小論文対策はいつから?学年別の始め方と残り期間別の計画表【学長監修】

小論文対策はいつから?学年別の始め方と残り期間別の計画表 受験の知識

最終更新: 2026-10-09 / 監修: 家近亮子(東京修学館 学長) / 出典: 文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」(令和8年5月27日付け通知)、各大学の2027年度入試の募集要項

小論文対策をいつから始めるかは、受ける入試方式と試験日から逆に数えて決めます。この記事は、2027年度入試(2027年4月入学)の日程の決まりと大学の実例をもとにしています。学年別の始め方、残り期間別の週ごとの計画、1本を書く時間と本数の目安をまとめました。書き方そのものは、小論文の書き方の記事で説明しています。

小論文対策はいつから:入試方式と試験日から逆算する

小論文対策はいつから この記事の要点
書き始めの目安
出願の3か月前
総合型・学校推薦型選抜
総合型選抜の出願
2026年9月1日以降
2027年度入試
練習の単位
書く・添削・書き直し
1本ごとに1サイクル
本数の目安
週1本・10本ほど
構成の型が身につく

総合型選抜・学校推薦型選抜では、小論文対策は出願の3か月前には書き始めるのが目安です。小論文の書き方の記事でも、週に1本書いて添削を受け、書き直すサイクルを10本ほど回すことを目安にしています。

ただし、書き始める前に、読むことや型を覚えることは早くから進められます。何月に始めるかは、受ける入試方式と、志望大学の出願日・試験日で変わります。

2027年度入試の日程の決まり(実施要項 第4)

入試の時期の全国共通の決まりは、文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」の「第4 試験期日等」にあります。入試方式ごとに、出願の受付や合格発表を始めてよい日と、教科・科目の試験を行う期間を定めています。2027年度入試(2027年4月入学)の決まりは次のとおりです。

2027年度入試の日程の決まり(小論文対策の逆算の起点)
2026年9月1日以降
総合型選抜の出願
合格発表は2026年11月1日以降
2026年11月1日以降
学校推薦型選抜の出願
合格発表は2026年12月1日以降。学校長の推薦が必要
2027年2月1日〜3月25日
一般選抜などの教科・科目の個別試験
小論文などは2月1日より前に行うこともできる
出典:文部科学省「令和9年度大学入学者選抜実施要項」第4。実際の日程は大学ごとに決まる

これは全国共通の基準で、実際の出願日と試験日は大学・学部・方式ごとに違います。総合型選抜では、出願のあとに第2次選考として小論文や面接を行う大学が多くあります。共通テストの日程も含めた全体の予定は総合型選抜のスケジュールにまとめています。

入試方式ごとの書き始めの目安

入試方式別 小論文対策を書き始める目安(2027年度入試)
入試方式日程の決まり書き始めの目安(出願の3か月前)気をつけること
総合型選抜出願 2026年9月1日以降、合格発表 11月1日以降9月に出願するなら6月ごろ出願書類(志望理由書など)の仕上げと夏が重なる。型は春のうちに覚える
学校推薦型選抜出願 2026年11月1日以降、合格発表 12月1日以降11月に出願するなら8月ごろ総合型選抜と併せて受けるなら、総合型選抜の日程に合わせて早める
一般選抜教科・科目の個別試験 2027年2月1日〜3月25日。小論文を課す日は大学の要項で確かめる小論文を課す日から逆に数える共通テスト(1月16日・17日)と教科の学習を中心にし、小論文は週の中で時間を決める
書き始めの目安は、小論文の書き方の記事の「出願の3か月前」に当てはめたもの。読むことと型を覚えることは、その前から進める

総合型選抜は、夏に志望理由書などの出願書類を仕上げる時期と、小論文の練習が重なります。型を覚える作業を春までに済ませておくと、夏は書くことと添削に時間を使えます。

一般選抜でも小論文は使われます。実施要項は、一般選抜を「学力検査、小論文等を主な資料」とする入試方法としています(第3の1(1))。国公立大学の2次試験(個別試験)や後期日程で小論文を課すかどうかと、その試験日は、大学・学部の要項で確かめます。

