指定校推薦で落ちることはある?落ちる4つの場面・確率と落ちた後の入試【学長監修】

指定校推薦で落ちることはある?落ちる4つの場面・確率と落ちた後の入試 受験の知識

指定校推薦は、高校が推薦する方式なので、「出願すれば合格する」と思われがちです。けれども、出願の前の校内選考にも、出願した後の大学の選考にも、合格に届かない場面があります。この記事では、文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」と文部科学省の統計をもとに、指定校推薦で落ちる場面を4つに分け、それぞれの原因と防ぎ方を整理します。公的な統計で分かる「落ちる確率」の範囲と、落ちた後に受けられる入試の時間軸も、2027年度入試(2027年4月入学)の日程で示します。

指定校推薦で落ちることはある?落ちる場面は4つ

この節の答え指定校推薦でも落ちることはあり、場面は校内選考、大学の選考、書類と手続き、推薦の取り下げ・卒業の4つで、後の2つは本人の準備で防げる部分が大きい場面です。

指定校推薦で落ちる場面 この記事の要点
落ちる場面
4つ
校内選考・大学の選考・書類と手続き・推薦の取り下げ
大学の合格発表
12月1日以降
2027年度入試の学校推薦型選抜(共通テストを使う方式を除く)
指定校制だけの合格率
公的な統計なし
公表は学校推薦型選抜の全体
共通テストの出願
10月2日で締切済み
2026年9月15日〜10月2日
文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」 第4、大学入試センター「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」による

指定校推薦は、大学が指定した高校の生徒が、校内選考を経て学校長の推薦を受けて出願する学校推薦型選抜です(仕組みは指定校推薦とはの記事)。推薦を受けて出願できれば安心だと考えがちですが、推薦は出願の条件で、合格を約束するものではありません。

この記事では、落ちる場面を4つに分けます。推薦される生徒に選ばれない「校内選考」と、出願後の「大学の選考」が1つ目と2つ目です。

3つ目は出願書類や入学手続の「書類と手続き」、4つ目は推薦が決まった後に条件を満たさなくなる「推薦の取り下げ・卒業」です。前の2つはほかの生徒との比較や大学の評価で決まり、後の2つは本人の準備で防げる部分が大きい場面です。

指定校推薦で落ちる4つの場面と、本人が防げること(2027年度入試)
場面起きる時期決めるもの本人が防げること
校内選考で選ばれない出願の前(出願は11月1日以降)高校の校内の基準評定平均を保つ。推薦の条件と校内の基準を早めに聞く
大学の選考で不合格出願の後。発表は12月1日以降大学の評価要項で選考の中身を知り、面接・小論文・試験に備える
書類・手続きのつまずき出願期間と入学手続の期間大学の要項の期限と様式締切の時刻、必着か消印有効か、提出物の数と様式をそろえる
推薦の取り下げ・卒業推薦が決まった後から入学まで高校の規定と入学資格成績・出席・生活を崩さない。卒業に要る単位と出席を満たす
日付は文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」 第4の5(2026年)。推薦の取り下げの扱いは高校ごとの規定による

校内選考を通って出願した人にも、後の3つは起こります。次の節から、場面ごとに原因と防ぎ方を見ていきます。

校内選考で選ばれない場合

この節の答え校内選考は推薦枠に誰を推薦するかを高校が決める仕組みで、比べる項目も時期も高校ごとに決まり、どれだけがこの段階で落ちるかを示す公的な統計はありません。

校内選考は、大学から届いた推薦枠に誰を推薦するかを高校が決める仕組みです。比べる項目も時期も、高校ごとに決まります。

指定校推薦で落ちた人のうち、どれだけが校内選考の段階なのかを示す公的な統計はありません。時期と見られること、1人枠の考え方、選ばれなかった後の入試は、指定校推薦の校内選考の記事でくわしく説明しています。

大学の選考で落ちる場合:選考に何があるかで変わる

この節の答え大学は調査書や推薦書だけでなく、面接・小論文・基礎学力の試験・共通テスト・資格のうち少なくとも一つで評価するので、落ちる原因は課されるものによって変わります。

