北海道大学のフロンティア入試は、基礎的な学力に加えて、主体的に行動する力や新しいことに挑戦する意欲を持ち、北海道大学で学びたいという強い意志を持つ学生を選ぶ総合型選抜です。この記事では、令和9(2027)年度の学生募集要項に基づいて、TypeⅠ・TypeⅡの実施学部・学科と募集人員、共通テストの扱い、出願要件、選考方法、日程、前年度の結果を整理し、準備の進め方を東京修学館の家近亮子学長の監修で解説します。
- 北海道大学のフロンティア入試とは
- 募集人員(令和9年度・学部・学科別)
- 大学入学共通テストの扱い(TypeⅠとTypeⅡで違う)
- 出願要件(専願・卒業年度・履修科目・英語資格)
- 選考方法:TypeⅠ(書類・面接・課題論文+共通テスト)
- 選考方法:TypeⅡ(数学・理科の適性試験と面接)
- 日程(令和9年度)
- 提出書類:コンピテンシー評価書・個人評価書・自己推薦書
- 第2次選考の当日の流れ(2026年11月15日の時間割)
- 併願のルール
- 令和8年度の結果(志願者数・合格者数)
- 北海道大学のフロンティア入試の倍率(令和8年度・選考の段階ごとの人数)
- フロンティア入試に合格しなかった場合の一般選抜(令和9年度の日程)
- 過去の課題論文の要約(フロンティア入試案内)と試験成績の開示
- 文系の学部を志望する場合(国際総合入試・帰国生徒選抜)
- 学年別の準備の進め方
- 合格に向けた対策のポイント
- よくある質問
- まとめ
- 関連記事
- 参考資料
北海道大学のフロンティア入試とは
この節の答え総合型選抜はフロンティア入試の名前で理系の一部の学部・学科だけで実施し、TypeⅠとTypeⅡに分かれ、学校推薦型選抜はありません。
北海道大学の総合型選抜は「フロンティア入試」という名前で実施されています。出願書類と選抜方法の違いによって、TypeⅠとTypeⅡに分かれます。
TypeⅠは書類と面接(医学部保健学科と水産学部以外は課題論文か総合問題も)に加えて大学入学共通テストの成績で最終合格を判定し、TypeⅡは書類と数学・理科の適性試験、面接で合否が決まります。
| 項目 | TypeⅠ | TypeⅡ |
|---|---|---|
| 募集人員(令和9年度) | 74人 | 63人 |
| 実施する学部 | 理学部 地球惑星科学科、医学部、歯学部、工学部の2コース、獣医学部、水産学部 | 理学部と工学部の7学科等 |
| 大学入学共通テスト | 指定された教科・科目をすべて受験することが出願要件。成績は最終合格の判定に使う | 選考には使わない(合格して入学手続をした人は自己採点結果を提出) |
| 第1次選考 | 出願書類。どの学部・学科でもコンピテンシー評価書が使われる | 調査書、個人評価書、自己推薦書(応用物理工学コースは調査書と自己推薦書) |
| 第2次選考 | 課題論文(地球惑星科学科は総合問題)と面接。医学部保健学科と水産学部は面接だけ | 数学・理科の適性試験(450点)と面接 |
| 最終合格発表 | 2027年2月9日(予定) | 2026年12月8日(予定) |
| 区分 | 実施する学部・学科等 |
|---|---|
| TypeⅠ(共通テストを利用) | 理学部 地球惑星科学科/医学部 医学科/医学部 保健学科(看護学・放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学・作業療法学の5専攻)/歯学部/工学部 応用理工系学科(応用マテリアル工学コース)・環境社会工学科(社会基盤学コース)/獣医学部/水産学部 |
| TypeⅡ(大学独自の適性試験) | 理学部 数学科・物理学科・化学科・生物科学科(高分子機能学専修分野)/工学部 応用理工系学科(応用物理工学コース)・機械知能工学科・環境社会工学科(環境工学コース) |
要項には「下表の学部・学科等以外の学部等では、フロンティア入試(総合型選抜)の募集は行いません」とあり、文学部、法学部、経済学部、薬学部、農学部などでは実施していません。学校推薦型選抜は全学部で実施していません。
このほか、IB資格やSAT・AP Testの成績を要件とする「国際総合入試」がありますが、フロンティア入試とは試験日が同じため併願できません。
出典
北海道大学「令和9(2027)年度 学生募集要項 フロンティア入試(総合型選抜)」(令和8年5月29日公表)、「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」。要項によると、不測の事態で選抜方法などが変わる場合は北海道大学のウェブサイトで公表されます。要項と書類の様式は北海道大学 フロンティア入試のページに掲載されています。
募集人員(令和9年度・学部・学科別)
この節の答え令和9年度はTypeⅠが74人、TypeⅡが63人で、最も多いのは水産学部の20人です。
| 区分 | 学部・学科等 | 募集人員 |
|---|---|---|
| TypeⅠ | 理学部 地球惑星科学科 | 5人 |