大学の実例で逆算する

2027年度入試の要項から、小論文を課す学部・学科がある3つの方式の日程を並べます。出願日と試験日の間が短い方式もあります。

小論文がある方式の出願と試験の日程(2027年度入試)
出願選考日・発表日
8月9月10月11月12月
慶應義塾大学 法学部FIT入試(B方式)
出願 8月3日〜9月3日/第2次選考 9月20日/合格発表 11月2日
関西大学 AO入試(法学部Ⅱ型など)
出願 9月1日〜9月7日/第2次選考 10月18日/合格発表 11月2日
上智大学 公募制(法学部など)
出願 11月1日〜11月5日/学科試問・面接 11月28日/合格発表 12月10日
各大学の2027年度入試の募集要項による。慶應義塾大学は書類の郵送が9月1日〜3日。法学部は2028年度入試からA方式とB方式を統合する予定を公表している。関西大学の第2次選考は政策創造学部が10月17日。次の年度の日程は、その年度の実施要項と募集要項で確かめる

出願の3か月前に書き始めるなら、慶應義塾大学のFIT入試は、出願開始(8月3日)から数えて5月ごろが目安です。関西大学のAO入試は6月ごろ、上智大学の公募制は8月ごろです。慶應義塾大学のFIT入試B方式は、出願の締切(9月3日)から第2次選考(9月20日)まで3週間足らずです。出願書類を仕上げてから小論文を始めるのでは、練習の時間が足りなくなります。

学年別の始め方:高1・高2と高3の春・夏・直前

小論文対策は、読む、型を覚える、書く、添削を受ける、時間を測る、の5つに分けられます。学年が進むにつれて、中心にする作業が後ろへ移っていきます。

小論文対策の学年別の始め方(総合型選抜で秋に受ける場合)
高1・高2
読む力と短く書く習慣
新書や新聞を読み、要約と短い意見文を書く。先生に見てもらう
高3の春(4〜6月)
型を覚え、出題形式を確かめる
志望校の要項と過去の出題を調べ、構成メモを作る。9月に出願するなら、6月ごろから1本目を書き、添削を受ける
高3の夏(7〜8月)
書いて、添削を受けて、書き直す
志望校と同じ形式・字数で書く。後半は時間を測る
出願から試験まで(9月〜)
本番の形式で通す
試験と同じ時間で書き、見直しの手順を決める
学校推薦型選抜や一般選抜で受ける場合は、試験日に合わせて後ろへずらす
時期ごとに中心にする作業(読む・型・書く・添削・時間)
時期読む型を覚える書く添削時間を測る
高1・高2中心少しずつ短い文章先生に見てもらうまだ
高3の春続ける中心構成メモ。9月出願なら6月ごろから1本目1本目から受けるまだ
高3の夏続ける答案で使う中心中心後半から
出願から試験まで続ける確かめる本番の形式続ける中心

高1・高2:読む力と短く書く習慣をつくる

高1・高2では、小論文の答案を何本も書くより、材料と言葉を増やすことを先にします。新書や新聞の記事を読み、要点を数行にまとめる練習が向いています。

短い意見文を書いたら、学校の先生に見てもらいます。高2の秋からは、学びたい分野の本を読み、自分の考えをメモしておくと、高3で小論文と志望理由書の両方の材料になります。

高3の春(4〜6月):型を覚え、志望校の出題形式を確かめる

新しい年度の募集要項が出始める時期です。志望校の小論文が、テーマ型・課題文型・資料型のどれか、字数と時間はいくつかを確かめます。実施要項は、大学が小論文のテーマなどを積極的に公表することが望ましいとしています(第13の3)。過去の出題を読み、練習の題をその形に合わせます。

型は、小論文の書き方の記事の三段構成から覚えます。設問に合わせた型の選び方は小論文の構成、一文目の書き方は小論文の書き出しで説明しています。この時期は、題を見て構成メモを作る練習を増やしておきます。9月に出願するなら、6月ごろから1本目を書き、添削を受けます。

高3の夏(7〜8月):書いて、添削を受けて、書き直す

夏は、志望校と同じ形式・字数で書き、添削を受けて書き直すサイクルを回す時期です。最初の数本は時間を測らずに書き、構成が崩れないことを優先します。

夏の後半からは、試験と同じ時間を測って書きます。総合型選抜を受ける場合は、出願書類の仕上げと同じ時期になるので、小論文を書く曜日を先に決めておきます。

出願から試験の直前まで:本番の形式で通す

出願のあとは、本番と同じ時間で、構成メモから見直しまでを通して書きます。新しい型を増やすより、これまでの添削で受けた指摘を一覧にして、同じ失敗をしていないかを確かめます。