文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」は、学校推薦型選抜を、出身高校の学校長の推薦に基づく入試と定めています。調査書を主な資料としつつ、評価・判定する入試方法です(第3の1(3))。

高校の推薦は出願するための条件で、合否は大学が評価して決めます。

同じ項は、調査書や推薦書などの出願書類だけでなく、ほかの評価方法を少なくとも一つ使うよう大学に求めています(第3の1(3)②)。教科・科目の個別テスト、共通テスト、小論文・面接・実技検査、資格・検定試験の成績の4つです。

大学の選考で落ちる原因は、この「何を課されるか」によって変わります。

指定校推薦の大学の選考で課されうるものと、落ちる原因になりうること
選考の中身(実施要項の項)見られること落ちる原因になりうること準備
面接・口頭試問(第6の3)志望する学問分野への意欲や適性(第3の1(3)①)その分野を学びたい理由や、向いていると言える根拠を自分の言葉で示せない学部で学ぶ分野の入門書や講義の紹介を読み、関心を持ったきっかけと入学後に深めたい問いを話せるようにする
小論文(第6の3)考えを組み立てて表現する力設問に答えていない。字数や時間が足りない志望学部の分野で、時間を計って書く
教科・科目の基礎学力の試験(第6の1)高校段階の基礎的な学習の成果校内選考の後に勉強の時間が減り、基礎の問題で点が取れない出題される教科の高1・高2の範囲を復習する
大学入学共通テスト(第6の2)教科の学力出願期間に出願していない。得点が大学の基準に届かない出願したかを確かめる(受験票の有無)
資格・検定試験の成績(第6の4)英語などの技能出願の期限までに、条件の成績を出せない結果が出る日と、出願の期限を照らし合わせる
項の番号は文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」。どれを課すかは大学・学部ごとに違い、指定校推薦の要項は高校に届くことがある

教科・科目の試験を使う場合について、実施要項は、大学での学修に必要な範囲で、高等学校段階での基礎的な学習の成果を問うものとしています。そのうえで、ほかの評価方法とバランスの取れた配分で判定に使うよう定めています(第3の1(3)②)。

校内選考が終わった後も、出題される教科の基礎は続けて復習しておきます。

面接で落ちることはある?実施要項が定める面接の位置づけ

実施要項は、学校推薦型選抜では、志望する学問分野への意欲や適性に関する面接で評価を行うと定めています(第3の1(3)①)。ただし、合格したら入学することを確約して受ける非公募型では、面接を課すかどうかを大学が判断できる1とされています。

また、以前からある選抜で面接の導入が難しいものは、令和11年度入試までに導入すればよいとされています(第14)。質問の例と答え方は大学入試の面接対策、専門分野の知識を問われる場合は口頭試問の記事で説明しています。

選考の中身を知る手順

大学の選考で何が課されるかは、高校に届く要項に書かれています。出願の前に、次の順で読んでおくと、準備の抜けを防げます。

指定校推薦の大学の選考の中身を知る手順
1
高校に届いた要項を見せてもらう
要項が高校あてに届き、大学の公式サイトでは見られない大学もある
2
選考の欄を読む
面接・口頭試問・小論文・基礎学力の試験・共通テストの有無と時間
3
事前課題の有無を見る
出願とは別に、レポートなどの提出の締切が決められていないか
4
提出書類の控えを取る
志望理由書などは、面接の前に読み直せるようにしておく
5
試験日の集合時刻と持ち物を書き出す
受験票を自分で印刷する方式もある
一般的な手順。要項の書き方は大学ごとに違う

書類と手続きでつまずく場合:締切・不備・入学手続

この節の答え出願期間や入学手続の期限は大学の要項で決まり、締切の時刻や必着か消印有効かは大学ごとに違うので、提出物の不備も含めて本人が出す前に見直します。

推薦が決まった後に、本人の準備で防げるのが書類と手続きのつまずきです。指定校推薦でも、出願期間や入学手続の期限は大学の要項で決まっています。高校が書類をまとめて送る場合も、本人が書く書類の期限は本人が守ります。

