、個別面接 |
| 日本文学科 | 本の「広告」(A4判用紙1枚)と「紹介文」(800字以内) | プレゼンテーション・面接(計10分程度)、グループ面接(各25分程度) |
| 人文学科 哲学・宗教文化コース | 3問から1つを選んで論述 1000字程度 | 授業レポート(40分授業、40分論述・800字程度)、個別面接 |
| 人文学科 国際文化コース | 論述 1200字程度 | グループディスカッション(導入15分、ディスカッション60分)、ショートエッセイ(500〜600字、30分)、個別面接 |
| 歴史学科(日本史コース、文化財・考古学コース) | ①600字以内、②400字以内(合計1000字以内) | コース別問題(筆記試験60分・600字程度)、グループ・ディスカッション(60分程度)、個別面接 |
| 人間科学科 | 論述 800字程度 | 模擬講義等(105分。講義45分とレポート作成60分)、個別面接(10〜15分予定) |
| 社会福祉学科 | 論述 1000字程度 | グループ・ディスカッション(60分)、振り返りレポート作成(400字程度、30分)、個別面接 |
| 臨床心理学科 | 論述 1000字程度 | 当日に提示された資料に基づくレポート課題(45分)、グループ・ディスカッション(30分)、個別面接 |
| 表現文化学科(学科共通) | 論述 1000字程度 | 筆記・小論文試験(60分)、グループまたは個別面接(15分) |
| メディア表現学科(学科共通) | 論述 1000字程度 | ワークショップ(筆記試験と口述試験をあわせて120分) |
| 地域創生学科 | 設問1・設問2を合わせて1000字程度 | グループ・ディスカッション(1グループ6〜8名程度・60分)×2、個別面接 |
| 公共政策学科 | 設問1 500字程度、設問2 500字程度 | グループ・ディスカッション(60分)、個別面接 |
| グリーンデジタル情報学科 | 設問1 600字以内、設問2 500字以内 | 筆記試験(20分)、個別面接(課題のプレゼンテーション7分、質疑7分など) |
| デジタル文化財情報学科 | 設問1 600字以内、設問2 500字以内 | 筆記試験、個別面接(課題のプレゼンテーション7分、質疑7分など) |
英検2級以上、GTEC(4技能)999以上、漢検2級以上、数検2級以上など、要項が挙げる資格・検定で所定のスコアや級があると、第一次審査の高等学校調査書で最大10点まで加点されます(各5点)。第二次審査の成績上位者には「地域人材スカラシップ」の案内があります。採用は上限20名、年額50万円で、成績条件(GPA2.8以上)を満たせば4年間継続できます。
Ⅱ期・Ⅲ期 併願、地域戦略人材育成入試、公募制推薦の選考方法
総合型選抜 Ⅱ期 併願(計350点)
事前課題の「実績報告書」に探究活動や課外活動の実績を、「自己調査書」に志望理由や学習計画を書きます。試験日は、事前課題に基づくプレゼンテーション(一人5分程度)と、個別またはグループの面接(一人15分程度)です。
総合型選抜 Ⅲ期 併願(計300点)
事前課題は「自己推薦書」です。試験日は基礎確認テスト(60分・マークシート方式)、自己推薦書に基づくプレゼンテーション(一人5分程度)、面接(一人15分程度)があります。基礎確認テストは、情報科学部が英語と数学(英語20問、数学30問)、ほかの学部が英語と国語(英語20問、国語30問、国語短文読解3問)です。
総合型選抜 地域戦略人材育成
第一次審査は志望理由書(3,000字以内・150点)と高等学校調査書(50点)の書類審査で、関わってきた探究活動やプロジェクトなど、主に「これまで」を評価します。第二次審査はプレゼンテーション(100点)と面接(100点)で、一人当たり合計30分程度です。第一次審査の点数は第二次審査に持ち越されません。合格して共通テストの要件を満たすと、授業料の50%に相当する額が1年次から最大で卒業まで減免されます。2年次以降の継続は、前年度のGPAが2.8以上であることが基本的な条件です。
学校推薦型選抜(公募制)専願・併願(各300点)
どちらも事前課題の自己調査書と面接(一人15分程度)があります。専願は小論文(90分・学科・専攻・コース別問題・800字程度)、併願は基礎確認テスト(60分・マークシート方式)です。要項によると、小論文は高等学校で学習した知識の範囲内で答えられる出題で、専門知識や用語の使用を必ずしも必要としません。