面接で小論文の内容を聞かれる方式もあります。書いた答案の理由と、反対意見への答えを、口で説明できるようにしておきます。

残り期間別の計画:6か月・3か月・1か月・2週間

残りの期間は、小論文を受ける日(総合型選抜では第2次選考の日など)までで数えます。書き始めの目安(出願の3か月前)は、それより前に来ます。基準になるのは、小論文の書き方の記事の目安と同じ残り3か月の計画です。

どの計画でも、1本書いたら添削を受け、書き直すところまでを1サイクルとします。表は週ごとの目安で、学校の予定に合わせて前後してかまいません。

残り6か月の計画(例:高3の4月に始め、10月に試験を受ける)

期間中心にすること書く練習
1〜4週目志望校の要項で、小論文の有無・形式・字数・時間を確かめる。小論文の書き方の記事で三段構成の型を覚える新書や新聞の記事を読み、要点を数行で要約する
5〜8週目過去の出題を読み、テーマ型・課題文型・資料型のどれが出るかを確かめる題を見て、構成メモ(立場・理由・結論)だけを作る。時間は測らない
9〜13週目書き出しと構成の型を、自分の答案で使ってみる時間を測らずに1本書き、先生に読んでもらう
14週目からここからは残り3か月の計画と同じ週に1本書き、添削を受けて書き直す

6か月ある場合は、最初の3か月を読むことと型を覚えることにあてます。答案を何本も書く前に、構成メモを作る練習を重ねておくと、書き始めてから構成で迷う時間が減ります。

残り3か月の計画(小論文の書き方の記事の目安と同じ)

期間中心にすること書く練習
1〜2週目過去の出題の形式・字数・時間を確かめ、構成の型を一つ決める1本目を時間を測らずに書き、添削を受ける
3〜8週目週に1本、書く→添削→書き直しを回す。指摘を一覧に残す志望校と同じ形式の題を選ぶ。字数は本番と同じ
9〜11週目試験と同じ時間を測って書く。時間配分は次の節の表に合わせる書き直しも続ける。指摘の一覧で、同じ指摘が減っているかを見る
12〜13週目本番と同じ形式・時間で通して書く書いた答案と構成メモを読み返し、面接で内容を聞かれた時の説明も準備する

1本目、3〜11週目の週1本、直前の通しを合わせると、小論文の書き方の記事の目安と同じ10本ほどになります。本数を増やすより、指摘を受けた所を書き直してから次の1本に進むことを優先します。

残り1か月の計画

期間中心にすること書く練習
1週目過去の出題の形式・字数・時間を確かめ、小論文の書き方の記事で型を確認する題を見て構成メモだけを作り、先生に見てもらう
2週目時間を測って1本書き、添削を受ける指摘を受けた所を書き直す
3週目時間を測ってもう1本書き、添削を受ける前の週と同じ指摘が出ていないかを確かめる
4週目本番と同じ形式・時間で1本書く見直しの手順(語尾・立場の一致・字数)を決めておく

1か月では、10本に届きません。題は志望校の形式に近いものに絞り、1本ごとの書き直しを確実に終えます。書けない日は、構成メモだけを作ります。

残り2週間の計画

期間中心にすること書く練習
1週目の前半過去の出題の形式・字数・時間を確かめ、型を一つに決める題を見て構成メモを作る
1週目の後半時間を測って1本書き、添削を受ける構成と書き出しの指摘を優先して直す
2週目の前半指摘を受けた所を書き直す見直しの時間(60分の試験なら10分)で読み返す練習をする
2週目の後半本番と同じ時間で、構成メモから結論までを通す試験の前日は新しく書かず、答案と指摘の一覧を読み返す

2週間では、構成と時間配分を整えることに絞ります。書き方を一から変えるより、序論で立場を示す、本論の理由を段落ごとに一つにする、結論で立場を言い直す、の3点を確かめます。