締切の決め方は大学ごとに違います。たとえば帝京大学の2027年度入試の総合型選抜・学校推薦型選抜では、出願の締切は出願締切日の16:30です。

出願情報の登録、入学検定料の納入、出願書類の到着のすべてが対象で、消印有効ではありません(帝京大学の総合型選抜の記事)。「必着」か「消印有効」か、締切の時刻まで見ておくことが大切です。

提出物の不備について、大学から連絡が来るとは限りません。大正大学の総合型選抜Ⅰ期 専願では、課題の未提出や不備について大学からの連絡はなく、提出された課題だけで審査されます(大正大学の総合型選抜の記事)。

指定校推薦の要項でも、書類の数と様式、本人の手書きが求められる書類かどうかを、出す前に見直します。

指定校推薦 推薦が決まってから入学までの手続き(一般的な流れ)
推薦が決まった後
出願書類をそろえる
本人が書く志望理由書などと、高校が作る調査書・推薦書
出願期間(11月1日以降)
出願の登録・検定料・書類の送付
締切の時刻と、必着か消印有効かを見る
出願後〜試験日
事前課題と受験票の準備
事前課題の締切が出願と別のことがある
試験日
面接・小論文などの選考
遅れそうな時の連絡先を控えておく
合格発表(12月1日以降)
入学手続
期限までに手続と納入を終える
高3の3月
高校を卒業する
入学資格を得て、4月に入学する
日付は文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」 第4の5(2026年)。ほかの時期は一般的な例で、大学・高校ごとに違う

入学手続の期限と納める金額、方法も大学の要項に書かれています。発表から手続の締切までが短い方式もあります。

たとえば帝京大学の学校推薦型選抜(公募制)は、12月1日に合格発表、12月9日が入学手続の締切です(帝京大学の総合型選抜の記事)。指定校推薦で合格した時も、発表の日から逆算して、納入の準備を家庭で進めておきます。

推薦の条件を後から満たさなくなる場合(推薦の取り下げ・卒業)

この節の答え推薦を取り下げる条件は実施要項に定めがなく高校の規定によります。また、現役生は卒業見込みで出願するので、高校を卒業できなければ入学できません。

推薦が決まった後も、出願や入学までの間に条件を満たさなくなると、合格や入学に届かないことがあります。ここは高校と大学の決まりによる部分が大きいので、一般的な考え方として整理します。

学校推薦型選抜は、学校長が、その大学・学部で学ぶのにふさわしい能力・意欲・適性等を持つ生徒だと判断して推薦する入試です(実施要項 第3の1(3))。

推薦は学校長の判断で出すものです。そのため、推薦が決まった後に成績が大きく下がった、欠席が増えた、校内の決まりに反する行為があった場合は、高校が推薦を見直すことも考えられます。

どのような時に推薦を取り下げるかは実施要項に定めがなく、高校の規定によります。推薦が決まった時点で、先生に聞いておきます。

指定校推薦 推薦が決まった後に気をつけること
気をつけること関わる決まり聞く・見る先
高3の成績大学の推薦の条件(評定など)と、高校の推薦の規定担任・進路指導の先生
欠席・遅刻大学の推薦の条件にある出欠の基準と、高校の規定調査書の出欠の記録、担任の先生
校内の決まり・生活高校の規定。推薦書は学校長名で出される生徒手帳や校内の規定
本人が出す書類大学の要項の注意事項(手書き・本人の作成など)高校に届いた要項
高校の卒業実施要項 第9(入学の前までに入学資格を得る見込み)卒業に要る単位と出席
一般的な整理。推薦を取り下げる条件は高校ごとの規定による

もう一つは高校の卒業です。実施要項は、大学に出願できる人を、大学の入学資格を持つ人か、入学の前までに入学資格を持つ見込みの人1と定めています(第9)。

現役生は卒業見込みで出願するので、卒業できなければ入学できません。合格発表の後も、卒業に要る単位と出席を満たすまでが受験の続きです。

欠席の数え方と出願条件の例は総合型選抜の欠席日数、調査書に書かれることは調査書とはの記事で説明しています。

指定校推薦の落ちる確率は?公的な統計で分かる範囲

この節の答え指定校制だけの公的な統計は無く、令和7年度の学校推薦型選抜全体では合格者数÷入学志願者数(延数)が57.8%で、公募制も含む数字です。

指定校推薦の合格率や落ちる確率を、指定校制だけに分けて示した公的な統計は見当たりません。文部科学省が公表しているのは、公募制や指定校制などを合わせた学校推薦型選抜全体の数字です。