日程と検定料(2027年度入試)
| 方式 | 出願期間(必着) | 選考日 | 合格発表 | 入学手続締切日 |
|---|---|---|---|---|
| 総合型選抜 Ⅰ期 専願 | 2026年9月7日〜9月15日 | 第一次審査の合格発表 10月9日、第二次審査 10月24日(土) | 最終合格発表 11月2日 | 11月11日(消印有効) |
| 総合型選抜 Ⅱ期 併願、学校推薦型選抜(公募制)専願 | 11月2日〜11月10日 | 11月21日(土) | 12月1日 | 12月10日(消印有効) |
| 総合型選抜 地域戦略人材育成 | 11月13日〜11月19日 | 第一次審査の合格発表 12月4日、第二次審査 12月12日(土) | 最終合格発表 12月18日 | 2027年1月7日(消印有効) |
| 総合型選抜 Ⅲ期 併願、学校推薦型選抜(公募制)併願 | 11月27日〜12月4日 | 12月12日(土) | 12月18日 | 2027年1月7日(消印有効) |
どの方式もネット出願で、WEB登録の締切は出願期間の最終日の前日16時です(Ⅰ期は9月14日)。検定料は30,000円です。合格発表は、出願時に登録する「大正大学マイページ」で確認するオンライン合格発表です。日程や方式は変わる可能性があると要項に書かれているので、出願前に公式サイトで確認してください。
提出書類:セルフポートレート・志望理由書・学科別課題など
| 方式 | 本人が用意する主な書類 |
|---|---|
| 総合型選抜 Ⅰ期 専願 | セルフポートレート(高校入学後に特に力を入れた活動と、その中から1つを選んだ具体的な内容)、志望理由書、学科・専攻・コース別課題 |
| 総合型選抜 Ⅱ期 併願 | 自己調査書、実績報告書(証明する書類があれば一緒に提出できる) |
| 総合型選抜 Ⅲ期 併願 | 自己推薦書(A4片面2枚) |
| 総合型選抜 地域戦略人材育成 | 志望理由書(3,000字以内)、根拠資料(任意。7点まで) |
| 学校推薦型選抜(公募制)専願・併願 | 自己調査書、推薦書(担当教員が記載し厳封) |
どの方式でも志願票と高等学校調査書を提出します。Ⅰ期の学科別課題は、公式サイトの「第一次審査(書類審査)課題集」を読み、所定の原稿用紙に書きます。課題の未提出や不備について大学からの連絡はなく、提出された課題だけで審査されます。Ⅱ期・Ⅲ期と公募制推薦の事前課題は、所定用紙に本人が手書きで記入します。
書き方は志望理由書の書き方、活動報告書の書き方、自己推薦書の書き方、推薦書の頼み方は推薦書の依頼で説明しています。
専願・併願のルールと入学手続
- 専願の方式:総合型選抜 Ⅰ期 専願と学校推薦型選抜(公募制)専願は、出願資格に「本学を専願(第一志望)とする者」とある
- 併願できる方式:総合型選抜 Ⅱ期・Ⅲ期、地域戦略人材育成入試、学校推薦型選抜(公募制)併願は、他大学と併願できる。要項は、併願先の出願条件(専願等)を必ず確認するよう求めている
- 一般選抜との関係:Ⅱ期・Ⅲ期の要項は、併願が可能なので一般選抜入学試験にチャレンジすることもできると案内している
- 入学準備学習:Ⅰ期 専願の合格者は、11月から3月までの入学準備学習ですべての課題を修了することが必須。課題が未提出の場合は入学を取り消すこともあると明記されている。公募制推薦の合格者にも入学準備学習が課される
入学手続は、入学金(200,000円)だけでいったん手続きができ、残りの授業料等は「授業料等納入期限」までに納めます。細部は大学が公表する「2027年度入学手続要項」で確認してください。総合型選抜と学校推薦型選抜の違いは総合型選抜と推薦の違いで整理しています。
2026年度の志願者数・合格者数
大正大学が公表している2026年度入試の結果です。総合型選抜の欄は「専願」と「併願」の2区分です(このほかに地域戦略人材育成入試の結果が別に載っています)。まず専願の結果です。
| 学科 | 募集人員 | 一次審査の志願者数 | 二次審査の受験者数 | 最終合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 仏教学科 | 7 | 7 | 7 | 7 | 1.0 |