| TypeⅠ | 医学部 医学科 | 5人 |
| TypeⅠ | 医学部 保健学科 看護学専攻/放射線技術科学専攻 | 7人/7人 |
| TypeⅠ | 医学部 保健学科 検査技術科学専攻/理学療法学専攻/作業療法学専攻 | 5人/4人/3人 |
| TypeⅠ | 歯学部 | 5人 |
| TypeⅠ | 工学部 応用マテリアル工学コース/社会基盤学コース | 4人/4人 |
| TypeⅠ | 獣医学部(共同獣医学課程) | 5人 |
| TypeⅠ | 水産学部 | 20人 |
| TypeⅠ | 計 | 74人 |
| TypeⅡ | 理学部 数学科 | 13人 |
| TypeⅡ | 理学部 物理学科/化学科 | 11人/11人 |
| TypeⅡ | 理学部 生物科学科(高分子機能学専修分野) | 3人 |
| TypeⅡ | 工学部 応用物理工学コース | 15人 |
| TypeⅡ | 工学部 機械知能工学科/環境工学コース | 5人/5人 |
| TypeⅡ | 計 | 63人 |
合格者が募集人員に満たない場合、欠員は一般選抜に回ります。医学部・歯学部・水産学部は学部別入試の前期日程、理学部・工学部・獣医学部は後期日程の募集人員に加えられます。
入学後の1年次はどの学部・学科も総合教育部で学びます。水産学部は3年次から函館キャンパスで学びます。
大学入学共通テストの扱い(TypeⅠとTypeⅡで違う)
この節の答えTypeⅠは指定教科の受験が出願要件で目安の得点で最終合格を判定し、TypeⅡは選考に共通テストを使いません。
TypeⅠは、令和9年度大学入学共通テストで指定された教科・科目をすべて受験することが出願要件です。成績は「最終合格者とするための判定にのみ用います」とされ、学部・学科ごとの目安の得点に達した人が最終合格の対象になります。
| 学部・学科等(TypeⅠ) | 受験が必要な教科 | 目安(要項の記載) |
|---|---|---|
| 理学部 地球惑星科学科 | 数学、理科2科目、外国語 | 600点満点中450点程度 |
| 医学部 医学科 | 国語、地歴・公民、数学、理科(物理と、化学か生物)、外国語 | 900点満点中、合格基準点720点以上 |
| 医学部 保健学科(5専攻) | 国語、地歴・公民、数学、理科2科目、外国語 | 900点満点中600点程度 |
| 歯学部 | 国語、地歴・公民、数学、理科2科目、外国語 | 900点満点中670点程度 |
| 工学部 応用マテリアル工学コース | 数学、理科2科目、外国語 | 800点満点中520点程度 |
| 工学部 社会基盤学コース | 数学、物理 | 300点満点中210点程度 |
| 獣医学部 | 数学、理科2科目、外国語 | 600点満点中480点程度 |
| 水産学部 | 数学2科目・理科4科目から3科目(出願時に選び、変更不可)、英語(リーディングのみ) | 400点満点中280点程度 |
理科の指定科目は学科ごとに違います。TypeⅡは選考に共通テストを使いません。ただし、合格して入学手続をした人は、一般選抜(後期日程)で志望学科が指定する共通テストの教科・科目の自己採点結果を提出することになっています。
出願要件(専願・卒業年度・履修科目・英語資格)
この節の答え合格したら入学を確約できる人が対象で、多くの学科で数学Ⅲや物理などの履修が要り、医学科と歯学部は学習成績概評Aが要件です。
全学部共通:合格したら必ず入学する
出願できるのは「合格した場合、入学を確約できる者」に限られます。卒業年度は、原則として2027年3月に高校を卒業する見込みの人です。
応用マテリアル工学コース(TypeⅠ)と、数学科・物理学科・高分子機能学専修分野・応用物理工学コース・環境工学コース(TypeⅡ)は、2026年3月に卒業した人も出願できます。
高校で履修している科目
| 学部・学科等 | 履修が必要な科目 |
|---|---|
| 理学部 地球惑星科学科 | 物理または化学 |
| 医学部 医学科、保健学科 放射線技術科学専攻 | 物理・化学・生物のうち、物理を含む2つ |
| 保健学科 理学療法学専攻、歯学部、獣医学部 | 物理・化学・生物のうち2つ |
| 工学部 応用マテリアル工学コース | 物理・化学・生物・地学のうち、物理か化学を含む2つ |
| 水産学部 | 数学Ⅲと、物理・化学・生物のうち2つ |
| 理学部 数学科 | 数学Ⅲ |
| 理学部 物理学科、工学部 応用物理工学コース | 数学Ⅲと物理 |
| 理学部 化学科 | 数学Ⅲ、物理、化学 |
| 理学部 高分子機能学専修分野 | 数学Ⅲ、物理、化学のうち、数学Ⅲを含む2つ |
| 工学部 機械知能工学科 | 数学Ⅲと物理、さらに化学・生物・地学のうち1つ以上 |
| 保健学科 看護学・検査技術科学・作業療法学専攻、社会基盤学コース、環境工学コース | 指定なし |
物理・化学・生物は、応用マテリアル工学コースと応用物理工学コースを除く学科で「物理基礎、物理」のように基礎科目を含む形で指定されています。学校設定科目で代わりに学んでいる場合も含まれます。