全体の数字は、文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」の添付資料にあります。令和7年度の学校推薦型選抜の入学志願者数・合格者数・入学者数2が、国公私立別に載っています。

学校推薦型選抜の志願者数・合格者数・入学者数(令和7年度・大学)
区分入学志願者数合格者数入学者数合格者数÷入学志願者数
国立大学31,953人12,714人12,706人39.8%
公立大学23,032人9,753人9,732人42.3%
私立大学480,971人287,117人198,977人59.7%
合計535,956人309,584人221,415人57.8%
出典:文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」(令和7年11月26日)の添付資料 p.2。志願者数・合格者数は延数。公募制・指定校制などの合計で、指定校制だけの数字は無い。割合は合格者数÷入学志願者数×100を小数第2位で四捨五入

合格者数を入学志願者数で割ると、国立大学が39.8%(12,714÷31,953)、公立大学が42.3%(9,753÷23,032)です。私立大学は59.7%(287,117÷480,971)、全体では57.8%(309,584÷535,956)になります。

学校推薦型選抜 合格者数÷入学志願者数(令和7年度・国公私立別)
国立大学
39.8%
公立大学
42.3%
私立大学
59.7%
合計
57.8%
文部科学省「令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」の添付資料の数字から計算。延数どうしの割合で、指定校制だけの合格率ではない

この数字を読む時の注意

1つ目に、志願者数と合格者数は延数です。1人が複数の大学や方式に出願すると、その分だけ数えられます。

2つ目に、この数字には、ほかの受験生と競う公募制も含まれています。指定校制だけの割合がこれより高いか低いかは、この統計からは分かりません。

3つ目に、合格者数と入学者数の差です。私立大学では、合格者数が入学者数より88,140人多く(287,117−198,977)、合格しても入学しなかった人が含まれます。

合格したら入学する前提の指定校推薦だけを数えた数字ではない、ということです。

公的な統計で言えるのは、学校推薦型選抜の全体で、志願者数(延数)に対する合格者数がこの範囲だった、というところまでです。指定校推薦の合格率を示す数字を見かけた時は、出典と、何を数えた数字なのかを見てから読みます。

指定校推薦で落ちた後の時間軸:12月の発表から一般選抜まで

この節の答え発表は2026年12月1日以降で、共通テストの出願は2026年10月2日に締め切られているので、12月に出願期間がある総合型選抜と一般選抜から次の出願先を選びます。

大学の選考で不合格になった時に何を受けられるかは、発表の時期で決まります。実施要項は、学校推薦型選抜の判定結果を2026年12月1日以降1、一般選抜の試験期日の10日前までに発表すると定めています(第4の5)。

共通テストを使う方式は、一般選抜の試験期日の前日までのなるべく早い日の発表で、2月になる大学もあります。

指定校推薦は、合格したら入学することを確約して受ける方式です。発表までの間にほかの大学へ出願できるかどうかは、大学と高校の決まりによります。

出願できない場合は、結果を待ってから次の出願先を決めることになり、発表が12月の半ばなら、そこから出願できる入試は限られます。

注意

気をつけたいのが共通テストです。根拠は大学入試センター「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」です。出願期間は2026年9月15日から10月2日までで3、本試験は2027年1月16日・17日です。共通テストの出願は2026年10月2日に締め切られています。出願していない人は、共通テストを使わない一般選抜と、12月に出願できる総合型選抜から選びます。