| 日本文学科 | 10 | 21 | 21 | 19 | 1.1 |
| 人文学科 | 8 | 35 | 33 | 32 | 1.0 |
| 歴史学科 | 16 | 41 | 41 | 39 | 1.1 |
| 人間科学科 | 10 | 38 | 34 | 31 | 1.1 |
| 社会福祉学科 | 10 | 17 | 17 | 17 | 1.0 |
| 臨床心理学科 | 10 | 44 | 35 | 29 | 1.2 |
| 表現文化学科 | 10 | 43 | 42 | 42 | 1.0 |
| メディア表現学科 | 16 | 52 | 52 | 48 | 1.1 |
| 地域創生学科 | 10 | 25 | 25 | 24 | 1.0 |
| 公共政策学科 | 13 | 13 | 13 | 13 | 1.0 |
| グリーンデジタル情報学科 | 10 | 1 | 1 | 1 | 1.0 |
| デジタル文化財情報学科 | 10 | 6 | 6 | 6 | 1.0 |
| 合計 | 140 | 343 | 327 | 308 | 1.1 |
倍率は大学が公表している値です。人間科学科と臨床心理学科では、第一次審査の段階で人数が絞られています。ほかの区分の合計は次のとおりです。
| 区分(2026年度) | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合型選抜 併願 | 70 | 91 | 84 | 64 | 1.3 |
| 学校推薦型選抜 専願、指定校 | 151 | 206 | 205 | 198 | 1.0 |
| 学校推薦型選抜 併願、探究活動・課外活動型 | 117 | 99 | 95 | 81 | 1.2 |
2027年度は区分と募集人員が変わっている(Ⅲ期の要項には、前年は「総合型選抜 併願」として実施したと書かれている)ので、数字は目安として見てください。倍率の読み方は総合型選抜の倍率で説明しています。
学年別の準備の進め方
高校3年生
- 専願(Ⅰ期・公募制専願)で受けるか、併願できる方式で受けるかを決める。公募制は評定3.0以上と学校長の推薦書が要る
- Ⅰ期の学科別課題は、出願期間(9月7日〜15日)にほかの書類と一緒に出す。課題集が手に入ったら早めに読み、提出期間までに仕上げる
- 第二次審査の形式(小論文、グループ・ディスカッション、模擬講義とレポートなど)を志望学科の欄で確かめて練習する
- Ⅲ期と公募制併願を受ける場合は、基礎確認テスト(英語と国語。情報科学部は英語と数学)の準備をする
高校1・2年生
- 英検・漢検・数検などの2級以上は、Ⅰ期の調査書の加点対象になる。早めに受けておく
- 探究活動や課外活動は、期間や成果を記録し、証明できる資料を残す。セルフポートレート、実績報告書、地域戦略人材育成入試の志望理由書の材料になる
- 公募制を考えるなら評定3.0以上を保つ。Ⅱ期でも調査書は全体の学習成績の状況をもとに50点で評価される
- 志望学科のアドミッション・ポリシーを読む。Ⅰ期の要項には、学科ごとの試験科目と「こんなあなたに学んでほしい」が示されている
高校2年生からの進め方は総合型選抜のスケジュールも参考にしてください。
合格に向けた対策のポイント
- 配点の大きい書類に時間をかける:Ⅰ期の第一次審査は250点のうち、志望理由書と学科別課題が100点ずつを占める。地域戦略人材育成入試も志望理由書が150点ある
- 学科によっては学科別課題が第二次審査で使われる:日本文学科は課題の「広告」と「紹介文」を使ってプレゼンテーションを行い、国際文化コースは課題で論じたことを2〜3分程度で発表してからディスカッションに入る。歴史学科、社会福祉学科、情報科学部の2学科も課題の内容を発表する。書いた内容は手元に残し、口頭で説明できるようにしておく
- プレゼンテーションは紙の資料で:Ⅱ期・Ⅲ期と地域戦略人材育成入試のプレゼンテーションでは、PCやプロジェクターは使えず、資料は紙だけ。配る場合は4部を持参する
- 基礎学力も問われる:Ⅲ期と公募制併願には基礎確認テストがある。併願できる方式で受ける場合は、教科の学習を並行して続ける
小論文と面接の準備は小論文の書き方と面接対策で説明しています。
よくある質問
- Q. 大正大学に総合型選抜はありますか?