数学科・物理学科・高分子機能学専修分野・応用物理工学コースは、指定科目を履修していなくても、履修した人と同等の学力があると高校が認めた人は出願できます(応用物理工学コースは高校の判断を記した文書を調査書に同封、ほかの3つは個人評価書に記載)。応用マテリアル工学コースも、指定科目を履修できない人は、同程度の学力があるかの判断を高校の先生が別の文書で述べる形で出願できます。
評定・英語資格
評定平均の数値の基準は要項に記載がありません。医学部医学科と歯学部は、調査書の学習成績概評がAであることが要件です。英語の資格・検定試験が必要なのは次の3つです。
- 理学部 地球惑星科学科:実用英語技能検定2級以上、またはTOEIC L&R 600点以上
- 工学部 社会基盤学コース:TOEIC L&R 550点、TOEFL iBT 42点、TOEFL ITP 460点、実用英語技能検定2級のいずれか以上
- 理学部 物理学科:実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TOEFL iBTなどでCEFR B1レベル以上
TOEIC L&R(地球惑星科学科・社会基盤学コース)、TOEFL iBT・TOEFL ITP(社会基盤学コース)、物理学科のGTEC・IELTS・TOEFL iBT・TOEICは2024年10月1日以降、物理学科のTEAPとDuolingo English Testは2025年4月1日以降に受験したスコアだけが有効です。社会基盤学コースのTOEFL iBTは、Test Dateスコアを使います。
選考方法:TypeⅠ(書類・面接・課題論文+共通テスト)
この節の答え第1次選考は書類でコンピテンシー評価書が使われ、第2次選考は課題論文と面接で、共通テストが目安に届かないと最終合格になりません。
第1次選考は出願書類で行い、どの学部・学科でもコンピテンシー評価書が使われます。第2次選考では課題論文(地球惑星科学科は総合問題)と面接を課します。医学部保健学科と水産学部は面接だけです。
| 学部・学科等 | 第1次選考(書類) | 第2次選考 |
|---|---|---|
| 理学部 地球惑星科学科 | 調査書・自己推薦書75点、コンピテンシー評価書25点 | 総合問題75点、面接25点 |
| 医学部 医学科 | 調査書20点、コンピテンシー評価書80点 | 課題論文40点、面接(MMI形式を含む)とコンピテンシー評価書60点 |
| 保健学科 看護学・検査技術科学専攻 | 調査書・コンピテンシー評価書50点、自己推薦書50点 | 面接100点 |
| 保健学科 放射線技術科学専攻 | 調査書・自己推薦書50点、コンピテンシー評価書50点 | 面接100点 |
| 保健学科 理学療法学専攻 | 調査書・コンピテンシー評価書60点、自己推薦書40点 | 面接100点 |
| 保健学科 作業療法学専攻 | 調査書30点、コンピテンシー評価書30点、自己推薦書40点 | 面接100点 |
| 歯学部 | 調査書20点、コンピテンシー評価書80点 | 課題論文50点、面接50点 |
| 工学部 応用マテリアル工学コース | 調査書60点、コンピテンシー評価書・自己推薦書・諸活動の記録40点 | 課題論文と面接100点 |
| 工学部 社会基盤学コース | 調査書50点、コンピテンシー評価書・自己推薦書・英語能力・諸活動の記録50点 | 課題論文50点、面接50点 |
| 獣医学部 | 調査書・自己推薦書・諸活動の記録50点、コンピテンシー評価書50点 | 課題論文50点、面接50点 |
| 水産学部 | 調査書・個人評価書・コンピテンシー評価書50点、自己推薦書・諸活動の記録50点 | 面接100点 |
課題論文と総合問題には、英文や数式、理科の公式など高校で学ぶ内容が含まれることがあり、面接では口頭試問などによる基礎学力の判定も行われます。地球惑星科学科は、日本地学オリンピックの一次予選を過去2年間に通過した人が希望すれば、その結果を総合問題の点数に換算します。
第2次選考に合格しても、共通テストが目安に届かなければ最終合格にはなりません。
選考方法:TypeⅡ(数学・理科の適性試験と面接)
この節の答え第1次選考は書類で、第2次選考は数学・理科の適性試験450点と面接で、適性試験の出来が合否を大きく左右します。
第1次選考は調査書、個人評価書、自己推薦書で行います(応用物理工学コースは調査書と自己推薦書)。第2次選考の適性試験は、前半60分が計算を主とする数学の基本問題(共通問題)、後半120分が数学・理科の論述問題(選択問題)で、どの学科も450点です。
| 学部・学科等(TypeⅡ) | 適性試験(450点)の内訳 | 面接 |
|---|---|---|
| 理学部 数学科 | 共通問題 数学150点、選択問題 数学300点 | 150点 |
| 理学部 物理学科 | 共通問題 数学150点、選択問題 数学60点・物理180点・化学60点 | 250点 |