12月に出願期間がある総合型選抜の例と一般選抜(2027年度入試)
出願・試験期間選考日・発表日
11月12月1月2月3月
帝京大学 総合型選抜Ⅲ期
出願 11月24日〜12月7日/試験 12月13日/発表 12月17日
大正大学 総合型選抜Ⅲ期 併願
出願 11月27日〜12月4日/試験 12月12日/発表 12月18日
産業能率大学 AO方式Ⅲ期
出願 12月1日〜12月16日/試験 12月20日/発表 12月21日
大学入学共通テスト
本試験 1月16日/本試験 1月17日
一般選抜 教科・科目の個別試験
試験期間 2月1日〜3月25日
各大学の2027年度入試の要項(大学別の記事に出典を記載)と文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」 第4による。11月・12月は2026年、1月以降は2027年。一般選抜の出願期間は大学ごとに試験日に合わせて決まる

例を3つ挙げます。帝京大学の総合型選抜Ⅲ期は、医学部以外の9学部で募集し、出願が2026年11月24日〜12月7日(締切日必着)4です。評定平均の出願基準はなく、他大学と併願できます(帝京大学の総合型選抜の記事)。

大正大学の総合型選抜Ⅲ期 併願は、出願が11月27日〜12月4日(必着)5、試験が12月12日です。高校の推薦は要らず、評定の基準もなく、他大学と併願できます(大正大学の総合型選抜の記事)。

WEB登録の締切は出願期間の最終日の前日16時なので、12月3日16時までです。指定校推薦の発表がそれより後だと間に合いません。

産業能率大学のAO方式Ⅲ期は、情報マネジメント学部 現代マネジメント学科の方式です。出願が12月1日〜12月16日で7、試験は12月20日、発表は12月21日です。

他大学と併願でき、志願者推薦書は要りません(産業能率大学の総合型選抜の記事)。

12月に出願できる総合型選抜の例と条件(2027年度入試)
大学・方式出願期間(2026年)選考併願と条件
帝京大学 総合型選抜Ⅲ期(医学部以外の9学部)11月24日〜12月7日(締切日16:30必着)志望理由・調査書・面接・基礎能力適性検査他大学と併願できる。評定の出願基準なし
大正大学 総合型選抜Ⅲ期 併願(全学科)11月27日〜12月4日(必着)自己推薦書・基礎確認テスト・プレゼンテーション・面接他大学と併願できる。高校の推薦と評定の基準なし
産業能率大学 AO方式Ⅲ期(現代マネジメント学科)12月1日〜12月16日(最終日の消印有効)書類審査・模擬授業要約レポート・面接他大学と併願できる。志願者推薦書は不要
各大学の2027年度入試の要項による(大学別の記事に出典を記載)。学部・学科で募集の有無と人数が違う

一般選抜は、教科・科目の個別試験が2027年2月1日から3月25日までの間に行われ、合格発表は3月31日までです(実施要項 第4の2)。出願期間は試験日に合わせて大学が決めます。

指定校推薦の結果を待つ間も一般選抜の科目の勉強を続けておくと、12月に結果が出た後に動けます。

落ちたかもしれない時に、高校に聞くこと

この節の答え結果の知らされ方、追加の募集やほかの推薦枠の有無、公募推薦の校内の手続き、調査書を頼む時期などを、担任や進路指導の先生に聞いてから出願先を決めます。

校内選考の結果や大学の合否が思いどおりでなかった時、次に何ができるかは、高校の決まりと時期によります。結果の知らされ方も、高校や大学によって違います。

慌てて出願先を決める前に、次のことを担任や進路指導の先生に聞きます。公募推薦の仕組みは公募推薦とは、学校推薦型選抜全体の日程は学校推薦型選抜とはの記事にあります。

指定校推薦で落ちたかもしれない時に高校に聞くこと
校内選考の結果は、いつ、どの方法で知らされるか
大学の合否は、本人に届くのか、高校を通して届くのか
希望者がいなかった枠や、辞退で空いた枠の追加の募集があるか
ほかの推薦枠(第2希望など)に申し込めるか
公募推薦に出願する場合の、校内の手続きと締切
総合型選抜や一般選抜に出願する時、調査書をいつまでに頼めばよいか
共通テストに出願したか(出願は2026年10月2日に締め切られている)
一般的な例。追加の募集やほかの枠の有無は高校ごとに違う

