「看護師を目指したい。看護学部の総合型選抜はどう対策する?」――看護志望の受験生・保護者のために、慶應義塾大学博士・敬愛大学特任名誉教授の家近亮子学長が、看護学部の総合型選抜を徹底解説します。出願要件・看護適性のアピール法・小論文テーマ・面接質問まで網羅。
📑 この記事の目次
看護学部の総合型選抜とは

看護学部の総合型選抜は、学力試験では測れない「看護師としての適性」を多面的に評価します。コミュニケーション能力・共感力・倫理観・体力・継続力などが問われます。
📋 看護学部総合型選抜の特徴:
・面接重視(個人面接・グループ面接両方ある場合多数)
・小論文は医療・看護倫理が中心
・ボランティア経験が高評価
・基礎学力(理科・国語)も評価対象
看護学部総合型選抜の出願要件
看護学部の総合型選抜で求められる主な出願要件は以下の通りです。
- 評定平均3.8〜4.3(大学・コースにより)
- 看護への明確な志望動機
- 医療・福祉系ボランティアや病院見学の経験
- 志望理由書(800〜1,500字)
- 活動報告書(高校時代の取り組み)
- 健康診断書(学部により)
看護への適性をアピールする方法
看護学部総合型選抜では、看護師としての適性を示すエピソードが鍵となります。以下の経験が高く評価されます。
- 病院・介護施設・障害者施設でのボランティア
- 看護体験プログラム・オープンキャンパス参加
- 部活動でのチームワーク・後輩指導の経験
- 家族・親族の看護・介護を支えた経験
- 心理学・生命倫理に関する自主研究
- 保健委員・赤十字奉仕団等の活動
💡 注意:「人の役に立ちたい」だけでは弱い。具体的な体験と、そこから何を学び・どう成長したかをセットで語ることが重要です。
看護学部の小論文 頻出テーマ
看護学部の小論文は、看護倫理・チーム医療・社会医療がテーマの中心です。
- 看護師の役割と医師との連携
- 高齢化社会と在宅看護の重要性
- 終末期医療・緩和ケア
- チーム医療と多職種連携
- コロナ禍で見えた医療従事者の役割
- 患者の権利と看護師の責任
- 少子高齢化と医療人材の確保
- 看護師の働き方改革
看護学部の面接で問われること
看護学部の面接では、適性・志望動機・コミュニケーション能力が試されます。
- 「看護師を志したきっかけは?」
- 「看護師に必要な資質は何だと思いますか」
- 「ストレスの多い職場でどう対処しますか」
- 「患者から理不尽な要求を受けたら?」
- 「医師と意見が対立した場合、どうしますか」
- 「最近気になった医療ニュースは?」
- 「10年後どんな看護師になっていたいですか」
- 「あなたの長所と短所を教えてください」
看護学部総合型選抜の合格者像
看護学部総合型選抜の合格者には、以下のような共通点が見られます。
- 具体的な看護体験(ボランティア・実習)の経験
- 志望理由書で「自分の原体験」と「看護師像」を結びつけている
- チームで成し遂げた経験(部活・委員会等)を語れる
- 理科(特に生物・化学)と国語の基礎学力が高い
- 面接で困難な状況への対応を冷静に答えられる
- 看護に関する書籍・ドキュメンタリーを継続的に視聴
看護学部総合型選抜 まとめ
看護学部の総合型選抜は、学力だけでなく「看護師としての適性」が問われる入試です。早期から看護現場に触れ、自分の体験を言語化し、志望理由を深く育てることが合格の鍵です。
💡 家近学長アドバイス:看護師は「相手の痛みに寄り添う仕事」。志望理由書では、あなたが他者の痛みに気づき、行動した具体的なエピソードを書きましょう。それが何より説得力を持ちます。
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