| 理学部 化学科 | 共通問題 数学150点、選択問題 物理150点・化学150点 | 100点 |
| 理学部 高分子機能学専修分野 | 共通問題 数学150点、選択問題 数学50点・物理と化学250点 | 300点 |
| 工学部 応用物理工学コース | 共通問題 数学100点、選択問題 数学100点・物理250点 | 50点 |
| 工学部 機械知能工学科 | 共通問題 数学150点、選択問題 数学100点・物理150点・化学50点 | 200点 |
| 工学部 環境工学コース | 共通問題 数学150点、選択問題 数学・物理・化学の組み合わせで300点 | 200点 |
出題範囲は、数学が数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C(数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」、数学Bは「数列」、数学Cは「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」)、物理が物理基礎及び物理(力学・波動・熱・電磁気)、化学が化学基礎及び化学です。第1次選考の配点は合計100点なので、適性試験の出来が合否を大きく左右します。
日程(令和9年度)
この節の答え出願書類は9月9日〜15日必着、第2次選考は11月15日、最終合格発表はTypeⅡが12月8日、TypeⅠが2027年2月9日の予定です。
| 項目 | TypeⅠ | TypeⅡ |
|---|---|---|
| インターネット出願登録・検定料の支払い | 2026年9月1日(火)10時〜9月14日(月)17時 | 同じ |
| 出願書類の郵送(出願期間) | 2026年9月9日(水)〜9月15日(火)17時 必着 終了 | 同じ |
| 第1次選考結果発表 | 2026年10月27日(火)16時(予定) | 同じ |
| 第2次選考 | 2026年11月15日(日) | 同じ |
| 第2次選考結果発表 | 2026年12月8日(火)16時(予定) | ― |
| 最終合格発表 | 2027年2月9日(火)16時(予定) | 2026年12月8日(火)16時(予定) |
| 入学手続期間 | 2027年2月9日(火)〜2月15日(月)17時 | 2026年12月8日(火)〜12月14日(月)17時 |
「終了」の印が付いた日程は、この年度の受付がすでに終わっています。次の年度の日程は、大学の公式サイトの入試情報で確認してください。
TypeⅠの第2次選考合格者は、2026年12月8日(火)〜12月14日(月)に大学入学共通テストの成績請求のための手続き(方法は第2次選考結果の発表にあわせて大学が指示)を行い、2027年1月16日(土)・17日(日)の共通テストの成績で最終合格が決まります。第2次選考の会場は、水産学部が函館キャンパス、それ以外は札幌キャンパスです。
入学検定料は17,000円で、第1次選考で不合格になると13,000円が返還されます。
提出書類:コンピテンシー評価書・個人評価書・自己推薦書
この節の答えTypeⅠでは高校の先生がコンピテンシー評価書をWebで入力し、先生の申請は7月1日〜9月14日なので早めに相談します。
| 書類 | 作成者 | 提出する学部・学科等 |
|---|---|---|
| 調査書 | 高校 | 全学部・学科 |
| コンピテンシー評価書 | 高校の先生(専用のWebシステムで入力) | TypeⅠの全学部・学科 |
| 個人評価書 | 高校の先生 | 水産学部と、TypeⅡ(応用物理工学コースを除く) |
| 自己推薦書 | 本人 | 歯学部を除く全学部・学科 |
| 諸活動の記録 | 本人 | 医学部医学科、応用マテリアル工学コース、社会基盤学コース、獣医学部、水産学部 |
| 英語能力に関する証明書(原本) | 本人 | 地球惑星科学科、物理学科、社会基盤学コース |
このほか、高校の先生が所定様式で作る「学業に関する資料」(調査書の参考情報)を、応用マテリアル工学コース・獣医学部・水産学部・応用物理工学コースを除く学部・学科等で調査書に同封します。地球惑星科学科で日本地学オリンピックの結果を使う人は、個人成績証明書(原本)も提出します。
コンピテンシー評価書は、高校での多様な活動を、学部・学科が定める評価軸に沿って高校の先生が多段階で評価する書類です。先生が2026年7月1日(水)から9月14日(月)までに北海道大学へメールで利用を申請し、IDとパスワードは1校につき1アカウント、申請確認後7日以内に郵送で届きます。
先生が入力・印刷して厳封したものを、志願者が他の書類と一緒に提出します。
早めに先生に相談する
要項には、IDの発行にも評価の入力にも時間がかかるので、志願者はなるべく早めに先生に相談するよう書かれています。TypeⅠを考えている人は、夏休み前に担任の先生に伝えておきましょう。