追加の募集やほかの枠は、どの高校にもある仕組みではありません。あれば検討し、無ければ総合型選抜と一般選抜に切り替えます。どちらの場合も、調査書の発行には日数がかかることがあるので、出願先が決まったら早めに頼みます。

よくある質問

Q. 指定校推薦で落ちる人はいますか?
A. います。落ちる場面は、校内選考で選ばれない、大学の選考で不合格になる、書類や手続きでつまずく、推薦が決まった後に条件を満たさなくなる、の4つです。指定校制だけの数字は公表されていません。令和7年度の学校推薦型選抜の全体(公募制などを含む)では、合格者数を入学志願者数(延数)で割ると57.8%でした。指定校推薦の合格率ではありませんが、学校推薦型選抜でも合格に届かない出願があることが分かります。
Q. 指定校推薦の合格発表はいつですか?
A. 2027年度入試では、学校推薦型選抜の判定結果は2026年12月1日以降、一般選抜の試験期日の10日前までに発表すると実施要項で定められています。共通テストを使う方式は、一般選抜の試験期日の前日までのなるべく早い日の発表で、2月になる大学もあります。具体的な日は大学ごとに違うので、高校に届いた要項で見ます。
Q. 指定校推薦の結果を待つ間に、ほかの大学に出願できますか?
A. 大学と高校の決まりによります。指定校推薦は合格したら入学することを確約して受ける方式なので、結果が出るまでほかの出願を控えるよう求められることがあります。帝京大学のように、総合型選抜は他大学と併願できる一方で、同じ大学の指定校制との併願はできないとする大学もあります。出願の前に先生に聞いておきます。
Q. 指定校推薦で落ちたら、一般選抜に間に合いますか?
A. 間に合う大学はあります。一般選抜の教科・科目の個別試験は、2027年2月1日から3月25日までの間です。出願期間は試験日に合わせて大学ごとに決まるので、12月に結果が出た後でも出願できます。ただし、共通テストの出願は2026年10月2日に締め切られています。出願していない人は、共通テストを使わない一般選抜と、12月に出願できる総合型選抜から選びます。
Q. 推薦が決まった後に、推薦が取り消されることはありますか?
A. 推薦を取り下げる条件は実施要項に定めがなく、高校の規定によります。成績が大きく下がった、欠席が増えた、校内の決まりに反する行為があった、という場合に、高校が推薦を見直すことは考えられます。また、高校を卒業できなければ大学に入学できません。推薦が決まった時点で、高校の規定を先生に聞いておきます。

まとめ

指定校推薦でも、落ちることはあります。場面は、校内選考、大学の選考、書類と手続き、推薦の取り下げと卒業の4つです。

大学は、面接・小論文・基礎学力の試験・共通テスト・資格のうち少なくとも一つで評価して合否を決めます。指定校制だけの合格率の公的な統計は無く、令和7年度の学校推薦型選抜全体では、合格者数÷志願者数(延数)が57.8%でした。

発表は12月1日以降(共通テストを使う方式を除く)なので、12月に出願できる総合型選抜と一般選抜の出願先を、結果を待つ間に調べておくと落ちた後も動けます。

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参考資料

この記事は次の公式資料をもとに書いています。数字や日程は必ず最新の要項で確かめてください。

  1. 令和9年度大学入学者選抜実施要項文部科学省・2026-05-27・PDF
  2. 令和7年度国公私立大学入学者選抜実施状況(令和7年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要 添付資料)文部科学省・2025-11-26・PDF
  3. 令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項大学入試センター・2026-06-02・PDF
  4. 入学試験要項2027 総合型選抜・学校推薦型選抜・広域多摩地域密着型奨学選抜・奨学特待生選抜帝京大学・2026-07・PDF
  5. 2027年度 総合型選抜 Ⅱ期 併願・Ⅲ期 併願 学生募集要項大正大学・2026-08・PDF
  6. 2027年度 総合型選抜 Ⅰ期 専願 募集要項大正大学・2026-05・PDF
  7. 2027年度 入学者選抜要項 総合型選抜・学校推薦型選抜産業能率大学・PDF

リンク先の確認日:2026-10-20

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