1本を書く時間と本数の目安

小論文の練習は、本数を増やすより、書き直してから次の1本に進むことを優先します。1本の練習は次の流れで進めます。

小論文対策の1本の練習の流れ
1
題を選ぶ
志望校の過去の出題か、同じ形式・字数の題を選ぶ
2
構成メモを作る
立場、理由と具体例、結論を箇条書きにする
3
時間を測って書く
試験と同じ時間で、メモの順番どおりに書く
4
添削を受ける
学校の先生や塾の講師など、第三者に読んでもらう
5
書き直して記録する
指摘を受けた所を直し、指摘を一覧に残す

書く時間は試験時間に合わせる

時間を測る練習では、小論文の書き方の記事の試験時間の配分を使います。60分・600字では、設問の確認5分、構成メモ10分、執筆35分、見直し10分です。90分・1,200字では、10分、15分、50分、15分です。

志望校の試験時間がこれと違う時は、同じ比率で割り当てます。執筆に全体の5割5分から6割、構成メモと見直しにそれぞれ1割5分から1割7分(6分の1ほど)を使います。

試験時間設問の確認構成メモ執筆見直し
45分5分7分26分7分
60分5分10分35分10分
80分8分13分46分13分
90分10分15分50分15分
120分12分20分68分20分

60分と90分は小論文の書き方の記事の配分そのものです。45分、80分、120分は、同じ比率で割り当てた目安です。時間切れで結論が書けないことが最も大きな失点になるので、執筆の残り時間が10分を切ったら結論に移ります。

本数の目安:週に1本、10本ほど

本数の目安は、小論文の書き方の記事と同じく、週に1本書いて添削を受け、書き直すサイクルを10本ほどです。10本ほど回すと、構成の型が身につきます。

毎日新しい1本を書く必要はありません。添削を受けて書き直す前に次を書くと、同じ失敗をくり返しやすくなります。毎日できることは、新聞や本を読むことと、題を見て構成メモを作ることです。

志望校の試験時間で練習の配分を決める

小論文の字数と試験時間は、大学・学部・方式ごとに違います。時間を測る練習は、志望校の試験時間に合わせた配分で行います。

実施要項は、総合型選抜について、調査書などの出願書類だけでなく、ほかの評価方法を少なくとも一つ使うよう定めています(第3の1(2)③)。その評価方法は、教科・科目のテスト、共通テスト、小論文・面接等、資格・検定試験の成績です。小論文があるかどうかと形式は、志望校の要項で確かめます。

小論文の字数・制限時間と練習の時間配分の例(2027年度入試)
大学・学部(方式)字数時間練習の配分(確認・メモ・執筆・見直し)
慶應義塾大学 法学部(FIT入試B方式・総合考査Ⅱ)400字程度45分5分・7分・26分・7分
上智大学 法学部(推薦入学試験・公募制)800字60分5分・10分・35分・10分
武蔵大学 社会学部(ゼミ力重視方式)800字程度80分8分・13分・46分・13分
國學院大學 法学部 法律専攻(公募制自己推薦・AO型)1,000字程度120分12分・20分・68分・20分
関西大学 法学部(AO入試Ⅱ型)1,000字程度90分10分・15分・50分・15分
上智大学 フランス語学科(推薦入学試験・公募制)1,400字60分字数が多いため、書ける量を練習で測ってから決める
字数と時間は要項の記載による。配分は小論文の書き方の記事の比率に合わせた目安。出願する年度の要項で確かめる

同じ60分でも、上智大学の法学部は800字、フランス語学科は1,400字です。字数が多い試験は、執筆に何分かかるかを練習で測ってから配分を決めます。

指定図書や文献がある方式は、読む時間も計画に入れます。関西大学の法学部のAO入試Ⅱ型は、指定図書についての小論文です。國學院大學の法学部政治専攻は、事前に指定された文献を読んでいることを前提にした小論文です。

テーマ型・課題文型・資料型など、形式ごとの構成の違いと字数の例は小論文の構成で説明しています。

独学でできること・添削が要るところ

小論文対策のうち、読むこと、型を覚えること、構成メモを作ること、時間を測ることは、一人でも進められます。書き方の本を使う時は、1冊を通して読み、型を一つに決めます。