自己推薦書と諸活動の記録は、学部・学科の所定様式をフロンティア入試のページからダウンロードして本人が作成します。出願期間後の追加提出や差し替えは認められません。
書き方は自己推薦書の書き方と活動報告書の書き方が参考になります。
第2次選考の当日の流れ(2026年11月15日の時間割)
この節の答え受験票は10月30日17時までに掲載される予定で、当日は印刷した受験票と身分証を持参します。午前に課題論文や適性試験、午後に面接がある学科が多くあります。
受験番号は2026年10月下旬にインターネット出願登録サイトを通じて通知されます。第1次選考の合格者は、10月30日(金)17時までに掲載される予定の受験票をダウンロードし、第2次選考の当日は、A4サイズで印刷した受験票と身分証(学生証など)を持参します。
要項にある時間割は次のとおりです。
| 学部・学科等 | 課題論文・総合問題・適性試験 | 面接の開始 |
|---|---|---|
| 理学部 地球惑星科学科 | 総合問題 10:00〜12:00(120分) | 13:30〜 |
| 医学部 医学科 | 課題論文 9:00〜10:00(60分) | 10:15〜 |
| 医学部 保健学科(5専攻) | なし | 9:30〜 |
| 歯学部 | 課題論文 9:30〜12:00(150分) | 13:30〜 |
| 工学部 応用マテリアル工学コース・社会基盤学コース | 課題論文 9:30〜11:30(120分) | 13:30〜 |
| 獣医学部 | 課題論文 9:30〜11:30(120分) | 13:00〜 |
| 水産学部 | なし | 9:30〜 |
| TypeⅡの7学科等 | 適性試験 共通問題 9:00〜10:00(60分)、選択問題 10:30〜12:30(120分) | 13:30〜 |
どの学部・学科等も、試験の前に15分(水産学部は20分)の諸注意の時間があります。集合時刻や会場の詳細は受験票で知らされ、医学部保健学科は面接開始時刻を、水産学部は受験者数に応じて集合時刻を変更する場合があります。
面接の終了時刻は前もって知らされないため、要項は帰りの交通機関の計画に余裕を持たせるよう求めています。
学校保健安全法などで出席停止とされる感染症にかかり、試験日までに出席停止期間が終わっていない人は受験できず、追試験は行われません。
併願のルール
この節の答え出願できるのは1つの学部・学科等だけで、国際総合入試などとも併願できず、合格したら入学することが前提です。
- フロンティア入試で出願できるのは1つの学部・学科等だけ。出願後に志望先を変えることもできない
- フロンティア入試、国際総合入試、帰国生徒選抜、私費外国人留学生(学部)入試は試験日が同じため、併願できない
- 最終合格者は、特別な事情で2027年2月15日(月)17時までに理由を付けた1「入学辞退届」を出した場合を除いて、北海道大学や他の国公立大学・学部(独自日程の公立大学・学部を除く)を受験しても合格者にならない
専願の入試なので、合格したら入学することが前提です。不合格に備えて、一般選抜の準備を並行して進めます。
令和8年度の結果(志願者数・合格者数)
この節の答え令和8年度は志願者317人・最終合格者106人で、TypeⅠでは最終合格者が募集人員を下回った専攻が多くありました。
北海道大学が公表した令和8年度の実施状況です。全体では志願者317人、最終合格者106人でした。
| 学部・学科等 | 募集人員 | 志願者数 | 最終合格者数 |
|---|---|---|---|
| TypeⅠ 理学部 地球惑星科学科 | 5 | 17 | 5 |
| TypeⅠ 医学部 医学科 | 5 | 10 | 3 |
| TypeⅠ 保健学科 看護学/放射線技術科学 | 7/7 | 5/6 | 2/2 |
| TypeⅠ 保健学科 検査技術科学/理学療法学/作業療法学 | 5/4/3 | 7/11/1 | 5/2/1 |
| TypeⅠ 歯学部 | 5 | 7 | 3 |
| TypeⅠ 工学部 応用マテリアル工学/社会基盤学 | 4/4 | 12/6 | 5/2 |
| TypeⅠ 水産学部 | 20 | 45 | 13 |
| TypeⅠ 小計 | 69 | 127 | 43 |
| TypeⅡ 理学部 数学科 | 13 | 49 | 14 |
| TypeⅡ 理学部 物理学科/化学科 | 14/11 | 19/29 | 10/11 |
| TypeⅡ 理学部 高分子機能学専修分野 | 3 | 9 | 3 |
| TypeⅡ 工学部 応用物理工学/機械知能工学/環境工学 | 15/5/5 | 40/21/23 | 15/5/5 |
| TypeⅡ 小計 | 66 | 190 | 63 |
| 合計 | 135 | 317 | 106 |
TypeⅠは、11の学部・学科等のうち8つ(医学科、看護学・放射線技術科学・理学療法学・作業療法学専攻、歯学部、社会基盤学コース、水産学部)で最終合格者が募集人員を下回りました。このうち看護学専攻と作業療法学専攻は志願者数が募集人員より少なく、ほかの6つは第2次選考の合格者より最終合格者が少なくなっています。