- A. あります。2027年度入試では、総合型選抜 Ⅰ期 専願、Ⅱ期 併願、Ⅲ期 併願、地域戦略人材育成入試の4方式があり、いずれも全学科・専攻・コースで募集します。公募制の学校推薦型選抜にも専願と併願があります。
- Q. 大正大学の総合型選抜に共通テストは必要ですか?
- A. Ⅰ期 専願、Ⅱ期 併願、Ⅲ期 併願の試験内容に大学入学共通テストはありません。地域戦略人材育成入試だけは、必須教科を含む計3科目を受験することが出願資格(奨学金給付の必須要件)で、求められるのは成績ではなく受験です。
- Q. 大正大学の総合型選抜の日程は?
- A. 2027年度入試では、Ⅰ期 専願の出願が2026年9月7日〜15日、第二次審査が10月24日、最終合格発表が11月2日です。Ⅱ期 併願は出願が11月2日〜10日、試験日が11月21日、合格発表が12月1日。Ⅲ期 併願は出願が11月27日〜12月4日、試験日が12月12日、合格発表が12月18日です。
- Q. 大正大学の総合型選抜は併願できますか?
- A. Ⅰ期 専願は、大正大学を専願(第一志望)とすることが出願資格です。Ⅱ期 併願、Ⅲ期 併願、地域戦略人材育成入試は他大学と併願できます。
- Q. 大正大学の総合型選抜に評定平均の基準はありますか?
- A. 総合型選抜の出願資格に評定の基準はありません。ただしⅠ期・Ⅱ期と地域戦略人材育成入試では高等学校調査書に配点(50点)があります。公募制の学校推薦型選抜は、最終学年1学期までの全体の学習成績の状況が3.0以上であることが条件です。
- Q. 大正大学の総合型選抜の倍率は?
- A. 大正大学が公表した2026年度入試の結果では、総合型選抜 専願の倍率は全体で1.1倍(一次審査の志願者343人、最終合格者308人)、総合型選抜 併願は1.3倍(受験者84人、合格者64人)でした。倍率は受験者数÷合格者数です。2027年度は方式の区分と募集人員が変わっています。
まとめ
大正大学の総合型選抜は、Ⅰ期 専願、Ⅱ期 併願、Ⅲ期 併願、地域戦略人材育成入試の4方式で、全学科が対象です。Ⅰ期は書類250点と学科別の第二次審査250点、Ⅱ期は実績報告書とプレゼンテーション、Ⅲ期は基礎確認テストと自己推薦書が中心です。
準備の中心は、志望理由書と学科別課題などの書類づくりと、小論文・ディスカッション・プレゼンテーション・面接の練習です。東京修学館では、家近亮子学長が、志望理由書や課題の構成づくりと、小論文・面接の練習を無料相談でお手伝いしています。
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