一人では難しいのは、自分の答案の弱い所を見つけることです。書いた本人は、言いたいことが分かっているので、説明が足りない所に気づきにくくなります。

小論文対策 独学でできることと人に見てもらうこと
作業独学でできること人に見てもらうと分かること
読む新書や新聞を読み、要約する要約が筆者の主張を外していないか
型を覚える小論文の書き方の記事で三段構成と字数の配分を覚える設問に合った型を選べているか
書く構成メモを作り、時間を測って書く立場と理由がつながって読めるか
見直す語尾・字数・誤字を確かめる読み手に主張が一言で伝わるか
書き直す指摘を一覧にして、同じ失敗を避ける直した答案で、指摘が解消されたか

添削は、学校の国語の先生や担任の先生に頼むこともできます。頼む時は、設問と字数、自分の構成メモを一緒に渡すと、構成の指摘を受けやすくなります。塾を使うかどうかの考え方は、総合型選抜の塾は行くべきかで整理しています。

始める前に確かめること

小論文対策を始める前のチェックリスト
受ける入試方式(総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜)を決めた
志望校の要項で、小論文の有無、形式、字数、時間を確かめた
出願日と小論文を受ける日から、書き始める月を決めた
過去の出題を読み、練習の題を同じ形式に合わせた
添削を頼む人と、答案を渡す曜日を決めた
指摘を書き残す一覧(ノートやファイル)を用意した
出願書類の締切と、小論文を書く週が重ならないようにした

総合型選抜の仕組みや選考の全体は、総合型選抜とはで説明しています。

よくある質問

Q. 小論文対策は高3の夏からでも間に合いますか?
A. 出願の3か月前を目安にすると、9月に出願する総合型選抜は6月、11月に出願する学校推薦型選抜は8月が書き始めです。高3の夏から始める場合、出願までは9月出願で1〜2か月、11月出願で3か月ほどです。小論文を受ける日までの残りを数え、残り1か月や3か月の計画を使います。題は志望校の形式に近いものに絞り、1本ごとの書き直しを優先します。
Q. 高1・高2から始めるなら、何をすればいいですか?
A. 読むことと、短い文章を書く習慣から始めます。新書や新聞の記事を読んで要約し、短い意見文を書いて先生に見てもらいます。答案を何本も書くより、材料と言葉を増やすことが先です。高3の春に型を覚え、志望校の出題形式を確かめます。
Q. 指定校推薦や公募推薦の小論文対策は、いつからですか?
A. 学校推薦型選抜の出願は、2027年度入試では2026年11月1日以降です。11月に出願するなら、8月ごろには書き始めるのが目安です。指定校推薦は、出願の前に高校の中での選考があることもあるので、校内選考の時期も高校に確かめます。小論文を課すかどうかと形式は、大学の要項で確かめます。
Q. 一般選抜(国公立大学の2次試験や後期日程)の小論文は、いつから対策しますか?
A. 一般選抜の教科・科目の個別試験は、2027年度入試では2027年2月1日から3月25日の間です。小論文を課す日は、大学の要項で確かめます。その日から逆に数え、共通テストと教科の学習を中心にしながら、小論文は週の中で書く時間を決めて、添削と書き直しを続けます。
Q. 小論文は毎日書いたほうがいいですか?1日何本書けばいいですか?
A. 毎日新しい1本を書く必要はありません。目安は、週に1本書いて添削を受け、書き直すサイクルを10本ほどです。書き直す前に次を書くと、同じ失敗をくり返しやすくなります。毎日できることは、新聞や本を読むことと、題を見て構成メモを作ることです。
Q. 小論文対策は何から始めればいいですか?
A. 志望校の要項で、小論文の形式・字数・時間を確かめることから始めます。次に、三段構成の型を覚え、題を見て構成メモを作る練習をします。そのあと、時間を測らずに1本書いて添削を受けます。書き方は「小論文の書き方」の記事で説明しています。

まとめ

総合型選抜・学校推薦型選抜では、小論文対策は出願の3か月前には書き始めるのが目安です。2027年度入試では、総合型選抜の出願が2026年9月1日以降、学校推薦型選抜の出願が11月1日以降です。一般選抜の教科・科目の個別試験は2027年2月1日から3月25日の間で、小論文を課す日は大学の要項で確かめます。高1・高2は読むことと短く書く習慣、高3の春は型と出題形式、夏からは時間を測って書き、添削を受けて書き直します。

東京修学館では、小論文の構成づくりから添削までのご相談を、無料相談でお受けしています。書き方は「小論文の書き方」、構成の型は「小論文の構成」の記事もあわせてご覧ください。

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