TypeⅠは第2次選考の後に共通テストの成績で最終合格を判定します。令和8年度の表に獣医学部はなく、物理学科の募集人員も令和9年度(11人)とは異なります。
北海道大学のフロンティア入試の倍率(令和8年度・選考の段階ごとの人数)
この節の答え令和8年度の大学公表の倍率(志願者数÷募集人員)は全体2.3倍、TypeⅠ1.8倍、TypeⅡ2.9倍で、TypeⅠでは第2次選考の合格者63人のうち43人が最終合格しました。
北海道大学が公表した令和8年度の入学試験実施状況表(フロンティア入試)には、志願者数と最終合格者数のほかに、倍率、第1次選考の合格者数、第2次選考の受験者数と合格者数が載っています。表の倍率は志願者数を募集人員で割った数で、全体2.3倍、TypeⅠ1.8倍、TypeⅡ2.9倍でした。
令和8年度(2026年度)入試は、2026年4月に入学する人を対象にした入試です。
志願者数を最終合格者数で割ると、全体、TypeⅠ、TypeⅡのいずれも3.0倍です(東京修学館の計算。志願者数÷最終合格者数・小数第2位を四捨五入)。
最終合格者が募集人員に満たなかった学科では、大学の倍率のほうが低く出ます。
| 学部・学科等(TypeⅠ) | 倍率(大学の公表値・志願者数÷募集人員) | 第1次選考の合格者数 | 第2次選考の合格者数 |
|---|---|---|---|
| 理学部 地球惑星科学科 | 3.4倍 | 11人 | 5人 |
| 医学部 医学科 | 2.0倍 | 10人 | 5人 |
| 保健学科 看護学専攻 | 0.7倍 | 2人 | 2人 |
| 保健学科 放射線技術科学専攻 | 0.9倍 | 5人 | 5人 |
| 保健学科 検査技術科学専攻 | 1.4倍 | 5人 | 5人 |
| 保健学科 理学療法学専攻 | 2.8倍 | 8人 | 4人 |
| 保健学科 作業療法学専攻 | 0.3倍 | 1人 | 1人 |
| 歯学部 | 1.4倍 | 5人 | 5人 |
| 工学部 応用マテリアル工学コース | 3.0倍 | 10人 | 7人 |
| 工学部 社会基盤学コース | 1.5倍 | 6人 | 4人 |
| 水産学部 | 2.3倍 | 40人 | 20人 |
| TypeⅠ 小計 | 1.8倍 | 103人 | 63人 |
TypeⅠでは、第2次選考の合格者63人のうち、最終合格者は43人でした。第2次選考の合格者数より最終合格者数が少なかったのは、医学部医学科(5人と3人)、放射線技術科学専攻(5人と2人)、理学療法学専攻(4人と2人)、歯学部(5人と3人)、応用マテリアル工学コース(7人と5人)、社会基盤学コース(4人と2人)、水産学部(20人と13人)です。
TypeⅠは第2次選考の後に、共通テストの成績で最終合格を判定します。看護学専攻(志願者5人・募集人員7人)、放射線技術科学専攻(6人・7人)、作業療法学専攻(1人・3人)は、志願者数が募集人員を下回りました。
| 学部・学科等(TypeⅡ) | 倍率(大学の公表値・志願者数÷募集人員) | 第1次選考の合格者数 | 第2次選考の受験者数 |
|---|---|---|---|
| 理学部 数学科 | 3.8倍 | 49人 | 48人 |
| 理学部 物理学科 | 1.4倍 | 19人 | 19人 |
| 理学部 化学科 | 2.6倍 | 29人 | 29人 |
| 理学部 高分子機能学専修分野 | 3.0倍 | 7人 | 7人 |
| 工学部 応用物理工学コース | 2.7倍 | 39人 | 39人 |
| 工学部 機械知能工学科 | 4.2倍 | 15人 | 15人 |
| 工学部 環境工学コース | 4.6倍 | 23人 | 23人 |
| TypeⅡ 小計 | 2.9倍 | 181人 | 180人 |
TypeⅡは、志願者190人のうち181人が第1次選考に合格し、第2次選考の受験者180人のうち63人が合格しました。第1次選考の合格者数が志願者数より少なかったのは、高分子機能学専修分野、応用物理工学コース、機械知能工学科です。
物理学科の倍率は令和8年度の募集人員(14人)で割った数で、最終合格者数は「令和8年度の結果」の節の表のとおりです。
フロンティア入試に合格しなかった場合の一般選抜(令和9年度の日程)
この節の答え一般選抜の出願は前期・後期とも2027年1月25日〜2月3日で、TypeⅠの最終合格発表(2月9日)より前です。理学部・工学部の学部別入試は後期日程だけです。
北海道大学の一般選抜(令和9年度)は前期日程と後期日程に分かれ、令和9年度大学入学共通テストで北海道大学が指定した教科・科目をすべて受験していることも出願の条件です。
| 項目 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 出願期間 | 2027年1月25日(月)〜2月3日(水)午後5時必着 | 同じ |
| 第1段階選抜結果の発表 | 2027年2月9日(火)午後4時(予定) | 2027年2月26日(金)午後1時(予定) |
| 個別学力検査等 | 2027年2月25日(木)。医学部医学科と歯学部は26日(金)に面接 | 2027年3月12日(金) |
| 合格者の発表 | 2027年3月8日(月)午後4時(予定) | 2027年3月20日(土)午前9時(予定) |
後期日程の工学部は第1段階選抜を行わず、出願資格を満たした全員が個別学力検査を受けます。
総合入試と、学部別入試の医学部・歯学部は前期日程だけ、学部別入試の理学部・薬学部・工学部・農学部は後期日程だけで募集します。TypeⅡの7学科等は理学部と工学部なので、同じ学科を学部別入試で受けるなら後期日程です。
TypeⅠの最終合格発表(2027年2月9日)は、一般選抜の出願期間より後です。TypeⅡの最終合格発表は2026年12月8日です。
最終合格者が北海道大学や他の国公立大学を受験した場合の扱いは「併願のルール」の節のとおりです。
過去の課題論文の要約(フロンティア入試案内)と試験成績の開示
この節の答え過去の課題論文要約や志願者数は「フロンティア入試案内」に載り、電子版もあります。成績開示は出願時に300円を払った人が対象で、総合点・得点・順位が分かります。
北海道大学は、フロンティア入試の概要、先輩達からのメッセージ、過去の志願者数・合格者数、課題論文要約などを載せた「フロンティア入試案内」を作っています。要項では冊子の中身が「課題論文要約等」と書かれており、過去問として問題の全文が載るかは書かれていません。
電子版は北海道大学ウェブサイト「入学案内」の「資料請求・ダウンロード/過去の入試データ」のページにも掲載されています。冊子は窓口で受け取るか、入試課あてに郵送で請求します。
郵送では、郵便番号・住所・氏名を書いて270円分(速達は570円分)の切手をはった角形2号の返信用封筒を同封し、封筒の表面左下に「フロンティア入試案内請求」と朱書きします。
試験成績は、出願登録の時に開示を「希望する」にチェックし、検定料と一緒に300円を払った人に開示されます。内容は総合点、配点別の得点、出願した学部・学科等ごとの順位で、令和9年度の開示期間は2027年4月14日(水)16時〜6月30日(水)23時59分です。
インターネット出願登録サイトで開示され、郵送はされません。払込後に希望を変えることはできず、共通テストの成績は大学入試センターが開示します。
文系の学部を志望する場合(国際総合入試・帰国生徒選抜)
この節の答えフロンティア入試は文系4学部では実施されず、一般選抜以外では国際総合入試の総合入試文系(5名)と帰国生徒選抜、私費外国人留学生入試があります。
フロンティア入試は文学部・教育学部・法学部・経済学部では実施されません。令和9年度入学者選抜要項では、文系の学部に入る一般選抜以外の入試として、国際総合入試の総合入試文系(募集人員5名)と帰国生徒選抜が実施されます(ほかに日本国籍を持たない人向けの私費外国人留学生入試があります)。
国際総合入試は、国際バカロレア(IB)資格証書(DPフルディプロマ)か、SAT(ACTでも可)とAP Test(3科目以上)の成績を提出できることが要件で、2027年4月1日時点で出願資格の取得から2年以内であることも求められます。第1次選考は成績評価証明書・調査書・志望理由書・自己推薦書などの書類で行い、第2次選考は面接と成績評価証明書などで総合的に判定します。
面接は、出願書類(IBの課題論文EEか、北海道大学が課すテーマの課題論文を含む)の内容に基づいて行われます。出願書類の郵送は2026年9月14日(月)〜9月18日(金)午後5時必着、第2次選考は11月15日(日)、合格発表は12月8日(火)午後4時(予定)です。
IB資格の取得見込みの人は12月8日は条件付合格で、最終合格の発表は2027年2月9日(火)午後4時(予定)です。総合入試の入学者は1年次の終わりに学部が決まり、総合入試文系の移行先は文学部・教育学部・法学部・経済学部です。
帰国生徒選抜は、日本国籍を持つ人か日本の永住許可を得ている人で、外国で外国の学校教育を受け、外国の高校に最終学年を含めて2年以上続けて在学したことなどが要件です。大学入学共通テストを免除し、第1次選考(出願書類)と第2次選考(課題論文などと面接)で選考します。
募集人員は各学部とも若干名です。
学年別の準備の進め方
この節の答え高1・2年は履修要件を満たす科目を選び、高3はTypeⅠなら評価書を先生に早めに頼み、TypeⅡなら論述問題を練習します。
高校3年生
- 志望学科がTypeⅠかTypeⅡかを確認し、履修科目・英語資格・卒業年度の要件を要項で確かめる
- TypeⅠは、コンピテンシー評価書を書いてもらう先生に早めに伝える(令和9年度は先生の利用申請が2026年7月1日〜9月14日、出願書類の郵送が9月9日〜15日17時必着)
- 自己推薦書(学科によっては諸活動の記録)の様式をダウンロードし、夏休み中に下書きを作る
- TypeⅡは数学・物理・化学の論述問題を時間を計って解く。TypeⅠは共通テストの学習を続ける
高校1・2年生
- 数学Ⅲや物理・化学など、志望学科の履修要件を満たせる科目選択をする
- 医学部医学科・歯学部を考えている場合は、学習成績概評Aを満たせるよう成績を保つ。英語資格が必要な学科は早めに受験しておく
- 探究活動や課題研究、科学系オリンピックなど、自己推薦書や諸活動の記録に書ける活動に取り組む
令和10(2028)年度入試(2028年4月入学者を対象にした入試)では、要項で次の変更が予告されています。TypeⅡの適性試験で数学Bに「統計的な推測」が加わり、地球惑星科学科は第1次選考に諸活動の記録が加わります。
医学部保健学科は5専攻すべてで、第1次選考の配点が「調査書・コンピテンシー評価書80点、自己推薦書20点」に変わります。
合格に向けた対策のポイント
この節の答えTypeⅠは共通テストを最後まで固め、TypeⅡは配点450点の適性試験の記述力を鍛え、面接は口頭試問を前提に準備します。
- TypeⅠは共通テストを最後まで固める:第2次選考に合格しても、目安の得点に届かなければ最終合格にならない
- TypeⅡは適性試験の記述力を鍛える:450点と配点が大きい。基本問題60分と論述問題120分の形式で練習する
- コンピテンシー評価書の材料を先生に渡す:評価するのは高校の先生。活動の内容と成果を、時期が分かる形でまとめておく
- 自己推薦書は学科の「求める学生像」に合わせる:要項に学科ごとの求める学生像がある。自分の経験と学びたいことを一本の筋でつなげる
- 面接は口頭試問を前提に準備する:基礎学力の判定も行われる。医学部医学科はMMI形式を含む個人面接
面接と口頭試問の準備は面接対策と口頭試問の対策、課題論文は小論文の書き方で説明しています。
よくある質問
- Q. 北海道大学に総合型選抜はありますか?
- A. あります。「フロンティア入試」という名前で、TypeⅠ(理学部地球惑星科学科、医学部、歯学部、工学部の2コース、獣医学部、水産学部)とTypeⅡ(理学部と工学部の7学科等)に分かれています。文学部、法学部、経済学部などでは実施していません。学校推薦型選抜はありません。
- Q. 北海道大学のフロンティア入試に共通テストは必要ですか?
- A. TypeⅠは必要です。指定された教科・科目の受験が出願要件で、学部・学科ごとの目安(医学部医学科は900点満点中720点以上1など)で最終合格を判定します。TypeⅡは選考に共通テストを使いませんが、合格者は指定された教科・科目の自己採点結果を提出します。
- Q. 北海道大学のフロンティア入試の日程は?
- A. 令和9年度は、出願書類の郵送が2026年9月9日から9月15日17時必着、第1次選考結果発表の予定日が10月27日、第2次選考が11月15日です。最終合格発表の予定日はTypeⅡが12月8日、TypeⅠが2027年2月9日です。
- Q. 北海道大学のフロンティア入試は併願できますか?
- A. 出願できるのは1つの学部・学科等だけで、国際総合入試などとも併願できません。最終合格者は、特別な事情で2027年2月15日(月)17時までに理由を付けた入学辞退届を出した場合を除いて、北海道大学や他の国公立大学・学部(独自日程の公立大学・学部を除く)を受験しても合格者になりません。
- Q. 北海道大学のフロンティア入試に評定平均の基準はありますか?
- A. 評定平均の数値の基準は要項に記載がありません。医学部医学科と歯学部は、調査書の学習成績概評がAであることが要件です。19の学部・学科等のうち14で、数学Ⅲや物理などの履修が要件になっています(看護学・検査技術科学・作業療法学専攻、社会基盤学コース、環境工学コースは指定なし)。
- Q. 北海道大学のフロンティア入試の募集人員は何人ですか?
- A. 令和9年度はTypeⅠが74人、TypeⅡが63人2です。最も多いのは水産学部の20人です2。合格者が募集人員に満たない場合、欠員は一般選抜の募集人員に加えられます。
まとめ
北海道大学の総合型選抜はフロンティア入試で、理系の一部の学部・学科だけで実施されます。TypeⅠ(74人)は書類と面接(医学部保健学科と水産学部以外は課題論文か総合問題も)に共通テストを加えて最終合格を判定し、TypeⅡ(63人)は数学・理科の適性試験と面接で合否が決まります。
出願書類の郵送は2026年9月9日から15日、第2次選考は11月15日、最終合格発表の予定日はTypeⅡが12月8日、TypeⅠが2027年2月9日です。
準備の中心は、TypeⅠなら共通テストの学力と、先生が書くコンピテンシー評価書の材料づくり、TypeⅡなら数学・物理・化学の論述力です。東京修学館では、家近亮子学長が、自己推薦書の構成づくりと、課題論文・面接・口頭試問の練習を無料相談でお手伝いしています。
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参考資料
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